【2024】過熱水蒸気オーブンレンジのおすすめ21選！人気メーカーやデメリットも徹底解説

過熱水蒸気式の特徴やスチームオーブンレンジとの違いは？

「過熱水蒸気式オーブンレンジ」と「スチームオーブンレンジ」はどちらも水蒸気を利用するという点は同じですが、主な違いははその温度です。

「スチームオーブンレンジ」は100℃以下なのに対して、「過熱水蒸気式オーブンレンジ」では100℃以上の高温の水蒸気（過熱水蒸気）を使用します。

そのため過熱水蒸気式オーブンレンジは、温めたり蒸したりはもちろん、食材を焼くことも可能。スチームでヘルシーな焼き調理もしたいという方におすすめです。

過熱水蒸気式オーブンレンジのメリット・デメリット

「過熱水蒸気式オーブンレンジ」のメリットは、食材の水分を保ちつつ調理をするので、電子レンジではパサパサしがちな調理もしっとりジューシーに仕上がること。さらに、水分を保ちつつ脂を落としてカロリーをカットするので、焼き調理から揚げ物までヘルシーに仕上がるのも魅力です。

一方、水を都度用意しなければいけなかったり、操作が慣れなかったりと、活用しきれないことがあるのがデメリットとして挙げられます。他の電子レンジよりも比較的値段が高いので、しっかりと考えてから購入するのがおすすめです。

過熱水蒸気式オーブンレンジを選ぶときのポイント

過熱水蒸気式オーブンレンジは、2～3万円台で購入できるリーズナブルな機種から、10万円を越すハイエンドモデルまでさまざま。どれを買うべきか悩むという方のために自分に合った機種の選び方を解説します。

1. 設置場所のスペースや扉が開く方向に注意

過熱水蒸気式オーブンレンジは他の電子レンジと同様、使用時に高熱になるため周囲に放熱スペースが必要です。選ぶ際は必要なスペースも含めて確認するようにしましょう。

キッチンボードなどの限られたスペースに設置する場合は、左右や背面をぴったり付けられる機種がおすすめです。

また、ほとんどの機種が上から手前に開く「たて開き」の扉が採用されています。手前に広めのスペースがないと前に立って扉を開けることができないため、横開きタイプから買い替える方は注意しましょう。

2. 使用人数や機能から「容量」を選ぶ

庫内容量が大きければ1度に多くの料理が作れる一方、消費電力も増えてしまいます。そのため、容量は使用する人数を目安に選びましょう。

使用人数ごとの容量の目安は上記の通り。ただしコンパクトな機種は機能が限られていることが多いため、機能を重視するなら、少人数でも30L前後の機種も視野に入れるのがおすすめです。

3. 予熱時間を短くするなら「最高温度」は要チェック！

最高温度はメーカーや機種により異なり、250～350℃と幅があります。そこまで高い温度は必要ないと思っても、オーブンやグリル料理を頻繁に作るなら最高温度にこだわりましょう。

最高温度が高い機種は素早く素材に火を通し、こんがりとした焼き目をつけることができます。また、ヒーターの容量が大きく一気に庫内温度が上昇するため、予熱時間が短かくて済むというメリットもあります。

4. 手軽に掃除したいなら「自動お手入れ機能」があると便利

調理家電は清潔さを保てるかも重要なので、お手入れ機能も重視して選びましょう。スチームで汚れを浮かして落としやすくする「自動お手入れ機能」があると、日頃の掃除が簡単に。

また、油汚れを自動で分解する機能や脱臭機能、庫内の拭き掃除のしやすさなど、メーカーによって異なるため要チェックです。

過熱水蒸気式オーブンレンジのメーカーごとの特徴

過熱水蒸気式オーブンレンジを発売しているメーカーは、主に『パナソニック』『シャープ』『東芝』『日立』の4社です。それぞれ力を入れている機能が異なるため、作りたい料理などによりおすすめのメーカーは異なります。それぞれのメーカーの特徴を知って、過熱水蒸気式オーブンレンジ選びの参考にしてくださいね。

パナソニック｜ビストロシリーズ

レンジとヒーターにきめ細やかなスチームコントロールを加えることで、たくさんの自動調理メニューが可能なのがパナソニックの『ビストロ』シリーズ。10分メニューや凍ったままグリルなど、家事に仕事に忙しい子育て世帯にもうれしい時短機能が充実しています。

省スペースにも力を入れており、30Lサイズでも高さ45cmのスペースに設置可能なローフォルムや、背面と左右のスペースが不要な機種も充実。設置場所でお悩みの方にもおすすめです。

シャープ｜ヘルシオシリーズ

過熱水蒸気調理に力を入れているのが、シャープの『ヘルシオ』シリーズ。他の製品が過熱水蒸気とヒーター等を併用するのに対し、ヘルシオは過熱水蒸気のみで焼き上げることが可能です。熱風やヒーターを使わないため、素材の水分が失われずジューシーに仕上がります。

また、庫内に高温の過熱水蒸気を充満させることで低酸素下での調理が可能となり、栄養素を守るとともの素材本来の旨みや甘みも引き出します。余分な脂や塩分を落として必要な栄養素やおいしさは守るため、健康を気にする方に特におすすめです。

東芝｜石窯ドームシリーズ

東芝『 石窯ドーム』シリーズ最大の特徴は、「庫内まるごと遠赤」です。扉以外の全ての面から遠赤外線を出すことで、食品の中までしっかりと火を入れることが可能となります。このため、本格的なオーブン調理やパン作りを楽しみたい方におすすめです。

上位機種の最高設定温度は業界最高の350℃（過熱水蒸気使用時300℃）で、食材を短時間で焼き上げることが可能。水分やうまみを閉じ込めます。

また、「石窯おまかせ焼き機能」を使えば、家にある食材を天板に並べてスタートするだけで自動的に調理してくれるため、レシピ通りに材料を揃えたり計量する必要がありません。

日立｜ヘルシーシェフシリーズ

日立 『ヘルシーシェフ』シリーズの特徴は、重量センサーを導入している点です。食品（容器を含む）の重さをはかる重量センサーと、食品の表面温度をはかる赤外線センサーの2つのセンサーが、加熱のパワーや時間を自動でコントロール。

付属の取扱説明書などに記載されたメニューの「1回で作れる分量」の範囲内なら、重さと温度をはかって出力や加熱時間を自動で調節してくれます。

また、庫内底面のテーブルプレートはオーブン用調理プレートと兼用。外して洗えて清潔なうえ、オーブンプレートの置き場に困ることもありません。

おすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジ22選

各メーカーの特徴がわかったら、個別の機種をチェックしていきましょう。同じメーカーでも機種ごとに使える機能が異なるため、大きさや値段だけでなく機能もしっかり確認するがおすすめです。

パナソニックのおすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジ4選

時短調理機能が充実したパナソニックのビストロからは、2021年9月発売の『ビストロ NE-BS658』をはじめとした4機種をご紹介します。上位機種では、焦げついたりダマになりやすい八宝菜などの「とろみメニュー」も自動調理が可能。中華好きは必見です！

シャープのおすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジ7選

過熱水蒸気式オーブンレンジを選ぶなら、過熱水蒸気のみで焼き上げられるヘルシオは選択肢から外せません。また、ヘルシオだけでなく、過熱水蒸気とヒーターを併用して焼き上げる『PLAINLY（プレーンリー）』をご紹介。手頃な機種をお探しの方はぜひこちらもチェックしてみてください。

東芝のおすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジ5選

石窯のように遠赤外線で焼き上げる東芝の石窯ドームシリーズからは、2021年9月発売のコンパクト設置モデル『ER-WD80』など5機種をご紹介します。石窯ドームシリーズは大きすぎて置けないと思っていた方も、ぜひサイズを確認してみてください。

日立のおすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジ4選

温度センサーに加えて重量センサーを搭載した日立のヘルシーシェフシリーズは、2021年9月発売のスマホ連携モデル『MRO-W1Z』など4機種をご紹介。シリーズ共通で庫内底面のテーブルプレートが外して洗える点も定評があります。

その他のメーカーのおすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジ

これまで紹介した主な4メーカー以外で過熱水蒸気式オーブンレンジを取り扱っているメーカーは多くはありません。ここではアイリスオーヤマの商品を紹介します。コストパフォーマンスを求める方に定評があるので、費用を抑えて購入したい方にとって候補の1つになるのではないでしょうか？

おすすめの過熱水蒸気式オーブンレンジを一覧で比較

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過熱水蒸気式オーブンレンジのお手入れ方法は？

お気に入りの過熱水蒸気式オーブンレンジを手に入れたら、きれいに長く使いたいですよね。過熱水蒸気式オーブンレンジには自動お手入れ機能が付いている機種も多いので、取扱説明書をよく読んでこまめにお手入れしましょう。頑固な汚れは次の電子レンジの掃除方法も参考にしてくださいね。

過熱水蒸気式オーブンレンジなら後片付けも簡単！

ノンフライの揚げ物や、塩分をカットした焼魚などのヘルシー料理のイメージがある過熱水蒸気式オーブンレンジですが、実はフライパンや鍋を使わずにできるおまかせ料理も得意。加熱している間に洗い物を済ませれば、食後の片付けがグンと楽になりますよ！　過熱水蒸気式オーブンレンジを手に入れて、簡単＆おいしい料理を作ってみませんか？

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
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