壁紙の選び方は?新築・リフォーム問わず後悔しないためのコツを解説

壁紙は選び方を間違えると部屋の雰囲気を損なってしまう重要なポイントです。基本的な選び方からリビング、トイレなどの部屋場所まで、壁紙選びのポイントを解説しています。

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壁紙の選び方は「どんな部屋にしたいか」を考えることから

新築で家を建てたりリフォームしたりする際に悩むのが壁紙の色。どんな種類を選べばいいのかわからない、色の組み合わせが多くて迷うなど、なかなか決められずにいる方もいるでしょう。

壁紙を選ぶには、まずどんな部屋にしたいかを考えることが大切です。

ツイッター(現:X)やインスタなどのSNSではユーザーのインテリアを見ることができ、部屋のイメージを膨らませられます。ライフスタイルに合わせたテイストに合うカラーや紙の材質を選ぶと、壁紙選びで失敗する可能性を減らせるでしょう。

壁紙の基本的な選び方

  • ベースはアイボリーやベージュ色で選ぶ
  • 壁紙が持つ機能性で欲しいものを選ぶ
  • 壁紙と床や天井の色合いで選ぶ

ベースはホワイトやアイボリー色を選ぶ

壁紙を選ぶ際は、ホワイトやアイボリー色を選ぶと失敗しにくいでしょう。

明るい色は清潔感や透明感のイメージを与えてくれ、光が当たることで白さが際立ってさらに部屋が明るく見えます。汚れが目立つのは嫌ということであれば、真っ白ではなくアイボリーやベージュなどの淡い色がおすすめです。

壁紙が持つ機能性で欲しいものを選ぶ

壁紙には、消臭や防汚などの機能を持つ種類があります。

そのため、部屋の用途に合わせて欲しい機能を持つ壁紙を選ぶと良いでしょう。例としては、トイレに消臭機能、寝室にマイナスイオンなどがあります。

壁紙と床や天井の色合いで選ぶ

壁と天井を同じ色にすると空間を広く見せることができるため、基本的には統一するケースが多いです。しかし、天井を高く見せたい場合や、落ち着いた空間を演出したい場合は天井と壁の色を変えると効果的。

その場合、床材との色合いも考えられると、部屋全体で調和が生まれます。

壁紙の種類と特徴

  • ビニールクロス
  • 紙クロス
  • 不織布

ビニールクロス

塩化ビニール樹脂を原料としたビニールクロスは、価格が比較的安くデザインも豊富なため、住宅の壁紙で広く使われています。防水・防汚機能や消臭機能など、機能性を持つ壁紙もあり、部屋の用途に合わせて選べるのが特徴のひとつ。

一方でホルムアルデヒド(※)が含まれる場合があるなどの懸念点もありますが、建築基準法やJIS規格による規制があるため、安全性は向上しています。

※:ホルムアルデヒドはヒトの粘膜を刺激するため、目がチカチカしたり涙が出る、鼻水が出る、のどの渇き・痛みやせきなど、シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質です(引用:東京都保健医療局

紙クロス

天然の紙を主原料とした紙クロスは、通気性が良く湿気を逃がす性質がある壁紙です。軽量で取り扱いやすく、色やデザインのバリエーションも豊富なため、部屋の雰囲気を自由に変えられます。

しかし、紙素材のため水に弱く、キッチンや洗面所などの水場で使用する際は注意が必要です。

不織布

織られていない繊維が原材料の不織布の壁紙は、伸縮性が高いため破れにくく、水に強いため濡れても伸びない特徴があります。デザインや色のバリエーションも豊富で、インテリアのスタイルに合わせて選べるのが特徴。

一方で壁紙の中でも価格が比較的高い傾向があり、デザインが凝った壁紙になるほど価格も上昇しやすい点がデメリットです。

部屋ごとの壁紙の選び方

  • リビング
  • キッチン・洗面所
  • トイレ
  • 子ども部屋
  • 寝室
  • 和室

リビング

家にいる時間のほとんどを過ごすリビングでは、飽きがこない落ち着いた色の壁紙がおすすめです。

家具や家電を多く配置する部屋のため、壁紙はシンプルにした方が目立たずにバランスを取りやすくなります。

キッチン・洗面所

水が飛び跳ねて何かと汚れる場所のため、防汚・防菌加工された壁紙がおすすめ。

凹凸のない壁紙だと、掃除がしやすくなるでしょう。

トイレ

トイレには防汚・防菌加工に加えて消臭機能がついた機能性壁紙を選ぶと、快適さをキープしやすくなります。

色は清潔感がありつつ汚れが目立たないアイボリーなどがおすすめ。色柄がついた壁紙でおしゃれな空間にしても良いでしょう。

子ども部屋

子ども部屋には、キャラクターや柄がついた壁紙が人気です。落書きしても落としやすい加工がされた壁紙なども選ぶ際のポイント。

子どもが成長した頃に変えられるよう、剥がせるタイプなどを選ぶと良いでしょう。

寝室

寝室は眠る場所なので、落ち着いた空間にしたいもの。

色味やデザインはもちろん、マイナスイオンやアレルギーカットなどの機能性を重視して選ぶのも良いでしょう。

和室

和室は柱をあえて見せる和風建築で真壁構造(しんちゅうこうぞう)になっており、柱が壁におけるアクセントの役割を担っています。

そのため、和紙や珪藻土などを使ったシンプルで主張が少ない壁紙がおすすめです。

アクセントクロスは後悔する?選び方に注意

壁紙の一部に色や柄が異なる壁紙を用いることでポイントにするアクセントクロスですが、選び方を間違えると失敗し、後悔する原因になります。

ここでは、アクセントクロスの選び方について知っておきたいことを解説します。

壁紙の一か所にだけアクセントを入れる

アクセントクロスは、部屋の特定の壁にだけ使用することで、そのエリアを強調し、部屋に演出を加えられます。

しかし、複数の壁にアクセントクロスを適用すると部屋がうるさくなり、デザインが散らかって見えてしまいます。適切なバランスを保つためには、アクセントクロスを一つの壁または特定のエリアに限定することが重要です。

常に見える位置だと飽きることも

アクセントクロスは目を引くデザイン要素であり、それが常に見える位置にあると、時間とともにその効果が薄れ、飽きてしまう可能性があります。アクセントクロスを選ぶ際には、位置と視覚的なバランスを考慮することが重要です。

例えば、テレビやアートワークなどの視覚的な焦点から離れた位置にアクセントクロスを配置することで、新鮮さを保ちながら部屋のデザインを向上できます。

壁紙のリフォームはリショップナビ

出典:リショップナビ

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壁紙の選び方に関するQ&A

提供:LIMIA編集部

ここからは、壁紙の選び方に関する疑問をQ&A形式で答えます。

Q1. 壁紙の選び方で注意することは?

A. 壁紙の色が画面上と実際に見たときとでは異なる場合がある点です

インターネットで壁紙を探していた場合、モニターの明るさや彩度によって色合いが異なる場合があります。画面を通して見た色合いが良くても、実際に見ると印象が違うこともあるため、可能であればショールームなどで実際に見ることをおすすめします。

Q2. アクセントクロスは何色がいい?

A. 部屋に与えたい印象で選ぶのがおすすめです

赤やオレンジなどの暖色は暖かい印象を与え、水色や青などの寒色は落ち着いた印象を与えます。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年10月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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