【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


家を建てる。 吹抜け

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 904
  • 3
  • 0
  • いいね
  • クリップ

建築群が世界遺産に登録されたことで
このところ、TV などでもよく耳にする
近代建築三大巨匠のひとり
ル・コルビジェ

彼が提唱したスケール
「モデュロール」は、
フランス人男性の平均身長1829mm
その男性が手を上げた時の
床から指先までの高さを2260mmとし
天井高さを決めました。



それに対し
日本の建築家 丹下健三は
日本人の体形に合わせ
「丹下モデュロール」を定め
天井高を2250mmとしました。


これは東京都庁に採用されているそうで
規模のある施設などでは
低いのではないかと思うのですが
やはり、評判はあまり良くないようです。


住宅においては
心地の良い高さだと思うのですが
さて、どうなのでしょうか?



私は
アルミサッシの標準規格寸法にあわせて
2200mmとしています。

この2200mmを基準として
天井高に変化をつけていくのですが


吹抜けを考える時
2階建なら
最大で1階の床から2階の天井まで
だいたい、4900mmから
5200mmぐらいの高さになります。

これが
最も計画しやすい高さなのですが

心地良いかどうかは
吹抜けのカタチや
開口部の取り方
他の空間の接続のされ方によって
変わってきますので
一概には言えません。

ただ、周囲から絡んでくる条件が
少ない状態で、吹抜けが作れる場合

心地よい吹抜け高さ
という基準を私なりに持っていて


それは、3000mm(3メートル)なんです。


巨匠のような体系立てた根拠はなく
現場で試行錯誤してきた
あくまで経験的な数値ですが
よくこの寸法を使います。


天井高さに変化をつけ
うまく吹抜けを組込むのも
豊かな空間を創るアイデアのひとつですね。





Photo by 平桂弥
  • 904
  • 3
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

YouTube https://www.youtube.com/user/naduna6660123 アメブロhttp://ameblo.jp/shim-a…

和泉屋勘兵衛建築デザイン室さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア