自分でできる自転車の掃除方法|簡単お手入れでチェーンまでピカピカに
毎日乗っている間に、泥に汚れたり錆びついたりする自転車。お手入れしたいけれど、なんだか難しそうなイメージがありますよね。そこで今回は、自分でできる簡単な自転車の掃除方法をまとめて紹介します!しっかりとお手入れされたピカピカの自転車で、気持ちよく出かけましょう♪
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自転車は屋外で使用するため、泥が付着したり、雨に濡れたりしてすぐに汚れてしまいます。一方で、掃除をするのは簡単ではありません。サドルなど直接触れる場所を拭いたことがない方もいらっしゃるでしょう。細かい部品を一度外すと戻すのが大変そうで、素人が下手に触らないほうがよさそうだと感じてしまいます。
このように自転車の汚れが気になっても、なかなか掃除ができない人のために、簡単な自転車の掃除方法を紹介します。ギアやチェーンのお手入れ方法も詳しく紹介しているため、メンテナンスしたい方にもおすすめです。
■目次
1.自転車の汚れ
2.準備するもの
3.自転車の掃除(水なし)
4.自転車の洗浄
5.チェーン・ギア部分などの掃除
6.拭きあげのコツ
まとめ
1. 自転車の汚れ
自転車の汚れというと、本体に付いた泥汚れや、サドルなど外観の汚れを思い浮かべる方も多いでしょう。自転車をよく見ると細かい部品が付いており、オイルも付着しているため、チェーン部分も汚れているものです。
■泥汚れ
雨の日に自転車で走ると、自転車本体の泥汚れが気になります。通勤や通学で使っていると、雨が降る季節に乗らないわけにもいかないため、頻繁に付着しているのではないでしょうか。
■金属部分の錆び汚れ
屋外に自転車を置いていると、雨で濡れて時間の経過とともに金属部分が錆びてきます。定期的にメンテナンスをして、錆び汚れを落としていきましょう。
■チェーンやギア
チェーンやギア部分はオイルが付着し、地面との距離も近いため泥汚れが付きやすいです。何年もメンテナンスしないで乗っていると、オイルが黒く劣化し薄汚れたように変わってきます。また、錆が気になる部分でもあるでしょう。
2. 準備するもの
・ブラシやスポンジ
・バケツかホース
・中性洗剤
・ウエス
・注油用オイル
汚れた自転車本体を丸ごと洗う場合は、基本的にはこの道具さえあれば大丈夫です。洗う道具は洗車用のブラシやスポンジがあれば、それを代用することができます。環境に合わせて、水道がなければバケツを用意し、屋外に水栓があるならホースを準備しましょう。
自転車の洗浄は晴れた日に行いましょう。水分をしっかりと乾かさないと、錆びの原因になります。
■水なしの場合
水が使えない環境では、自転車丸洗いクリーナーを活用します。泡を使って自転車の汚れを浮かせ、吹き付けた泡を布でふき取るだけで洗浄が可能です。
集合住宅で水が使えないときや、水をかけると痛むパーツがあるときに使いましょう。ガラスクリーナーのような構造で、チェーンなどのパーツからサドルまで使うことができます。
3. 自転車の掃除(水なし)
■サドルの洗浄
サドルに直接、自転車丸洗いクリーナーをスプレーし、ウエスで拭き取ります。サドルにこびりついた汚れも、拭き取るだけでさっと落とすことが可能です。
■フレームの洗浄
自転車のフレームにも直接クリーナーを吹きかけて、ウエスで拭き取っていきましょう。フォームタイプはガラスクリーナーのように、フレーム部分を磨いて艶を出すことができます。
■チェーンリングの洗浄
チェーンリングにも洗浄クリーナーを吹きかけて、油汚れを落としていきます。この部分はチェーンから移ったホコリやゴミなどが付着していることがあります。
■サスペンションの洗浄
サスペンションが付いている自転車は、ウエスでダストシール側から拭いていきます。こうすることでダストシールに汚れが残りにくくなります。優しく拭き取るようにしましょう。強く拭くとインナーチューブの損傷に繋がります。
4. 自転車の洗浄
■バケツに洗剤を入れて薄める
バケツに中性洗剤を入れ、水を注ぎ入れ薄めます。水を勢いよく注ぐだけで、洗剤を泡立てることが可能です。
■自転車を洗浄
洗浄液ができたら、ブラシやスポンジに泡を取り、自転車に馴染ませていきます。汚れを浮き上がらせるために、バケツの水も一緒にかけていきましょう。汚れはゴシゴシこすらなくてもある程度は落ちます。自転車のフレームだけでなく、タイヤやリムの裏側も丁寧に洗っていきましょう。
■すすぎ
自転車の洗浄が終わったら次はすすぎです。バケツの水を取り替えて、自転車に水をかけて洗剤を落としていきます。水がベアリングの中に入らないよう、優しくかけるようにしてください。ホースが使えない場合は、スポンジに水を含ませ泡を流すようにします。ホースが使える場合は、上から水をかけて泡を流しましょう。
5. チェーン・ギア部分などの掃除
家庭用の自転車だとチェーンやギアの部分が隠れて汚れは気になりませんが、スポーツ自転車だとチェーンやギアの汚れが目立つことがあります。何年も手入れしておらず、オイルでギトギトになっている場合や、チェーンが錆びている時は掃除をしてみましょう。
■クリーナーを吹き付ける
ウエスを下に添えてから、クリーナーをチェーンやギアに吹き付けると、泡の飛び散りを防ぐことができます。
■ウエスで拭き取る
チェーンやギアにクリーナーを馴染ませたら、ウエスで拭き取っていきます。ペダルを回しながらチェーンを動かし、全ての部分を洗浄しましょう。なおすべての汚れを除去することはできないため、ある程度の汚れが落ちればOKとしてください。
■チェーンを外して洗う
自転車のお手入れに慣れてきたら、チェーンを外して丸ごと洗浄する方法にも挑戦してみましょう。一度外したらまた取り付けなければならないため、初心者にはおすすめできません。
外して洗いたい場合は、チェーンを容器に入れ、漬け込んで汚れを除去させます。洗浄は処理の手間がすくない専用クリーナーを使ったほうが、作業しやすくなります。
6. 拭きあげのコツ
■乾燥
すすぎが終わったらウエスで水を拭き取りましょう。完全に水が乾くまで、陰干しで乾かします。直射日光に長時間当てるとタイヤが劣化しやすくなるため、日陰で乾燥させるのがおすすめです。自転車をさかさまにすると、自転車の内部に入った水分までしっかり切ることができます。
■注油のコツ
下にウエスを当ててから、注油をしていきましょう。オイルはスプレータイプや、ボトルタイプなど種類があります。
オイルを少しずつ馴染ませながら、チェーンを回し一周させてください。オイルは触って指に付くほど付着させてはいけません。オイルが多すぎると汚れが付着しやすくなるため、不要なオイルはしっかり拭き取ります。オイルの目安は、指で触れて少しだけ残る程度です。
チェーンにオイルを馴染ませたら、シフトチェンジをして、ペダルを回しながらギアの部分にもオイルをいきわたらせましょう。ギアには注油する必要はなく、この作業で十分馴染ませることができます。ギアに直接注油してしまうと、オイルが多すぎて汚れの原因となるため、この作業で馴染ませてください。
今回掃除をした自転車は、雨の日にも乗ることがあるため、フレームやチェーンなどは汚れていました。今回は簡単な掃除でしたが、綺麗になり衣類への汚れ移りが気にならなくなりました。とくにチェーンの部分は、錆びると走行にも支障が出るため、掃除してよかったです。
まとめ
家庭用自転車を毎日乗る人でも、自転車本体の汚れは気になるのではないでしょうか。晴れた日に自転車本体を洗って、ピカピカにしてみましょう。チェーンやギアの手入れはやってみるとそんなに難しくないため、スムーズな走行のためにチャレンジしてみてくださいね♪
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