不二製油×cotta チョコレートに関するSDGsイベントを開催

持続可能なチョコレートの未来へ向けた共催イベント

カカオ豆の生産地における課題、人権・環境に配慮したサステナブルな活動の認知拡大を目的とした共催イベントが、東京都・青山にあるITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK内のラジオステーションで開催されました。

主催企業は、不二製油とcottaの2社。

お菓子づくりを通して、チョコレート産業の現状や未来へ向けた取り組みについて触れるイベントとなっています。

今回のイベントは1～3部制で実施され、未就学児～小学校低学年を中心に親子27組（54名）が参加しました！

イベントテーマの「笑顔が広がる」とは？

はじめに、イベントテーマ「笑顔が広がるチョコレートでバレンタインの贈りものを作ろう！」について、司会から説明を受けました。

チョコレートの原材料であるカカオ豆の生産地では、児童労働や貧困、森林破壊など、さまざまな課題を抱えています。そのような課題に対して、持続可能なチョコレート産業を実現すべく向き合っているのが、今回のイベントを共催した不二製油とcotta。

児童が労働を強制されたり、貧困に苦しんだりせず笑顔になれる。食べる人だけでなく、作る人にも笑顔を広げることが、今回のイベントで掲げているテーマとなっています。

パティシエが講師となってチョコレートのお菓子づくり

続いては、cottaの「【cotta手作りキット】お絵かきくまさんチョコタルト」を使ってのお菓子づくりです。

チョコレートには、不二製油の「カカオクオリー」を使用しています。

カカオクオリーは、こだわりの素材と個性を引き出す製法でつくられた不二製油のチョコレート。独自の「サステナブル・オリジン」プログラムを通して支援金を贈ることで、カカオ産地が抱えている環境・人権・生活などの課題改善に貢献できます。

イタリアのミラノで開催されたFIPGCでチョコレート部門賞に輝くほか、国内コンテストでも数々の受賞歴を持つパティシエの吉田さんを講師に招きました。

吉田さんから、チョコタルトのつくり方を熱心に教わる参加者たち。

教わったやり方を参考に、お菓子づくりがスタートしました！

湯煎されたチョコレートをタルト型に流し込み、チョコペンを使って顔を描きます。

参加者の子どもは未就学児～小学校低学年と年齢層が低めでしたが、簡単に作れるため各々でお菓子づくりを楽しんでいるようすがうかがえました。

個性が溢れるさまざまな表情のチョコタルトが並びました。

あとは冷蔵庫でチョコレートが固まるのを待つだけ。出来上がりが楽しみです♪

カカオ産地が抱える課題を動画で学ぶ

チョコレートが固まるまでの間に、今回のイベントの主旨であるカカオ産地の課題やサステナブルな取り組みについて動画で学びます。

参加者からは「カカオクオリーを食べることで、児童労働や社会課題の解決につながることが分かって勉強になった」という声が聞けました。

完成したお菓子をラッピングしてイベント終了

動画を視聴している間に冷やしていたチョコタルトが完成！バレンタイン用にラッピングを施して完成です。

日本に住んでいても、世界の労働・生活環境について触れる機会は意外と少ないもの。身近にあるチョコレートを通して、チョコレート産業が抱える課題やサステナブルな取り組みについて触れられる貴重なイベントとなりました。

＜ITOCHU SDGs STUDIOの概要＞

◆【cotta手作りキット】お絵かきくまさんチョコタルトの商品ページはこちら

※記載している情報は、LIMIA編集部の取材（2023年2月）に基づいたものです。