外壁塗装の気泡はなぜできる?原因と対処方法を解説

外壁塗装の施工後に気泡ができるのは、施工不良が原因です。詳しい原因や気泡があるとどのようなトラブルが発生するのかについて解説。外壁塗装に気泡を発見したときの対処方法も紹介します。

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外壁塗装で気泡ができる原因

外壁塗装に気泡ができる原因はさまざまあります。ここでは、その原因について詳しく解説します。

塗装道具に不具合があった

外壁塗装にはローラーやスプレーガンといった道具を使います。使用する道具が汚れていたり、壊れていたり、道具の使い方が正しくないと気泡の原因になります。道具を正しく使うためには、作業員の技術力も必要ですが知識も必要です。

下処理が不十分だった

外壁塗装を行う前には高圧洗浄などをして外壁についた汚れを落とします。また、ひび割れや穴がある場合には修繕を行います。このようにきちんと下処理をして、気泡ができないように対策をする必要があります。下処理が不十分だと塗装の下に空気が溜まり気泡が発生する原因になります。

塗料に不純物が混入した

下処理をしっかり行って外壁をキレイにしていても、塗料の中にゴミや砂などの不純物が混ざると、気泡が発生しやすくなります。塗料の管理もしっかり行う必要があります。

塗料の希釈や塗布量が適切でなかった

塗料は原液で使用すると粘度が高すぎて、塗装できません。そこで、シンナーなどの溶剤を使って希釈して塗装を行います。希釈が正しい割合でできてないと、気泡が発生する原因にもなります。

また、塗布するときに厚く塗りすぎたり、薄く塗りすぎても気泡が発生します。希釈する割合は目安で決まっていますが、湿度や気温などによっても変える必要があり、とてもむずかしいことです。

乾燥時間が不十分だった

外壁塗装では、塗料を下塗り、中塗り、上塗りと数回に分けて繰り返して塗布します。下塗りや中塗りをしっかり乾燥させてないと、気泡ができるため、乾燥時間はしっかり確保する必要があります。

気候が適切でなかった

天気によって外壁塗装の仕上がりは大きく影響を受けます。

気温が高すぎる夏には、塗装の表側はすぐに乾きますが、内側が乾きにくい状態が発生します。また、気温が低すぎる冬には塗装の硬化に時間がかかってしまうので、塗装が乾きづらくなり、乾きにムラが発生し、気泡ができてしまうことがあります。

▼外壁塗装におすすめの時期についてはこちらをチェック

外壁塗装に気泡があるとどうなる?

外壁塗装に気泡があると、どのような問題が発生するのでしょうか。ここでは、起きる可能性のある問題について解説します。

塗膜や外壁材に雨水が侵入する

外壁塗装の気泡の穴から塗膜の間や外壁材にまで雨水が侵入することがあります。雨水が外壁材に触れることで、劣化しやすくなるため、耐久性に問題が生じます。

▼外壁の劣化についてはこちらをチェック

害虫が侵入しやすくなる

気泡があると雨水が塗膜の間に侵入し、外壁内の湿度が上昇し、高温多湿な環境ができます。高温多湿な環境は、シロアリが好む環境なので、シロアリをおびき寄せたり、巣を作られることもあります。

シロアリがいると家の耐久性の問題にもつながるため、気泡を見つけたら対処しましょう。

外壁塗装に気泡があったときの対処方法

施工業者に問い合わせをする

外壁塗装に気泡があった場合、施工を行った業者の保証の有無を確認後、問い合わせをして再施工を依頼しましょう。再施工を依頼するときには、なるべく丁寧に気泡の状態のがポイントです。

施工業者と連絡が取れないなら行政機関の相談窓口へ

外壁塗装業者の保証がないときや業者が取り合ってくれない場合、行政機関の相談窓口に問い合わせをしてみましょう

例えば、「消費生活センター」「住まいるダイヤル」などに相談できます。状況に合わせてどのような対処をすればいいかアドバイスをくれます。

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出典:ヌリカエ

外壁塗装に気泡が発生しないようにするためにも、外壁塗装業者は慎重に選びましょう。ヌリカエは、全国の外壁塗装業者が登録されており、家に関する簡単な質問に答えると自分に合った外壁塗装業者を提案してくれます。

外壁塗装から屋根塗装、家のリフォームまで電話と公式ホームページから無料で相談ができます。電話での相談は10:00〜19:00、土日祝日にも受付ているので、まずは気軽に相談してみましょう。

外壁塗装の気泡に関するQ&A

提供:LIMIA編集部

Q1. 外壁塗装に気泡ができる原因は?

A. 施工不良が原因

外壁塗装の気泡は施工不良で発生しますが、いろいろな原因があります。例えば、塗料の乾燥時間や下処理が不十分だったり、塗料の希釈率や塗布する量が適切でなかったり、道具に不具合があるなどで気泡ができます。

Q2. 外壁塗装の気泡は放置しても大丈夫?

A. 雨水が侵入して外壁材を傷める可能性がある

外壁塗装の気泡をそのままにしておくと、気泡の穴から雨水が侵入し、外壁材や塗装を傷める可能性があります。また、外壁内部の湿度が高くなり、シロアリをおびき寄せてしまうこともあります。

Q3. 外壁塗装に気泡があったらどうするべき?

A. 施工業者の保証の有無を確認後、問い合わせをする

外壁塗装に気泡があったら、施工を依頼した業者の保証の有無を確認して、保証がある場合は再施工を依頼します。万が一、保証がなかったり、業者がとりあってくれないときには、「消費生活センター」や「住まいるダイヤル」などの行政の相談窓口に問い合わせをしましょう。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年3月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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