広々とした土間玄関を眺めてなごむ、大人の空間
Bさん夫婦は2018年、国立市の現在の住まいを購入してフルリノベーションを行った。物件は、1995年建設の築23年の中古マンション。2人暮らしには、比較的ゆったりした広さのある住まいだ。
当初、家を購入することにあまり積極的でなかったご主人は「賃貸マンションでもいいかなと。あまり持ち家について考えていませんでした」と語る。
しかし、真剣に住まいを購入しようと考え始めたきっかけは、ご主人の年齢だった。「自分の年齢では、そろそろローンが組めないかもしれないと心配になりました」。
そんな頃、リノベーションを専門に行う会社に頼んで、中古マンションをフルリノベした知人から話を聞き、それもいいかもしれないと興味がわいた。これが、いい機会になったそうだ。
住まいを探すにあたっては、まず防犯上一戸建ではなくマンション。2階以上の住戸が希望だったとのこと。
「家を買おうか、マンション買おうかと考え出す前から、リノベーションで内装をすべて変えた人の話は聞いていました。少し潔癖性なので、中古マンションでは前に人が住んでいたのがなんとなく気になる。でも、フルリノベーションをすれば全部が変わる、新しい住まいになるので、それならいいと思いました。すべて変えてしまえば新築と変わらないですから」。
そうして、気になる中古マンション探しがスタートしたが、やはり気になったのはお金のこと。そこでリノベーション専門会社のファイナンシャルプランナーと相談。いろいろとアドバイスをもらって、なんとか安心できたという。
ゼロリノベ