空気清浄機の掃除の方法を解説。掃除の頻度や準備するものは?

空気清浄機は空気をきれいにするものです。しかし、掃除をしないで使っていると逆効果で、健康に悪影響を及ぼすおそれもあります……! せっかくの空気清浄機を有効活用するために大切な掃除の仕方や頻度を紹介します♪

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空気清浄機が汚れるとどうなる?

部屋はもちろん、空気も清潔を保ちたいと考えている人は、多いのではないでしょうか? 気になるホコリや花粉対策のために、空気清浄機を設置している家庭も増えています。

しかし、空気清浄機の掃除はきちんとしているでしょうか? 空気清浄機の掃除をサボると、機能が低下して悪臭の原因になるおそれもありますよ……!

機能が低下する

空気清浄機が空気をきれいにできるのは、中にあるフィルターでホコリや花粉を集めているからです。空気中の汚れを取り除いて、きれいになった状態で外へ出します。

ただし、フィルターに集められた汚れは、そのままそこに溜まります。自動的に処理されることはなく、フィルターの掃除をしない限り、どんどん汚くなっていくばかりです。

ずっと掃除せずにいると、空気清浄機の機能が落ち始めます。フィルターが目詰まりすることで、汚れを取り除けなくなるというわけです!

せっかく稼働しているのに、空気がきれいにならない状態になってしまいます。

悪臭の原因にも

フィルターに溜まった汚れは「悪臭」の原因にもなります。汚れがカビの温床になり、悪臭を放つようになるからです。

このまま使い続けると、空気清浄機をつけるたびに部屋のにおいが悪化します。きれいになるどころか、不潔なにおいが広がるというわけです。

においが気になるだけでなく、フィルター内で発生したカビを部屋中に広げることにもなりかねません。清潔のために使い始めた空気清浄機が、健康に悪影響を及ぼすおそれもあるのです。

空気洗浄機を掃除する準備

掃除をするときには、事前に必要なものをそろえておくとスムーズです。空気清浄機の掃除をするときに必要なものを紹介するので、準備して掃除に臨みましょう♪

用意するもの

空気清浄機の掃除をするときには、必ず下記の3点を用意します。

●掃除機
●ぞうきん
●歯ブラシ

フィルターの掃除や、細部のホコリを取り除くのに必須の道具です。ざっと全体を掃除するだけなら掃除機とぞうきんがあれば十分ですが、細かいところまで掃除するなら歯ブラシが重宝します。

また、「アルコール除菌スプレー」や「クエン酸」があると、より清潔に仕上げられるでしょう◎

クエン酸、セスキ炭酸ソーダもあると便利

加湿機能付きの空気清浄機には、水を入れるタンクや加湿のためのフィルター、トレイがあります。常に水に触れるこれらの部品は、白い水垢がつきやすい状態です。

水垢が目立つ場合は、水洗いや歯ブラシでのこすり洗いで落とします。それでも落ちないときは「クエン酸」や「セスキ炭酸ソーダ」でつけおき洗いをすると、汚れが落ちやすくなりますよ♪

アルカリ性の汚れである水垢は、酸性の性質を持つクエン酸やセスキ炭酸ソーダと合わせると、中和して落としやすくなるのです♪

クエン酸でつけおき洗いをするには、水1Lにクエン酸大さじ3杯が目安です。2時間くらいつけおきし、最後にすすぎ洗いをすればピカピカになります。

空気洗浄機の掃除方法

空気清浄機は頻繁に掃除するものではないので、つい面倒に感じてしまいます。しかし、手順は大きく分けて4ステップのみです♪

あらかじめ掃除するときの手順を知っておくことで、スムーズに掃除できる利点もあります。

掃除機でホコリをとる

まずは掃除機で全体的なホコリを取り除きます。特に、裏側にある吸気口パネルにはホコリが付着しやすいので、念入りに吸い取ってください。

掃除機では吸い取りきれないホコリもあります。その場合には「歯ブラシ」を使ってかき出すようにホコリを取り除きましょう!

ただし、フィルターを傷つけないようにやさしく扱うことを心がけます。

外側を水拭き

しっかり絞ったぞうきんを使って、空気清浄機全体の水拭きもします。空気清浄機が集められるのは、空気中に漂っている汚れだけです。そのため、空気清浄機本体についた汚れは溜まります。

外側全体を水拭きすることで、本体に付着したホコリを落とす必要があるというわけです。フロントパネルの裏側も、静電気でホコリがつきやすいので忘れず掃除します。

拭き掃除のときには「アルコール除菌スプレー」があると、より清潔に仕上げられるでしょう。

フィルターを外して掃除

空気清浄機内部にある脱臭や集じんのためのフィルターも、外して掃除します。

ただし、メーカーによって掃除方法に違いがあるので、説明書をよく読んでから掃除をするのがおすすめです。中には「水洗いが禁止」のフィルターもあります!

水洗いができるものであれば、軽く水洗いして半日以上乾かしてから使いましょう。よく乾かすことで、清潔に使えます。

水洗いできないものは、掃除機で溜まった汚れを吸い取ります。ブラシ付きノズルや狭い場所用のノズルが便利です。ジャバラ状になっているので、一つずつ隙間のホコリをきれいに吸い取ります。

よく乾かす

フィルターを水洗いしたら完全に乾かします。湿っている状態で空気清浄機にセットすると、カビや雑菌が繁殖する原因になるからです。

完全に乾いたら元通りに戻して、空気清浄機の掃除が完了します。

フィルターの汚れをきれいにとると、空気清浄機の性能が格段にアップするためお手入れはこまめにしましょう。定期的に掃除をすれば、常に新品並みの性能で使い続けられます♪

空気洗浄機の掃除の頻度は?

空気清浄機の性能を維持するために掃除が欠かせないということがわかりました。では、どのくらいの頻度で掃除するのがベストなのでしょうか?

気になったときに簡単に掃除

基本的には気になったときに掃除をすればOKです。吸気口についたホコリが気になったらぞうきんで拭く、外側に付着したホコリが目立ち始めたらハタキでホコリを落とす、というようにします。

日常的に部屋の掃除をするときの一環として、空気清浄機のホコリを落とすようにするのがおすすめです。

目安として「1週間に1回」掃除をすると、きれいな状態をキープできます。つい忘れがちな人は、曜日を決めて掃除する習慣をつけるのもよいでしょう♪

月に1回は全体を掃除

「月に1回」ほど、内側のフィルターも含めて全体を掃除します。それ以上何もせずに放置していると、フィルターにどんどん汚れが溜まって、機能が低下し始めるおそれがあるからです。

1度汚れが細部まで溜まると掃除は難しくなってしまいます。特に、カビが発生した場合には、買い替える以外に方法がありません……!

フィルターの買い替えも決して安いものではないため、清潔に長く使い続けるためにも、定期的な掃除が大切です!

日頃からのこまめな掃除が難しい場合は?

日頃のこまめな掃除が大切だとわかっていても、忙しい毎日の中で掃除を後回しにしてしまうこともありますよね。そんなときは、家事代行サービスを使って自分の代わりにお掃除してもらうのもひとつの手。

家事代行サービス〔CaSy(カジー)〕では、空気清浄機の掃除はもちろん、水回り全般、お部屋のお掃除・お片づけまで依頼が可能。重点的に掃除してほしいところを伝えればリクエストに応えてお掃除してくれるので、「家事代行サービスを使ったことがないから不安……」という方も一度チェックしてみてくださいね♪

空気清浄機をスッキリ掃除しよう

空気をきれいにするために使っている空気清浄機ですが、掃除をサボると逆に空気が汚れる可能性があります。

フィルターの中にカビがはえて悪臭を放ったり、放出される空気とともにカビがまき散らされたりすることがあるからです。

いつまでもきれいに使い続けるには、定期的な掃除が欠かせません。外側に溜まるホコリは週1回を目安に気になったタイミングで実施し、全体の掃除は月1回ほど実施します。

汚れを溜めずにマメに掃除することで、常にきれいな状態をキープ可能ですよ♪

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