【雨水流出抑制のために】浸透トレンチの替わりに植樹はどうなのか?
今日は晴れたり、にわか雨が落ちてきたりと不思議な空模様でした。アトリエは、ケヤキやコナラ、ソロなど武蔵野の雑木に囲まれているので、かなり雨が降っている時でも、雨に濡れずに歩けます。
道路はかなり濡れているのに、コンクリートの土間は、全く濡れていないなんてことも、よくあります。森林は「緑のダム」だといわれますが、雑木の枝、葉だけでも、その保水力を十分感じることができます。
広い敷地に建物を建てる場合は、雨水が敷地の外に流れでないように敷地内で処理するための「雨水流出抑制施設」が義務付けられています。
地面の中に筒状の砂利層を作って、雨水を地中に浸透させるための装置で「浸透トレンチ」といいます。敷地や建物の規模によっての大きさや数が決まってきますが、わざわざ土を掘り返して、かなり大掛かりな工事になります。お金もかかりますし・・・。
前記の通り、樹木もかなりの「保水力」がありますので、庭に植えた樹木の本数で、雨水の処理量を緩和出来たりすると、緑化面積も増えますし、2酸化炭素削減の面でも効果が大きいのではないかとにわか雨をぼーっと見ながら思いました。
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