
ガス代が高い4つの原因!誰でも簡単にできるプロパンガス代の節約方法を紹介
ガス代に家計を圧迫されていませんか?特にプロパンガス代、めちゃくちゃ高くないですか?ガス代が高くなる原因と理由についてのご説明やガス代を安くする方法についてのご紹介をします。
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普段何気なく使っているガスですが、光熱費の中でも多くの割合をしめていませんか?
特にプロパンガスは都市ガスよりも高い!と世間一般的にも思われていますが、
「生活に必要なものだから仕方がない... 」
と思って払っている方も多いかと思います。
ガスを節約しようと思っても、なかなか生活スタイルを変えるのは難しいですよね。
この記事では「プロパンガスはなぜ高いか」という理由と共に、ライフスタイルは一切変えずに異常に高いガス代を抑える超簡単節約術をお教えします!
プロパンガスが高い4つの原因ーなぜ都市ガスよりも高い?
「プロパンガスは都市ガスより高い」
というのは有名な話だと思います。
けれど、実際にどのくらい高いのかをはっきりと把握してる人はそんなに多くありません。
プロパンガスは都市ガスの何倍くらいのお値段なのでしょうか?
上記の表の通り、平均的にプロパンガスは都市ガスよりも1.86倍高いです。
約2倍近く高額ということですね。
さらに、お住まいによっても大きく値段が異なってきます。
しかし、なぜプロパンガスはこれほどの価格差が出るのでしょうか?
これには、プロパンガス独自の事情に関わる4つの理由があります。
①ガス会社が自由に価格を決めることができる
あまり知られていないのですが、プロパンガス(LPガス)の場合、その料金は各業者が自由に設定して良いことになっています。
都市ガスは電気代・水道代と同じく公共料金に当てはまるので、価格設定に法的な縛りがりますが、プロパンガスにはそれがない。つまり自由価格です。
そして、自由価格なのを良いことに、必要以上にプロパンガスの料金を高くして会社の利益率を上げるガス会社も少なくありません。
これが、プロパンガスの料金が高くなる一番の理由です。
その上、ガスの供給を受けている私たち消費者は毎月のプロパンガス代が高くても、ガス会社に「お宅のガスは高いから辞める」とは、なかなか言いづらいのが現状です。
それは、プロパンガスは切り替えられるという仕組みを知らないからという場合もありますし、「今の業者を断ってしまった場合に次はどこにお願いをすればいいのか分からないから……」という場合もあります。
いずれにしても、知識のない人にとって「ガス会社」の切り替えは非常にハードルの高い出来事に感じてしまいます。
そのため、多少高くても仕方ないという気持ちになり、プロパンガス会社の不当な値上げや、値段設定に黙り込んでしまうケースが多いようです。
また、契約する時には価格を安く設定されていても時間がたつにつれて値上げをする会社さんもいます。
「ガス代が急に高くなった!」と不思議に思っていても、ガス会社からは何も言われた覚えがないので、ただ請求されるままに支払った、という経験がお有りの方もいらっしゃるかと思います。
実は、ガス代金の値上げの説明は書面で行えばいことになっています。
プロパンガス業者は利用者の同意を得る必要はなく、ただ一方的に通知の書面を送付するだけで行われるので、気づかない間に値上げが繰り返されることは決して珍しくありません。
「もしかしてぼったくられてる?」
そう感じたら、ガス代の費用相場(適正価格)として以下を参考値として見てみてください。
上記の表は全国平均の3人世帯のプロパンガス平均請求額です。
これよりも明らかに高いと思われるガス料金はちょっと疑問に思ったほうがいいかもしれません。
本来の費用相場(適正価格)でおさまる地域にお住まいの方が多く請求されていた場合、本来の妥当なガス代と比較すると、その差は年間で10万円を超えることもあります。
(実際に当サイトでお見積もりをとられたお客様でも、現状のガス代より年間10万円安くなるケースが複数あります)
また、沖縄や北海道などの離島地域では、「供給にコストがかかる」、「プロパンガス会社が少なく、価格競争が行われていない」などの理由で、従量単価が700円前後になっているケースもあります。
値段の高騰や地域性の問題はあったとしても、単価600円以上の価格はちょっと高めの料金設定がされている可能性があるので、プロパンガス業者の乗り換えなどを検討したほうが良いかもしれません。
簡単にガス代の料金診断をされたい方は、下記の無料シミュレーションをぜひ試してみてください。
現在のガス料金よりも年間でいくら安くできる見込みがあるのかが分かります。
WEB上でカンタンに確認することができるので、面倒な計算や調べ物をしたくない方におすすめです。
②配送コスト・人件費がかかる
プロパンガスは、ガスボンベを家庭に配送してガスを供給する方式です。
ガスを私たちの家庭に届けるためには、ガスボンベの配送コストがかかるほか、ボンベの交換・点検・検査などの工程が必要になります。
そのため、都市ガスよりも多くの人件費がかかります。
これらの費用が毎月のガス代として追加されていることが、都市ガスよりも価格が
高い理由の1つとなっています。
③供給設備費用
プロパンガスの利用には、供給設備に使われる初期費用がかかります。
建物の大きさにもよりますが、プロパンガスは設置工事などの初期費用に10~20万円程度かかります。
この初期費用をプロパンガス会社が払ってくれる場合が多いので、高額な請求額にはならず、消費者にとっては非常に助かります。
しかし、この供給設備の費用は単純にガス会社が先払いしてくれただけで、実際には私たちが毎月支払うガス代として月々のガス料金に上乗せされているのです。
そのため、何十年もそのままの契約でプロパンガスを使用していると、初期費用以上にお金を払っていることが多いので、同じガス会社を長年利用している場合は、一度ガス代の見直しをすることが大切です。
この供給設備の費用も、プロパンガス代を高くしてしまう理由の1つです。
④プロパンガス会社同士で協定を結んでいる
プロパンガスを提供する業者は 一つの地域に複数社存在します。
地域の中で一社だけガスを安く提供すると 消費者も自然とそちらに流れてしまい、 価格競争が起こってしまいます。
そこで、高い単価を維持するため業者同士が顧客の取り合いをしないように 「この金額で提供をしましょう」と 取り決めていた、という歴史がプロパンガス業界にはあります。
それゆえに、「その地域一帯のガス費用相場はずっと高いまま……」ということが起こっているのです。
プロパンガス料金を節約するにはどうすればいい?
ここまでで、プロパンガスが都市ガスの2倍近く高いこと、そこにはプロパンガス特有の理由が大きく4つほど存在することが分かりました。
では、プロパンガス料金を安くするためにはどうすればよいのでしょうか?
まずはガス料金の計算方法を知りましょう!
プロパンガス料金を節約する上で、まずはじめにやらなければならないことは、現状の料金プランを把握することです。
プロパンガスの料金の形態は5種類ありますが、一番ポピュラーなのは「二部料金制」という料金形態です。
二部料金制では、プロパンガス料金を以下の計算式で算出します。
計算方法:
{ 基本料金 +( 従量単価 × 使用量㎥ )}×消費税率=ガス料金
例えば、基本料金が1800円・従量単価が400円で、使用量が10㎥だった場合、料金の計算式は以下のようになります。
{ 1800円 +( 400円× 10㎥ )}×1.1= 6380円
基本料金は多くの場合検針票あるいは請求明細に記載されていますが、従量単価は記載が無いことも多いので注意が必要です。
従量単価の記載がない場合には、以下の計算式で確かめてください。
{(請求金額÷消費税率)-基本料金}÷使用量=従量単価
地域別の平均ガス料金と比較してみましょう
ご自身が使われているプロパンが会社の料金プランが計算できたら、以下の表と比較してみてください。
以下は、地方別のプロパンガスの基本料金と従量単価の平均の表です。
比較してみていかがでしょうか?
「平均よりもずっと高かった!」
「大体平均くらい」
「基本料金、従量単価ともに安く、従量単価は平均の半分くらいだった」
比較した結果は様々かと思います。
しかし、この中で今のプロパンガス料金に納得して良いのは、3番めの「基本料金、従量単価ともに安く、従量単価は平均の半分くらいだった」方のみです。
「平均よりもずっと高かった」方、「だいたい平均くらい」の方はプロパンガスの適正な価格よりもかなり高い料金を払っている可能性が高いです。
プロパンガスの平均価格は適正価格ではない
「平均と同じくらいなのに、なぜ料金が高いといえるの?」
そう思われる方も少なくないはずです。
世間一般ではあまり認知されていませんが、プロパンガスの価格設定はそもそも適正でない場合がほとんどなので、平均価格自体が非常に高いです。
本来はもっと安く提供できるものを業界全体で値上げして平均をつり上げている背景があるがゆえに、プロパンガスについては、平均価格を支払っている段階で割高な料金設定をされていると言わざる得ません。
ガス料金の節約には2つの方法がある
自分の家のプロパンガス料金が高いことがわかったら、もちろんなんとかして節約したいですよね。
プロパンガスの料金を節約するには、「使用量を抑える方法」と「ガス料金を値下げする方法」の2つがあります。
このあとは、各方法で具体的にすべきことを解説していきます。
使用量の節約でプロパンガスをオトクに使う
プロパンガスの使用量内訳
皆さんは、ガスの使用量の内訳をご存知でしょうか?
上記の表の通り、実はガス使用量の75%は給湯器に使われています。
そのため、お風呂・シャワーなどの温水の使用量を抑えることが最も節約効果が高いです。
お風呂・シャワーの節約方法
お風呂・シャワーのガス使用量を抑えるには、以下の方法がおすすめです。
①お風呂の蓋を活用する
お風呂の温度が下がった際、追い焚きをすると、200Lの風呂の場合、1℃上げるごとにプロパンガスならば約4円のガス代がかかります。
そのため、なるべくお風呂の温度を下げないように、お風呂の蓋をこまめにして熱を逃さない工夫をすることが大切です。
おすすめ度:★★☆☆☆
節約効果 ☓ 手軽さ ◎
②シャワーを20分以上使う場合はお風呂を入れる
シャワーを20分使用すると、200Lのお風呂を一度入れるのと同じだけのコストがかかります。
20分以上シャワーを使用する場合には、お風呂をいれてそのお湯を利用したほうがお得になります。
残り湯は洗濯に利用することもできるので、家計全体の節約を考えている場合にはおすすめです。
おすすめ度:★★★☆☆
節約効果 △ 手軽さ ◯
ガス料金の値下げでプロパンガスをオトクに使う
プロパンガスの節約には、使用量を下げる方法のほかに、そもそものガス料金を引き下げる方法があります。
節約効果はこちらの方が圧倒的に優れているほか、節約のためにライフスタイルを変えて窮屈な思いをすることがないのでおすすめです。
ガス会社に値下げ交渉を行う
ガス料金を下げる方法の一つに、現在利用しているガス会社に直接値下げ交渉をする方法があります。
【戸建ての場合】
お家が戸建ての場合は、直接現在契約しているガス会社に連絡して値下げの交渉をしましょう。
同地域の他のガス会社の料金プランなどを提示し、場合によっては「このままであれば解約も辞さない」という毅然とした態度で交渉にあたったほうが成功確率は上がります。
【集合物件の場合】
アパート・マンションなどの集合物件の場合は現在契約している プロパンガス会社に対して、 価格交渉を行っても 値下げをしてもらうことは難しいです。
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、集合物件においてはのガス供給設備の費用がプロパンガス料金に上乗せされている場合が多く、 その場合はプロパンガスの単価自体は高くないためです。
この場合は値下げの余地がほとんどないので、交渉に応じてもらうのは難しいです。
2つ目は現契約中のガス会社が、 大家さんや管理会社の同意無くしてプロパンガス会社を 乗り換えることはできないことを理解しているためです。
そのため、集合物件の場合は大家さんや管理会社にプロパンガス料金の 値下げをお願いして、プロパンガス会社に価格交渉をしてもらった方が料金が安くなる可能性は高いです。
しかし、いずれの場合にも値下げ交渉をすることは実はあまりお勧めしていません。
なぜなら、値下げに応じるガス会社であるということは、そもそも不当に高いガス代を請求していたガス会社ということであり、料金交渉に応じたとしても、それが一時的なものである可能性が高いためです。
交渉した直後はガス代が安くなっていたとしても、徐々にガス代が高くなるというケースは頻発しています。
また、成功確率が本人の交渉力によって変わる部分が大きく、手間をかけても必ず安くなるわけではないということもあります。
おすすめ度:★★☆☆☆
節約効果 ◯ 手軽さ ☓
プロパンガス会社を切り替える
節約効果・手軽さの両方の観点からみて最もオススメなのが、「プロパンガス会社の切り替え」です。
今より安くガスを提供してくれるガス会社に切り替えることで、ライフスタイルを一切変えることなくプロパンガス料金を抑えることができます。
しかし、実際にガス会社を乗り換える行動を起こす方は少数です。
これがなぜかというと、「プロパンガス会社を変えることなんて出来ない」と思っている方が大半であるためです。
地域によってはガス会社の競争が少ないところもあり、プロパンガス会社の切り替えに馴染みがないということも珍しくありません。
しかし実際には、プロパンガス会社を切り替えるのは、節約術を実践するよりも、ガス会社と価格交渉をするよりもずっとカンタンです。
また、年間で10万円以上の節約が見込めるのは、この方法のみです。
おすすめ度:★★★★★
節約効果 ◎ 手軽さ ◯
ガス会社を切り替えるとどれくらい安くなる?
切り替えると安くなる、と言っても、どれくらい変わるのかイメージが湧かない人も多いかと思います。
ここではエネピでガス会社を切り替えた人がどれくらいガス代が安くなったのか実際の例でご紹介します。
プロパンガス会社の切り替え手順
変更先のガス会社をさがす
まずは、新しいガス会社を探します。
カンタンに見えて実は一番難しいのがこの作業です。
乗り換え先の優良なプロパンガス会社を知識の無い方が自力で見つけ出すのは非常に困難です。
その理由は2つあります。
1つ目は、全国にプロパンガス会社は20,000社あり、その殆どが料金プランを一般に公開していないためです。
今よりも安いガス会社を探そうにも、料金が公開されていないのでは探しようがないですし、数が多すぎて一つ一つ問い合わせるわけにもいきません。
2つ目は、プロパンガス会社は契約後のプロパンの値段を自由に変更できるためです。
契約当初の見積もりでは安価な値段設定をしておいて、暫く経った後に突然値上げをする、
ということはよくあるケースです。
そのようなことが起こるのであればガス会社を変更する意味がないですよね?
けれど、絶対に不当な値上げをしないガス会社を知識の無い方が探し出すのは、難易度がとても高い上に多くの労力がかかります。
けれど、諦める必要はありません。
enepiを利用すれば、手間もお金かけることなく、「不当な値上げをしないオトクなガス会社」を知ることができます。
enepiは日本唯一の「WEB上で複数のプロパンガス会社の料金プランを比較できるサービス」です。
利用は完全無料のほか、年間でいくら安くすることができるのかも自動で算出できます。
切り替え先のガス会社に迷われる前に、一度enepiで料金プランの比較をしてみましょう。
旧ガス会社の解約手続き
新しい会社が決まったら、新しいガス会社に以前のガス会社の解約手続きをしてもらいます。
以前のガス会社に対して、「委任状」と呼ばれる解約を通知する書面を新ガス会社が送付し、手続きは終了です。
契約者の方から以前のガス会社へ解約の連絡をする必要はありません。
切り替え期間・クーリングオフ期間
委任状の送付後1週間は旧ガス会社の契約に戻す(新ガス会社との取引を中止して元に戻る)ことができます。
これがクーリングオフと呼ばれるもので、この期間をクーリングオフ期間と言います。
新ガス会社の契約手続きと切り替え工事
クーリングオフ期間を経ると、新ガス会社と契約ができるので、
その際に正式な契約をすることになります。
書面に記名するだけの簡単な作業です。
また、同タイミングでプロパンガスのボンベ・メーターの切り替え工事があります。
工事自体に立ち会いは不要ですが、開栓の際に立ち会いが必要になります。
持ち家でガス会社を切り替える場合
新ガス会社がご自宅のプロパンガスの安全点検を行います。
その際、ボンベやガス機器などが旧ガス会社の借用であることが発覚するケースがあります。
借用などご自身の所有物でない場合は借用期間が残っているということになりますので、会社変更の際に違約金が発生します。
今までお付き合いしていたガス会社から、違約金として高額な費用を請求された場合でも、
と記されている通り、適切と思われる違約金ではない場合は支払う必要はありません。
適切かどうかの判断が難しい場合もあると思いますので、内容の確認や使用年数などの状況などを新しいガス会社に相談してみるといいでしょう。
また、違約金の金額によっては新ガス会社が肩代わりしてくれる場合もあります。
賃貸物件でガス会社を切り替える場合
賃貸物件の場合には、「大家さんや管理会社にプロパンガス会社を切り替えたいとお願いして聞き入れられれば、大家さんや管理会社がLPガス会社を切り替える」という流れになります。
そのため、事前にオーナー・管理会社へのガス会社変更の許可を得る必要があります。
しかし、大家さんや管理会社がプロパンガス会社と長期契約を交わしている場合が多いので、簡単に切り替えることはできない場合が多いです。
ですが、あまりにも都市ガスや地域の平均プロパンガス価格よりも、高額なガス代に設定されているなら訴えることで、プロパンガス会社を切り替えるまではいかなくてもガス代が安くなることもあります。
また分譲住宅のような組合がある場合は、組合全体でプロパンガス(LPガス)会社の変更を決議してオーナーさんと交渉することになります。
いずれの場合も、大家さんや管理会社にとってガス料金が高いことで入居率が下がることは
懸念していますので、訴えることは無駄ではありません。
ガス会社を切り替える際の注意事項
さきほど戸建ての切り替えの項目でも触れましたが、プロパンガスを始めに導入した際に、供給設備をプロパンガス会社に負担して貰っている場合があります。
その場合、プロパンガス会社の乗り換えに際して解約金や違約金が発生することがあるので、切り替え前に契約書を確認しておく必要があります。
また、先述の通り、契約書に解約金や違約金の定めがあっても、契約時に適切は説明がなければ払う必要が無い場合もあるので、説明の無い不明な項目があれば、消費者庁に相談してみるのも良いと思います。
ここからは、プロパンガス会社を乗り換える際に、トラブルにならないように気をつけるポイントを解説します。
残存期間の確認
アパートなどの賃貸契約の物件に多いのですが、物件を建てた際に、供給設備を無料で設置してもらったプロパンガス会社と「この先何十年は契約を続ける」といった契約をしている場合があります。
このように、契約の残り期間のことを業界では一般的に「残存期間」と言います。
また契約をしている途中でプロパンガス会社の乗り換えをすると、違約金が発生することがあります。
なお、標準的な契約期間は10年~15年です。
乗り換えを検討する前に、このような残契約が無いか、ご自身の残存期間をプロパンガス会社に確認するのが良いでしょう。
供給設備の所有権の確認
供給設備を契約書の中でプロパンガス会社の所有にしている場合があります。
この場合は借用の場合がほとんどです。
乗り換えることができないのでは?と思うかもしれませんが、供給設備をプロパンガス会社の所有とすることは完全に独占禁止法違反です。
そのため、「契約上供給設備は我が社の物なので、乗り換えるなら買い取ってもらう」と言われても応じる必要はありません。
もし、そのようなことを言われたら、他のプロパンガス会社や第三機関などに連絡をするのが良いでしょう。
解約金の確認
契約書に明記されている場合は解約金が発生します。
原則はそうなのですが、契約時に説明をされていない場合は払う必要は無い場合もあります。
また新しく契約するプロパンガス会社が違約金を肩代わりしてくれる場合もあります。
説明されていない費用の負担を求められても、直ぐに支払わずに、身の回りの詳しい人や消費者庁などの第三機関に相談をするのが良いでしょう。
価格の確認
プロパンガス会社は、プロパンの価格を契約後に自由に変更できます。
そのため始めに貰った見積もりを見て、「ここは安いから良いな」と思って契約しても、契約後暫くしてから値上げする会社もあります。
そのような事態を避けたい場合には、enepiを利用して「不当な値上げをしない」と約束してくれるガス会社を探しましょう。
enepiに加盟しているガス会社はすべて加盟時に「不当な値上げはしない」と条件のもとで加盟しているほか、万が一値上げがあった場合にはenepiが相談窓口になることができます。
まとめ
ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。
いかがでしたか?
大切なことは何でもプロパンガス会社に任せずに、自分でもプロパンガスについて調べるということです。
「おかしいな?よくわからないな?」ということがあれば、先方の言うことを鵜呑みにせずに、まず調べるのが良いでしょう。
本サイトや記事でも提供しているプロパンガス費用の無料シミュレーション機能では、
地域毎のプロパンガスの平均料金や相場を調べることができるほか、ご自身の今のガス料金を年間でいくら節約できる見込みがあるのかも知ることができます。
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