
木を使ったローコストキッチン
キッチンのワークトップというと、水仕舞いや包丁傷を考慮して、ステンレスや人工大理石を使うことが多く見られます。しかし、最近の建築家/デザイナー物件では天然木を使ったキッチンを見かけることも増えてきました。
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宮崎県日南市の名産杉「飫肥杉」の廃材を利用して作られた集成材「杉中空パネル」を利用したキッチンをご紹介します。

オーダーキッチンというと高価なイメージを持っている方が非常に多いと思いますが、キッチンの価格を左右するのは、ほとんどが機器類です。コンロ、食器洗浄機、レンジフード、ビルトインオーブン、、、とキッチンには様々な機器類がビルトインされます。それらを再考して、本当に自分に必要な物だけを採用すると、かなりのコストダウンが可能になります。

この写真のキッチンは、すべてを大工による木工事で製作し、機器類も必要最低限にしているので、一般的なシステムキッチンよりも安価に仕上がっています。


また、ワークトップも価格の差が出る要素のひとつです。
ステンレスと人工大理石ではそこまで大きな差は出ませんが、木にするとかなりコストダウンできる可能性があります。もちろん樹種によっては逆に高くなることもありますが。

ワークトップに木を採用した時に最も気になるのは水仕舞いでしょう。この杉の中空パネルを使用したキッチンでは「液体ガラス」という半永久的に水の侵入を防いでくれる特殊な塗料を塗っています。といっても、ウレタン塗装のように表面に塗膜を作るのではなく、導管に含浸するタイプなので、木の質感がほとんどそのままです。しかも通気性はありますから、木の呼吸を妨げることなく、木も生き続けることができます。


これは厚さ60mmの杉の無垢材を使用したキッチンです。
仕上げは荏胡麻オイルを重ね塗りしています。
定期的なメンテナンスを施すことにより、水仕舞いに対しての心配は軽減します。
なんといっても、無垢材には何事にも変えられない存在感があり、それが最大の魅力です。


キッチンのワークトップに木を使う時に注意することがあります。木の特性を正しく理解する必要だということです。木は生きていますから、湿度や温度などの環境によって反ったり割れたりすることがあります(これを我々は『暴れる』と呼びます)。もちろん暴れにくいように様々な策を講じてはいます。しかしそれで完璧ではないということを理解していただいてから採用するようにしています。もちろんメンテナンスの方法などもきちんとご説明します。
それでも木の魅力に取り付かれた方が最近は多くなって来ているのでしょうね。
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