ライフスタイルに合わせてレザー(皮革)をセレクト!

一言でレザーといっても、レザーには様々な種類があります。
一般的に家具(主にソファ)に使用されているレザーの多くは牛革です。その中でもステアハイドといわれる去勢して育った2年以上の雄牛の革がよく使われます。鞣し方や仕上げ方法は、採取した原皮の状態により選別され、一概には言えませんが大きく分けて表皮に傷の少ない状態の良い皮はアニリンレザー(染料)、傷が多いものはピグメントレザー(顔料)に仕上げられます。当然、アニリンレザーの方が、希少で価格も高額です。
ここでアニリンレザーとピグメントレザーのそれぞれの特徴を簡単にお伝えいたします。

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■アニリン(染料仕上げ)レザー

アニリンレザーは、銀面と呼ばれる表皮(トップグレイン)に
ほとんど加工を施さずに、自然に近い状態を残しつつ、
色付けを染料で仕上げたレザーです。

皮本来のひとつひとつ違った自然にできた表情
(小さな傷や皺など=ナチュラルマーキング)を活かしており、
使い込むほど、味わいのでるのがアニリンレザーの特徴です。

人と共に、経年変化による更なる風合いを楽しむことが
出来るのも魅力のひとつです。

アニリンレザーの銀面をよ~く目を凝らして見ると、
無数に毛穴が空いているのが確認できます。

この毛穴が空いていることにより、通気性に優れ、ひと肌(体温)にも
馴染みやすく、よく耳にする『ひやっ』としたレザーの冷たさがありません。

ただし通気性が優れてる分、ひとの皮脂、水こぼし(アルコール・ジュースなど)
は、すぐに毛穴から浸透し、染みになりやすくなりますので充分に注意が必要です。

また皮革を最大限に活かしたとてもデリケートな仕上げですので、
爪で引っ掻いただけでも簡単に傷がつきやすいのも実情です。

ですので・・・

レザーの中でも特にアニリンレザーは、
汚れ防止(特にひとの皮脂汚れ)、保湿(乾燥によるひび割れ)、
紫外線対策といったレザーメンテナンスは必須です!

※まずは、レザーをプロテクトしてあげましょう。
(レザーが悲鳴をあげる前にメンテナンスをすることが一番大切です)


アニリンレザーの特徴を理解し、
定期的なメンテナンス(少なくとも半年に1度程度)が苦にならずw
愛着をもって、大切に革の風合いを楽しみたい方
(=多少の染みや日焼けなどは、風合いと感じていただける方)には、
ぜひとも、お薦めのレザー仕上げと言えます。

アニリンレザー 

キズつきやすく、日焼けもするデリケートなレザーです。
自分の肌と思って、愛着をもってメンテナンスをしてあげてください。

●IDP(アイ・ディー・ピー社/イタリア)
 Verdier 700



アニリンレザー(厚革)

このレザーは、年間2000頭しか取れない希少な牛皮を使用しています。
ちなみにソファ1本で4頭分使用しています。

●KOINOR(コイノール社/ドイツ)
 Newton


オイルレザー(アニリン)

しっとりとした質感のオイルレザー。
多少のキズは気にせずに、結構ハードにお使いいただいても、
絵になるソファです。

●arketipo(アルケティポ社/イタリア)
 Autoーreverse Pelle B

ヌバック

銀面を起毛させたアニリンレザー。
とても高級感があり、ビロードのような手触り。

●arketipo(アルケティポ社/イタリア)
 Windsor

■ピグメント(顔料仕上げ)レザー

小さなお子様や室内でペットを飼われているご家庭では、
気兼ねなくお使いをいただけるお手入れのしやすい
ピグメントレザーがお薦めです。

ピグメントレザーは、採取した原皮の傷のついた表面を修正した上で、
顔料で自由に色をつけ、プレス(型押し)を行いますので、
均一にムラのないきれいな発色の良いレザーに仕上ります。

また毛穴の部分は顔料(塗料)で塞がっておりますので、
通気性の面では劣りますが、その分汚れが浸透しづらいのも魅力です。

製造メーカーによっても異なりますが、比較的カラーバリエーションが豊富です。

ピグメントレザー

最もポピュラーな顔料仕上げのレザー。

●Kelvin Giormani(ケルビン・ジョルマーニ社/香港)
 M0404 B1

■セミアニリンレザー

最近では、アニリンレザーとピグメントレザーの中間(良いとこどり)
のセミアニリンレザーも人気があります。

表皮に多少の修正は加えているものの、
呼吸(毛穴)を妨げない程度に、顔料(塗料)で仕上げていますので、
ピグメントレザーより、自然の風合いを求めつつ、
アニリンレザーよりも、気兼ねなくお使いされたい方にお薦めです。

セミアニリンレザー

●IDP(アイ・ディー・ピー社/イタリア)
 Verdier 400

アニリン、セミアニリン、ピグメントレザーの中でもさらに、
それぞれ皮革の厚みであったり、細かな仕上げ方法により、
見た目・質感(手触り)が異なります。

インテリアショップで実際にいろいろと見て触れて
自分の好みやライフスタイルにあったレザーを
見つけられてみてはいかがでしょうか?

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