平屋をリフォームするポイント

平屋といえば、昭和期に建てられた家や地方の公営住宅など、どちらかといえば「古めの住宅」をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、現在平屋の良さが見直されています。いま平屋にお住まいの方向けに平屋のリフォームのポイントやおすすめの方法などをご説明します。

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平屋に暮らすメリット・デメリットに、リフォームでどう配慮するか

2階建て住宅にメリットがあればデメリットもあるのと同じように、平屋には平屋ならではのメリット・デメリットがあります。

1.平屋のメリット

・2階がない分動線が少なく、移動が楽
・家全体に風を通すことができるため換気しやすい
・階段などでの移動がないため、高齢者が暮らしやすい
・屋根・外壁など外観部分のメンテナンスが楽

2.平屋のデメリット

・防犯面で不利
・収納が少なくなりがち
・広い敷地でないと床面積を確保しにくい

メリットをリフォームする時にもできるだけ生かすようにし、デメリットを回避するための配慮をしながら計画を立てましょう。ただ、2階建て住宅と比較して階層が少ない分、リフォームにかかる費用は少なく抑えられることが多いはずです。したがって、必要となる防犯対策や収納確保にかかるコストも、比較的かけやすくなるといえます。

平屋をより住みやすくするリフォームのポイント

次に、平屋のリフォームで取り入れたいポイントをご紹介します。

1.生活動線を考えた間取りの工夫

平屋はどうしても床面積が少なくなるため、動線しだいで使い勝手が大きく変わります。「障害物がなく真っ直ぐ移動できること」や、「同じ場所に帰ってくるのが楽なこと」などに配慮した動線を設けるようにするとよいでしょう。ご家族が高齢になった時にはバリアフリー対策にもつながります。

2.狭さ・収納対策は屋根裏部屋やロフトで

平屋は2階がない分、どうしても狭くなったり収納不足になったりしがちです。ただ、リフォームで屋根裏部屋やロフトを設けての空間活用も、2階建てよりはしやすくなります。天井が低い場合は思い切って天井を撤去し、そのスペースにロフトなどを設けるとよいでしょう。ただし、その際は断熱性や採光性に変化が生じる可能性もあるため、その対策が必要になることもあります。

平屋のリフォーム事例

次に、平屋を実際にリフォームした例をご紹介しましょう。

事例 築40年の昭和の平屋をカフェ風リフォーム!新婚さんの新居にふさわしい住まいに

ご親族所有の空き家を譲り受け、結婚を機にリフォームして新居とした例です。築40年を超え、いかにも昭和の家屋という雰囲気を今も漂わせる家でしたが、間取りや採光性などを見直して開放感を出すリフォームを計画。

独立キッチンや細かい区切りのある間取り、沢山の押入れといった前時代的な造りを見直して、間仕切りを極力少なくしたLDKを中心とする間取りに変更。リビングからは縁側風のデッキへ出られるようにし、平屋暮らしならではの楽しみ方をしっかり確保しました。低い天井は取り払い、梁を露出してカフェ風のおしゃれなインテリアが馴染む内装にしています。

設計時はリフォーム会社が平面図だけでなく、3D図面での提案をしてくれたことが契約の決め手になったとご家族。完成時をイメージしやすく、とてもわかりやすかったとのこと。ご家族とリフォーム会社それぞれのセンスを生かし、カフェのような家を作り上げることができました。

おわりに

高齢化社会や小家族化を背景に再び人気となっている平屋。空き家再生の促進なども加わり、古くなった家もリフォームすることで新しい形の平屋住まいをかなえられるかもしれません。信頼できるリフォーム会社に相談し、納得のリフォームにつなげましょう。

リフォーム会社選びには、一括見積サイトを利用がおすすめです。匿名・無料で申し込めば、お近くの優良リフォーム会社からの見積を1度に複数請求でき、忙しい方でも比較検討が楽にできます。

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