大切な洋服を守ってくれる影の主役、ハンガーの正しい選び方を聞いてきました!

ワンシーズンしか使わないコートやジャケット、大切な冠婚葬祭用のスーツは、着ている時間より保管している時間の方が長いですよね。そこで大切なのが、保管する環境です。保管状況が悪いと型崩れをしてしまったりシワの原因になってしまいます。そんな衣服の保管で活躍してくれるのがハンガーです。ハンガーはどれも同じでしょ? なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ハンガー専門店の〔ナカタハンガー〕さんにお話を聞いたところ、衣服の保管におけるハンガーの重要さを学ぶことができました。これは必見です!

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創業70年以上の歴史を持つハンガーひと筋の〔ナカタハンガー〕

〔中田工芸株式会社〕は、ハンガーを製造しつづけ70年以上の歴史があります。創業当初はアパレルのディスプイ用ハンガーや、 ホテル用のハンガーなどを製造していました。

その後は個人からの問い合わせが増え、2000年代にオリジナルのブランド〔ナカタハンガー〕を立ち上げます。それまでに培った技術やノウハウをしかし、家庭用や、ギフト用などに利用できるハンガーブランドとなったのだとか。百貨店やセレクトショップ、オンラインショップでも展開し、現在は青山にショールームも構えています。

3万円のハンガーも!? 〔ナカタハンガー〕のおすすめハンガー

これぞ匠の技。一枚板から作られる高級ハンガー

〔ナカタハンガー〕のハンガーは1,500円のハンガーからなんと30,000円のアイテムまでさまざまな価格帯のハンガーがそろっています。

気になるのは30,000円のハンガー、いったいどんなハンガーなのでしょうか!?

〔ナカタハンガー〕《NH-2メンズジャケットハンガースモークブラウン》32,400円(税込)

こちらの《NH-2メンズジャケットハンガースモークブラウン》は税込みで32,400円。通常のハンガーはいくつかの木のパーツをつなぎ合わせてつくられますが、こちらのアイテムは、つなぎ目のない一本物の最高級ハンガーとなります。特別な厚みの一枚の板から職人が削り出す湾曲、襟元を上品に演出するトレンチ(くぼみの部分)が高級感を漂わせます。

機能性では立体的に中心から肩先にかけて丸く作られており、ジャケットにもコートにもフィットする形に。肩先の厚みも6cm程度、人間の肩に近いサイズになっているので重みがあるものをかけても型崩れがしずらくなっています。

主にギフト用に扱われるこちらの高級ハンガー、ここまでの高級品があるとは……深い……!

NH-2/木製メンズジャケットハンガー/スモークブラウン【国産木製ハンガーメーカー中田工芸製】
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定番人気のスーツ用ハンガー

〔ナカタハンガー〕《AUT-05メンズスーツハンガーマーズブラウン》4,320円(税込)

こちらのスラックスが掛けられるセットアップ用のハンガーは、デザイン性もシンプルで機能性も兼ね備えた人気アイテムとなります。就職のお祝いや昇進のお祝いなど、ギフトとしても人気です。価格帯も4,000円代で購入ができるので、価格面、デザイン面でバランスの良い〔ナカタハンガー〕の代表的なハンガーになります。

AUT-05/w460/大きめ木製メンズスーツハンガー/マーズブラウン【国産木製ハンガーメーカー中田工芸製】
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ハンガーのプロ中のプロ〔ナカタハンガー〕さんにハンガーの選び方を教えていただきました。

ハンガーひと筋70年以上の歴史を誇る〔ナカタハンガー〕さんから、ハンガーの選び方を聞きました。

ポイント① ハンガーにも種類を知ろう

洋服にもコートやジャケットやシャツなど種類があるように、ハンガーにもその洋服にあわせた種類があります。ポイントは洋服の種類に合わせたハンガーを使うことです。

例えば今の季節に毎日着るコート、コート用のハンガーは肩先の厚みが5cm以上がよいそうです。紳士用のジャケットなら4cm以上を推奨しています。形が合わないハンガーに掛けてしまうと型崩れの原因になってしまいます。

シャツは何枚もお持ちの方が多いと思いますので、どちらかというと肩先が薄い、ハンガーラックに何十本もかけられる収納性を重視したハンガーをおすすめします。

ボトム用のハンガーは種類が多いですが、例えばこちらのような金具を押せばパカっと開き、ボトムの裾側を上にして挟んでおくタイプのものがおすすめです。裾側を上にすることにより、下に重心がかかるのでシワ取り効果も期待ができます。

ハンガー選びのポイント② 洋服に合ったハンガーのサイズを知ろう

ハンガーの最も理想的な選び方は店頭で実際に服を掛けてみることなのですが、わざわざ服を持ち込むのは面倒ですよね。そこでぴったりのハンガーサイズを知るための、洋服のサイズを測る方法を教えてもらいました!

①前開きの洋服の場合は、第二ボタンを留め、テーブルなどの平らな場所にうつ伏せの状態に広げます。

②肩の縫い目と肩の中央の縫い目が交差する場所にメジャーを当て、反対側の肩の縫い目までの直線を計ります。上記でのサイズが、お洋服の外寸の肩幅ということになります。

③外寸の肩幅サイズから、ジャケットは2~4cm、シャツは1〜2cmを差し引いたものが、ハンガーサイズの目安になります。

例)洋服の肩幅45センチの場合
45-4=41 、 45-2=43
ハンガーサイズの目安は41~43cm

スーツやコートは決して安い買い物ではありません。スーツのサイズに適したハンガーを使えば、型崩れせずにいつまでも美しい形を保つことができます。

普段なかなか意識していなかったハンガーにはそんな重要な役割があるんですね。ハンガーの世界……深いです!

お洋服に適したハンガーを使ってみましょう!

いかがでしょうか。ハンガーに注目してみると深い世界があるんですね。今回知らなかったことが多く「へぇ~っ」と感心するばかりでした。大切なスーツやコートにジャケット、洋服の型崩れや寿命を少しでも延ばすためにハンガーに注目してみてはいかがでしょうか。

今回取材にご協力いただいた〔ナカタハンガー〕さん、ありがとうございました! 〔ナカタハンガー〕の詳細はホームページをぜひご覧になってみてください。

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