防音カーテンのおすすめ10選｜知っておきたい選び方と壁や天井で使うコツ

防音カーテンとは

防音カーテンとは、生活音や外部の音などを遮ってくれるカーテンです。一般的なカーテンにはない、特殊な加工がしてあり、気になる音を遮断してくれるように作られています。

ストレスになってしまう騒音を軽減できたり、家族との会話を聞かれないようにプライバシーを守ることができたりするため人気のカーテンです。

防音カーテンの選び方

防音カーテンは、「防ぎたい音」「大きさ」「重さ」の3つのポイントから選びましょう。

防ぎたい音で選ぶ

防音カーテンは、「吸音性」と「遮音性」の2パターンに分かれており、防ぎたい音によってカーテンの種類が変わります。

内部からの音を防ぎたいときは「吸音性」

吸音性タイプは、室内の音をカーテンに反響させて音のエネルギーを小さくし、音が室外に漏れないようにする仕組みで作られています。

室内で発生する、生活音や話し声、子どもの大きな声、ピアノを弾く音などが気になるときにおすすめ。建物が隣接している場合や、マンションといった部屋が密集している場合にプライバシーを保護するといった使い方もできます。

外部からの音を防ぎたいときは「遮音性」

遮音性タイプは、外で発生する騒音をカーテンの素材に反射させ、音を跳ね返すような仕組みで防音します。

遮音性のカーテンは、カーテンの外側の生地にコーティングが施されて、コーテングした部分で音を跳ね返したり、何層にも重なったカーテンの生地で音を跳ね返したりと意外にシンプルな作りです。

電車の音や、道路で走る車の音などといった騒音でお困りの方におすすめですよ。

大きさで選ぶ

防音カーテンを選ぶ際は、大きさで選ぶことがとくに大切です。防音カーテンを選ぶ際は、一般的なカーテンを選ぶようにカーテンレールの幅と窓の高さをしっかりと測り、カーテンのサイズを決めます。

「腰窓」といった、窓枠が腰のあたりにくるタイプの場合は、窓枠の丈よりも10cmほど長く見積もりオーダーするのがおすすめです。カーテンの丈を長くしておくことによって、隙間から音が漏れづらくなります。長さがある「掃き出し窓」も同じように、窓枠よりも長くしておくと◎。床からギリギリの1〜2cmほど短い長さで選ぶのもおすすめです。

しかし、防音カーテンの長さは、長ければいいというものではありません。カーテンレールの幅と丈を長く見積もりすぎてしまうとたるみができ、隙間から音が漏れてしまうことがあります。そのため、カーテンレールの幅は正確に測っておき、音が漏れづらい丈の長さを把握しておきましょう。

重さで選ぶ

防音カーテンは、編まれている糸の密度が高いほど重くなります。重さがあると、音を吸収する力が強くなり室内の音をしっかりと防音し、外部からの音も室内に通りにくくなるのが防音カーテンの特徴です。

しかし、重量があるものだけに注目してしまうと、自宅に取り付けているカーテンレールの耐荷重を超えてしまうおそれも。カーテンレールは、耐荷重が3kg前後のものもあります。

防音カーテンは一般的なカーテンよりも重いため、カーテンレールごと取り換える必要があることも覚えておきましょう。

防音カーテンのおすすめ10選

ここからは、おすすめの防音カーテンを10種類紹介します。『ニトリ』の防音カーテンを始め、電車や車の音といった室外の音を軽減できるカーテンや、話し声やピアノの音など室内の音を軽減するカーテンをピックアップ。

防音カーテンの比較一覧表

防音カーテンをうまく使うコツ

防音カーテンを効率的に使うには、「窓との隙間を埋める」「カーテンレールの密閉性を高める」といったコツがあります。

窓とカーテンの隙間を埋める

サイズをしっかりと測っても、壁とカーテンの間に隙間を完全に埋めることはできません。

防音カーテンを使っている以上、ある程度の騒音や生活音の対策はできますが、さらに防音対策をしたいというときは、隙間を埋めるように画鋲や面ファスナーを使って壁にカーテンを固定し、隙間をなくしてみましょう。

カーテンレールの密閉性を高める

一般的にはカーテンレールは剥き出しの状態で設置してあります。そのため、カーテンレールと天井のわずかな隙間から、音が漏れたり入ってきたりすることも。

防音効果を高めるためには、カーテンを取り付ける際に使うアジャスターフックを調節し、天井と防音カーテンとの距離をできるだけ近くしたり、カーテンボックスを設置して隙間を埋めたりしましょう。

おしゃれなカーテンもチェック

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