今さら聞けない……?土鍋の基本『目止め』のやり方を紹介!

土鍋を使い始める前に「目止め」というお手入れが必要です。なぜ目止めが必要なのかという理由とともに、目止めのやり方について説明します。

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そもそも「目止め」とは?

陶器の表面には細かい凸凹があります。そのまま土鍋を使い始めることで、食材の汚れが付着して匂い移りの原因に。土鍋の「目止め」とは、料理をすることによる汚れの付着を防ぐために鍋の表面をコーティングしておくことです。

土鍋を目止めする方法

それではさっそく土鍋の「目止め」方法を解説します。

水とごはんを入れる

目止めはおかゆを作って行います。しかし、あくまで食べる目的ではなく、目止めのためだけに使います。

まずは土鍋に水を張って、茶わん1杯分ほどのご飯を入れましょう。

おかゆは、「生米から作る」というイメージがありますが、生米から作っていると時間がかかりすぎてしまうので、炊飯器に残っているご飯などを使うとよいでしょう。

準備ができたら、早速目止めの作業に入ります。

温める

次にガスに火を付けて、土鍋を温めましょう。

土鍋は温度変化に弱いので、急に強火にせず、最初は弱火にして、ゆっくりと鍋全体を温めていきます。いきなり強火にすると、大きなひびが入る原因になります。

そのまま沸騰するまで待ち、沸騰したら次は一気に強火にしましょう。強火にしたら、お米を潰しながら、1時間ほど煮立て、土鍋の中をのり状にしていきます。

放置する

完全に土鍋の中がのり状になったら、火を止めます。そのまま1~2日くらい放置しておきましょう。

鍋の中でのり状になったでんぷん質が、ゆっくりと土鍋の隙間やひびを塞いでいきます。放置したあとは、土鍋の熱が冷めたのを確認し、中身を捨て、水洗いをして乾かしましょう。

【その他】小麦粉や片栗粉でも代用OK

おかゆを作って目止めをする場合、「放置しておく時間が長い」というマイナスポイントがあります。もっと手早く目止めをしたいのであれば、小麦粉や片栗粉を代わりに使いましょう。

まずは、土鍋に水に張って、水に対して1割程度の量の小麦粉、または片栗粉を入れます。そのあと土鍋に火を付けて、弱火で沸騰するまで温めましょう。

沸騰したら火を止めて、土鍋を自然に冷まします。土鍋が冷めきったら、中身を捨てて、水洗いをして乾かします。

おかゆで目止めするのに比べて、手間もかからず時間も短く済みますね。

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