就活戦線でも新型コロナウイルスの影響大 内定率が前年比でマイナスに

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 リクルートキャリア(東京)の運営する研究機関・就職みらい研究所は、同研究所学生調査モニターの大学生・大学院生(大学生 1,080人/大学院生 413人)を対象に、「就職プロセス調査」を実施した。調査期間は5月1日~7日。調査では、就活戦線において新型コロナウイルスの影響が大きいことが浮き彫りになった。

 それによると、5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は45.7%(前年比-5.7ポイント)と、20年卒と比べ低くなった。現行の採用スケジュールとなった17年卒以降で、内定率が前年同月を下回ったのは初めて。学生が4月中に行った活動の実施率を見ると、「面接など対面での選考を受けた」が35.2%(-34.9ポイント)と前年と比べ大きく減少。一方で、「Web上での面接を受けた」が56.9%(+49.3ポイント)となり、緊急事態宣言の影響から主な面接の場が対面からオンラインとなっている様子がうかがえる。

 また、「エントリーシートなどの書類を提出した」や 「適性検査や筆記試験を受けた」は前年同月と比べ微減となり、新型コロナウイルス感染症の影響により企業の採用活動が制限されることで、選考の進捗が鈍くなっている様子だ。人事担当者から話を聞くと、企業はオンラインのみの選考で内定まで出すことが難しいという声もあり、思うように内定出しができない現状があるという。

 一方で、学生からは「企業の今後の選考予定が分からず不安」という声が聞かれた。企業は、現時点で止まっている採用選考がいつ再開するのかなど、今後の具体的な予定をタイムリーに情報提供することが望まれそうだ。

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