大阪府堺市南区高倉台のお客様宅、施工精度確認試験の動画
注文住宅を成功させたいと考えているすべてのお客様は、建築工事が始まると皆さま同じ気持ちになられます。
「丁寧に作って欲しい!」
この気持ちが施主の真意なのだと私は考えます。
しかし、いかにしてこの丁寧さを立証させるのでしょうか?
建築会社、ハウスメーカー側は、口をそろえて丁寧に作りますと言いますが、丁寧さを証明してほしいと言うと、誰もが口を閉ざしてしまいます。
オカモト企画では、この丁寧さを数値化することはできないのか、あるいは丁寧に作るために努力されていることを数値化できないのかと創業時に考えました。
高断熱化を推奨しているオカモト企画の建築物には、机上の断熱数値が存在しております。しかし、この数値を実物の建物で検証することはまずできません。そこで論理的にこの机上の数値に近づける方法として、施工途中で生じる無駄な隙間をいかにして無くすかに注目したのです。
机上で考えうる隙間を数値化し、実際に構造体建築後、現場にて隙間を計測することで、机上の数値との差がどれくらいになるかで断熱損失を計測できると考えたわけです。
これに数値目標を付加することで、実測時の差が作業の精度として立証できると考えたわけです。この作業の精度が職人を含め、関係する全スタッフのやる気と丁寧な作業に置き換えることができると考えたわけです。
また、程度の低い目標値ではなく、気密化された住宅の高気密化基準であるR2000程度を目標値に置くことで、一般的な高気密化住宅ではなく、また、間取りやデザインを優先しても、精度の高い加工材料とその材料が持つ基本的な断熱性能があれば、気密専用設計は必要なく、また、専用部材も必要とはしないことを立証しています。
こちらの動画の建物は、建物の大きさが約70坪程度ある、まさに展示場サイズの大きな邸宅になります。
また、2階の屋根に届くほどの大きな吹き抜けも存在しております。
建物の形は、見ての通りのかなり複雑な形をしておりますし、また、部屋と部屋のつながりに関しても、複雑に凝った造りにしております。
全く気密専用の設計を行わずに、また、専用の材料を使用することなく、このハウスメーカーの一般材料を使用して建築しております。
第一回目の測定時を動画にしておりますので、その隙間相当面積に関しては、驚愕の事実があります。
戸建て専門の住宅コンサルタント オカモト企画