プロパンガスは値下げ交渉で安くなる?交渉でガス料金を安くする方法

プロパンガス(LPガス)は各ガス会社が自由に料金を決められるので、会社の都合で高くなりがちです。そんなプロパンガス代をしっかり値下げしてもらうための交渉のポイントを解説します。

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プロパンガスの値段はガス会社が自由に決められる

「はじめは安かったけどガス代が年々高くなっている…」
「光熱費のなかでもプロパンガス代の割合が高い…」

そんなお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。


プロパンガスは公共料金には含まれないので、料金設定について法律の縛りがありません。
各ガス会社が自由に料金を設定することができる、「自由料金制」の商品になります。

そのため、ガス会社が自社の利益を確保する目的で必要以上に高く販売していることも少なくありません。

同じプロパンガスを同じだけ使用しても、契約しているガス会社が違うだけで半分近く料金が安くなる可能性があります。


だからこそ、プロパンガスを使う人は、

「自分の契約しているガス会社の料金プランがいくらなのか」
「自身のガス代が地域の相場より高いのか安いのか」

の2点をしっかりと把握する必要があります。


以下の内容をもとに、現在契約中のガス料金プランと地域の相場を比較し、相場より高い場合には、①値下げ交渉・②ガス会社の切り替えなどの対策を取りましょう。

現在の料金プランの確認方法

現在契約しているプロパンガス会社の料金プランは、検針票や請求書から調べることができます。

以下の検針票を例に料金プランを計算してみましょう。

①使用量
請求月に使ったガスの総量が記載されています。
単位は㎥(立法)です。

②請求金額
実際にガス会社に支払う金額です。
内訳として、「基本料金」「従量料金」などの記載がされていることもあります。

③基本料金
ガスの使用量に関わらず固定でかかる費用です。

補足:従量単価
ガスを1㎥使用するごとにかかる費用です。


プロパンガスの料金は、「(基本料金+従量単価×使用量)×消費税率」で計算することができます。

従量単価は検針票に記載がないことも多いので、上記の①〜③から従量単価を逆算する方法を確認してみましょう。

2,601円(請求金額)÷1.1(消費税率)=2,365円

2,365円(ガス利用料)-1,350円(基本料金)=1,015円(従量料金)

1,015円(従量料金)÷2.9㎥(ガス使用量)=350円(従量単価)

上記の検針票の料金プランは、基本料金1,350円・従量単価350円であることが分かりました。

ご自身のガス料金プランを算出できたら、地域の相場と比較して高いのか安いのかを調べましょう。


以下はプロパンガス請求額の全国平均を季節ごとにまとめたものです。

プロパンガスの値段は交渉で下げられる可能性がある

前述のとおり、プロパンガスの料金はガス会社が自由に決めているので、直接交渉をすることで値下げしてもらえる可能性があります。

とはいえ、闇雲に「料金を下げてほしい」とお願いしても成功する確率は低いです。


交渉する際に重要なポイントをおさえつつ、冷静に話し合いましょう。

プロパンガスの値下げ交渉方法とポイント

値下げ交渉の際に準備するもの

値下げ交渉の際には、下記のものを用意しておきましょう。

①ガスの検針票(可能であれば数カ月分)
②お住まいの地域のプロパンガス相場情報
③他のガス会社の見積もり

①、②は必須ですが、③は、用意できる方のみで大丈夫です。

値下げ交渉の手順

手順1:現在のガス料金プランを確認する

上述の「現在の料金プランの確認方法」を参考に、ガスの検針票から、現在のガス料金プランを確認しましょう。

現在の基本料金・従量単価を確認できたら、手順2に進みます。


手順2:現在のガス料金プランと地域の相場を比較する

手順1で確認したご自身のガス料金プランとお住まいの地域のガス料金相場を比較し、いくら安くできる見込みがあるのかを確認しましょう。

手順3:現在のガス会社に値下げ交渉をする

手順1で確認した基本料金・従量単価と、手順2で確認した地域のガス料金相場をもとに、ガス会社に値下げ交渉を行いましょう。

この時大切なのは、「ほかのガス会社への切り替えを検討している」という旨のことを伝えることです。

ガス会社が一番困るのは、契約を解除されてしまうことです。
「ガス会社の切り替えをされてしまうのなら、値下げしたほうがいい」と考える会社であれば、値下げに応じてくれる可能性が高いです。

この時、別のガス会社さんで見積もりを取得していれば、その見積もりをもとに値下げ交渉を行うことができるので成功率があがります。

なお、集合住宅などで自分で直接ガス会社へ交渉することができない場合には、大家さんや管理会社に相談してみましょう。

値下げ成功後に確認すべきこと

値下げ交渉に成功しても、その後のガス料金はしっかり確認し続けましょう。

ガス会社によっては、値下げの数ヶ月後に再び値上げを行う可能性があります。

このときの値上げは通知をされないこともあり得るので、値下げ当初の基本料金・従量単価から上がっていないか逐一計算をすることをおすすめします。


なお、正当な理由なく実際に値上げをされた場合には、再度値下げ交渉を行うのではなく、ガス会社の切り替えを検討すべきです。

短期間で理由のない値下げ・値上げを繰り返すガス会社は、お客様に誠実であるとは言い難く、信用するべきではありません。


特にガスは危険物なので、有事の際にしっかりと対応してくれるよう、信頼できるガス会社と契約しましょう。

値下げ交渉に失敗した場合

手順1から手順3をこなした上で値下げを断られた場合には、諦めて別のガス会社へ切り替えましょう。

プロパンガス会社の切り替えは費用がかからない上、最短一週間ほどで完了します。

「プロパンガス料金比較サービス」を使うことで、お住まいの地域にプロパンガスを供給しているガス会社の料金プランを一斉に確認することができます。

地域の相場価格よりもガス料金をぐっと安く抑えられるガス会社がほとんどなので、光熱費を少しでも節約したい方は確認してみて下さい。

プロパンガス値下げ交渉の罠

プロパンガスの値下げ交渉をする際、必ず留意してほしいことがあります。

それは、

「値下げ交渉に簡単に応じられるガス会社は、適正価格よりも高い料金でガス料金を販売している」

ということです。


本来、適正価格でプロパンガスを提供しているガス会社は、簡単に値下げに応じることはできません。
自社の利益を採算の合うギリギリのラインまで削っており、値下げをすると赤字になるためです。

そのため、「すぐに値下げ交渉に応じられる」ということは、「今まで自社の利益を上乗せしてガスを販売していた」ということと同義なのです。

プロパンガスの価格はガス会社が自由に設定することができるので、自社の利益目的で必要以上に高い料金でガスを販売しているガス会社も珍しくありません。

ご自身の契約しているガス会社が信頼できるガス会社なのかは、しっかりと見極めましょう。

プロパンガス料金比較サービス「enepi」では、以下の条件を満たすプロパンガス会社のみご紹介しています。

・不当な値上げは行わない
※切り替え後1年以内の値上げには、返金保証あり

・ご自宅の住所から20km圏内かつ、30分以内にご自宅のご住所へ急行できる

・enepiの用意した厳正な審査基準をクリアしている
入力フォームに必要事項と現在のガス代を入力することで、複数のガス会社の見積もりをweb上確認することが可能です。

enepiの利用は完全無料の上、登録した瞬間にガス会社から電話が掛かってくるということも無いので、安心して利用することができます。

まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

プロパンガスの値下げ交渉は、以下の手順に沿って行いましょう。

手順1:現在のガス料金プランを確認する
手順2:現在のガス料金プランと地域の相場を比較する
手順3:現在のガス会社に値下げ交渉をする

値下げに失敗した場合には、「プロパンガス料金比較サービス」を使って今よりもガスを安く提供してくれるガス会社を探しましょう。

なお、値下げに成功した場合も、再び値上げをされるリスクを考慮すると、「不当な値上げをしない、信頼できるガス会社」に切り替えたほうがお得です。

enepiでご紹介するガス会社は、「不当な値上げを一切行わない」という条件で加盟しているほか、1年以内の値上げが万が一起こった場合には返金保証が用意されています。


各ガス会社の料金プランは無料で見ることができるので、ガス料金の節約をしたい方は一度確認してみて下さい。

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