ビーズクッションの中身に100均アイテムはOK?補充の仕方などギモンに答えます
モッチリとした肌触りが魅力のビーズクッション。体にしっかりフィットしてやさしく包み込んでくれますよね。毎日のくつろぎタイムに欠かせないビーズクッションですが、長い間使っていると、どうしてもへたってきてしまいます。そんなときは、クッションの中身のビーズを補充することで再び座り心地をアップさせられます。でも補充のタイミングってなかなか見極めるのが難しいですよね。そこで今回は、ビーズクッションのビーズの補充方法について詳しく見ていきましょう!
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ビーズクッションの中身はどのタイミングで交換する?
ビーズクッションを長くずっと使っていると、中身のビーズがつぶれてクッションがへたってきてしまいますよね。
ビーズの中身を交換するタイミングは、「なんだかへたってきたな」「お尻が床に付くようになってきたな」と自分で座り心地の悪さを感じるようになったときでOK。個人差がありますが、数ヶ月〜3年の間が交換時期になります。
中身のビーズは、パウダービーズと呼ばれる発泡スチロール素材のものが多く使われています。発泡スチロールは重さがかかると潰れてしまうため、ビーズクッションも使っていくうちにどんどんへたってきてしまうのです。
ビーズクッションの中身を補充する際のポイント!
ビーズの詰め替えが可能なタイプのビーズクッションなら、中身の補充をすることができます。そもそも詰め替え可能でないタイプのクッションの中身を入れ替えるのはとてもリスキー。中身がこぼれてクッションそのものが使えなくなる可能性が高いので避けたほうがいいでしょう。
補充する方法はクッションに補充用ビーズを入れるだけでいいのですが、ビーズは発泡スチロールなので静電気でくっついてスムーズに流し込むことができません。上手に補充させるコツを確認しておきましょう。
1. 屋外で行う
まず最初にチェックしておきたいのは、ビーズを補充する場所です。
ビーズを床にこぼしてしまうと部屋が汚くなり掃除が大変になります。ビーズは静電気で床にくっつくため、ほうきで集めるのも困難。部屋中に飛び散って、掃除機で吸ってもホースにくっついてうまく吸い込むことができません。
そんな大惨事を避けるためにも、ビーズがうまく入れられるか不安な人は屋外でやるのがおすすめです。できれば1人よりも2人で補充した方が安定するので安心です。
2. 筒状の厚紙などを漏斗のように使って入れる
補充用ビーズの入った袋からそのままクッションに流し込むと、静電気で口の隙間からビーズが飛び出してしまいがち。そこでおすすめなのが、厚紙などを丸めて漏斗(じょうご)のように使って補充することです。
口が狭くなり、サラサラと少しずつ流し込むことができます。トイレットペーパーの芯を活用してもいいでしょう。
3. 量は100%まで入れ切らない
何度も補充するのは大変だからと、ビーズを多めに補充するのはNG! 中身を多く入れすぎると、クッションのジッパーを閉める際にビーズがこぼれてしまいます。せっかくきれいに補充したのに、これではだいなしですよね。
また中身が多いとクッションが変形する余裕がなく、硬くなって座り心地が悪くなってしまいます。せっかくのビーズクッションが、普通の綿クッションのようになってしまうためおすすめしません。
4. こぼれたら、掃除機で吸い取る
室内で補充をしていてビーズをこぼしてしまったら、ビーズを集めてから掃除機で吸い込みましょう。ビーズはとても小さいため、場所によっては掃除機の風で飛ばされてしまうので注意です。
ビーズを捨てる際には、自治体の分別に従いましょう。発泡スチロールは、資源ごみ、不燃ゴミ、プラごみなど自治体によってさまざまです。
100均ダイソーの《しっかりビーズ》はクッションの中身に使える?
100均のビーズはたしかに安いので魅力的ですよね。〔ダイソー〕の《しっかりビーズ》でも材質的には問題ありませんが、粒のサイズが大きいため、へたりやすくなってしまいます。
結局こまめな交換が必要になるため、はじめからビーズクッションの補充用に販売されているものを使った方がラクかもしれません。
ビーズクッションの中身はどこで販売しているの?
ビーズクッションの中身は、〔ニトリ〕などの家具店をはじめ、大きめのビーズなら〔ユザワヤ〕などの手芸品店にある場合も。各メーカー専用の補充用ビーズが販売されているため、ビーズクッションメーカーの店舗から購入することができます。
補充用のビーズを選ぶ際のポイントは?
補充用のビーズにはさまざまな種類があって、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、ビーズの選び方についてご紹介していきます。
粒のサイズ・素材で選ぶ
補充用のビーズは、0.5mmの極小サイズから4mm程度の大きいサイズなどさまざまな種類があります。
座り心地にこだわるなら、パウダービーズと呼ばれる0.5mmサイズがおすすめ。ビーズが小さければ小さいほど体に優しくフィットしてくれます。
4mm以上の大きいサイズなら、しっかりとした座り心地が実感できます。発泡ポリエチレン製のビーズなら、柔らかさを維持したままへたりにくさを実現。ビーズの交換頻度を少なくしたい人におすすめの素材です。
ビーズクッションと同じメーカーのものが安心
購入当時の使い心地を求めるなら、ビーズクッションと同じメーカーの補充用ビーズを選ぶと安心ですね。〔ニトリ〕や〔ヨギボー〕では、本体と別に補充用ビーズも販売されています。
〔無印良品〕の《体にフィットするソファ》はビーズの補充ができないタイプなので、補充用ビーズは販売されていませんのでご注意を。
おすすめの補充用ビーズ5選
ビーズクッションの補充用ビーズで人気の高いものをご紹介していきます。メーカーによってビーズの大きさや素材が違うため、口コミを参考にしていろいろ試してみるのもいいですね。
おすすめの補充用ビーズ①〔ニトリ〕
〔ニトリ〕の補充用ビーズは、ポリスチレン素材で2〜3mmサイズのものです。極小よりも2〜3mmくらいのビーズの方が補充しやすくお手頃価格なので、初心者でも手軽に補充することができます。
おすすめの補充用ビーズ②〔ヨギボー〕
アメリカのビーズクッションメーカー〔ヨギボー〕専用の補充ビーズなら、高品質のビーズクッションに生まれ変わりそうですね。〔ヨボギー〕のビーズは軽量なのにしっかりしているため使い心地抜群です。
おすすめの補充用ビーズ③〔MOGU〕
補充頻度を少なくしたい方には、〔MOGU〕のへたりにくい補充ビーズがおすすめ。発泡ポリエチレン製の直径4~6mmのビーズで、従来品の発泡ポリスチレン製に比べて粘性と柔らかさがアップし、長く使うことができます。
おすすめの補充用ビーズ④〔ハナロロ〕
《人をダメにするクッション》として商標登録されている〔ハナロロ〕の補充用ビーズは、直径1mmタイニービーズ(発泡ポリスチレン)です。他の商品よりも「静電気の発生が少ない気がする」といった口コミも多いようです。
おすすめの補充用ビーズ⑤〔FPC〕
〔FPC〕の補充用ビーズは、直径0.5~0.7mmの極小サイズ。ビーズが非常に小さいため、大きさに若干の違いはありますが、使用感には問題ありません。ビーズの補充がしやすいように、注ぎ口が出っ張ったパッケージになっています。
ビーズクッションの中身を補充して復活させよう
ビーズクッションの中身の補充方法やポイントについてご紹介しました。クッションがへたってきたなと感じたら、ビーズを補充することで見違えるように心地よさがアップします。補充方法を参考にぜひトライしてみてくださいね。
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