“同時並行”がポイント!掃除を楽に済ませるために【掃除の順番・後編】

日頃の「掃除」を丁寧に行っていても、数日もすればまた汚れてきます。何か少しでも楽に済ませる方法はないものか……とお悩みの方へ。女性50人のルールの中に見つけた改善点を、特別に伝授しましょう。

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できるだけ手早く、効率的に進めたい日々の掃除。前編では掃除の順番に関するこだわりや掃除の基本について見ていきました。

後編では、掃除の進め方について特に意識していることや、それによってどのような効果が得られるのかについて、女性50人に対するアンケート結果をもとにご紹介します。

■目次
1. スムーズな手順で作業効率アップ!
2. 順番を意識すれば掃除が楽になる!?
3. 楽に掃除を済ませるキーワードは“同時並行”
まとめ

1. スムーズな手順で作業効率アップ!

掃除の順番に関して、スムーズに終わらせるために意識していることをみなさんに聞いてみました。

【高い場所から】

■「はたきがけをしてホウキで掃いて、水拭きをします。自然の法則に従い、ホコリがつもる順番を考えて」(50代・主婦)

■「低いところからやっても、また上から落ちてきたホコリがかぶってしまい、効率が悪いので」(40代・パート)

前編でもご紹介したように、掃除は上から下へと進めるのが基本。せっかく綺麗にした床にホコリが落ちてしまって二度手間になるようなことがないため、作業の効率アップにつながります。

【目についたところから】

■「とりあえず気になるところを先に済ませておきたいので、目についたところから始めます」(30代・主婦)

■「目についたところが、汚れやすく汚れが目立ちやすいところだからです。可能な限りその場で掃除するようにして、余裕があれば、その他のところも一緒に掃除するようにしています。奥まったところなどは週末にまとめて行うようにすると、無理なく部屋を快適に保てます」(40代・個人事業主)

特に順序を決めずに、気になったところから掃除を済ませていくという意見もありました。ひとつひとつ順番に掃除していこうと思うと、掃除のハードルも高く感じてしまいます。

気になったところをまず綺麗にしてみると、そのまま軌道に乗って他の箇所も次々と掃除が進められるという効果もあります。

また、一度に掃除しようとはせずに、汚れの少ない箇所は時間のあるときにまわすというのも実はアイデア。優先的に掃除したい箇所のみ取り組もうと割り切ることで、掃除へのストレスも軽減することができます。

【汚い・面倒なところから】

■「時間のかかる場所・かけたい場所から掃除することで、達成感があります。その流れで掃除することで、ほかの掃除もはかどります」(40代・主婦)

■「特に汚れが目立つところから始めるようにしています。そのほうが手っ取り早く、達成感があって良い」(40代・パート)

汚れているところはそのぶん時間もかかるため、はじめに片付けてしまうという方も。汚れがひどいほど、綺麗にしたときの達成感も得られます。

嫌なところや後回しにしたい面倒なところほど、先に綺麗にしておくと、その後の作業が気分良くスムーズに進められるという効果もあります。

2. 順番を意識すれば掃除が楽になる!?

掃除の順番を考えると、どんな良いことがあるのでしょう。具体的に実感している効果について聞いてみました。

【効率がよい】【時短】

■「毎回手順を考えて掃除をしていると、その手順を考えている時間がもったいなく感じます。逆に、掃除するときのおおよその順番が決まっていると、そのルーチンをこなすだけでよいので無駄な手間が少なくなり、効率よくできているように感じています」(40代・個人事業主)

■「順番が決まっていないとダラダラしながら掃除してしまいがちです。順番を決めて行うと、さっと動く事ができ、結果時短にもなっていると思います」(40代・主婦)

■「順番をきちんと決めて掃除すると掃除忘れがなく、効率が良いから。」(40代・主婦)

掃除は日頃から行うものですから、ある程度の手順を決めて習慣化してしまうことで、効率よく確実に進めることができます。二度手間になるような掃除の仕方も避けて、時短につなげましょう。

【精神的に楽】

■「自分の決めた通りにすべての掃除が終わると、スッキリする。達成感があるから」(40代・主婦)

掃除をする上で、達成感を得ることはとても重要です。ただでさえ家事はキリのない仕事ですから、モチベーションを維持することも大切なことと言えます。

思うように掃除を進められて達成感が得られれば、苦手意識も軽減されて次のやる気にもつながります。また、悩んでいても時間のロスになりますし、どんどん億劫になるばかり。決められた手順でさっと作業に移ったほうが、精神的な負担も軽減できるのです。

3. 楽に掃除を済ませるキーワードは“同時並行”

掃除を上手に進める方法について聞いてみたところ、ほかの家事と“同時並行”で掃除を進めている人が多いことがわかりました。

■「まず洗濯物を回したら、キッチンの掃除をし、洗濯が終わるまでにほかの部分を掃除する」(20代・パート)

■「時間を置いておく必要のあるもの(例えばハイターの付け置きなど)は先にやっておく。その間に、こまごまとした掃除をする。これが逆になると『待ち』の時間が生じて二度手間になる」(30代・個人事業主)

■「朝は食事の支度をしながら床のモップがけ。夕方の食事の準備をしつつ、水回りの掃除を済ませてしまいます」(40代・個人事業主)

掃除だけでなく、洗濯・料理などさまざまな家事を効率良くこなしていくためには、洗濯機が回っている「間」やお湯が沸騰する「間」など、隙間の時間を上手く利用していくことが必要です。

普段の掃除の中で、ほかの作業の合間にできそうなものがないか探してみましょう。空いた時間でこまめに掃除をすることが、最終的には時短のコツになるのです。

まとめ

掃除の手順を決めて習慣化してしまうことで、考える時間の削減や達成感のアップにつながりますし、掃除のやり忘れを防ぐこともできます。

逆に、手順を決めずに目についたところから掃除に取りかかる場合には、ルールに縛られることなく進められますし、ひとつ綺麗にしたことで掃除へのモチベーションアップもはかれます。

気になったところを気になったとき掃除をするメリットは2つ。汚れの蓄積を防ぐことができますし、ほかのことをする合間に掃除という家事を終わらせられます。自分に合った方法を見つけ、より効率的で手軽な掃除をしていきましょう!

アンケート実施期間:2017年7月12日
対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方
アンケート総数:50

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