
対面キッチンには高めの配膳カウンターがおすすめ!目隠し効果ですっきり見えるLDKに
リビングダイニングを見渡せる対面キッチン。見通しが良いかわりに、いつも綺麗にしなくちゃ…とプレッシャーを感じてしまうかもしれません。そんな不安を解決しつつ、リビングダイニングとの一体感を失わない配膳カウンターの設計について、具体的な寸法とともにお伝えします。
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リビングとのつながりを感じられる対面キッチン。
私が勤めている設計事務所アトリエ橙では、対面キッチンを設計するとき、キッチンカウンターより高めの配膳カウンターを造作することが多くあります。
出来上がったお料理を置いたり、食べ終わった食器を下げるときに使う配膳カウンターの高さを、キッチンカウンターより20~30センチほど高めにすることで、常時出しっぱなしの洗剤や、流しの中に置いた洗い物がリビングダイニングから見えません。
リビングダイニングからキッチンが丸見えだと、常に綺麗に片づけておかないと落ち着かず、気を張ってしまいますが、程よい目隠しがあると気疲れしません。
キッチンカウンターの高さ85センチに対して、配膳カウンターの高さを105~116センチにすると、配膳のしやすさ、ボトルが隠れやすい高さを両立させることができます。家族の身長に合わせて高さを決めますが、116センチ以上にするとキッチンが孤立したように感じるため注意します。
配膳カウンターの奥行きを広くとれる場合は、カウンター下に収納を設けることもあります。
「常に綺麗に片付いている家」も素敵ですが、「少しの手間で片付いたと感じられる家」になると、ぐっと暮らしやすくなると思います。
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