
【 欠陥住宅を防ぐ!家づくりのヒント 】家を建てるなら、何月からが良いの?
家の外装や内装にこだわる人は多いのに
家の新築時期にこだわっている人は、じつは多くありません。
それは、住宅メーカーさんや工務店さんが教えてくれないからです。
「いつから建て始めた方が良いですよ!」
なんて教えてしまうと、
その間までの期間は、誰も家を建ててくれなくなっちゃいますからね。。
でも、この家を建て始める時期は、
赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいる時期と同じで、
その家の一生を決めてしまうことになります。
今回は、その大切な
家を建て始めるべき時期についてのお話です。
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家の一生を左右する、建設時期
家を建てるとき、
「いつに入居したいわ!」と考える人は多くても
「いつから工事したいわ!」と、考えた人は、ほぼいないと思います
年末までに!とか
新学期の前に!とか
新年度の前に!という人が多いのではないでしょうか?
多くの人は、
ゴールデンウイークに住宅展示場に行き
魅力的なモデルルームに魅了され
年内、または来年の4月までに!との営業マンの言葉に押されて
家を購入してしまいます
しかし、ここでこだわってほしいのが
家の完成時期ではなく
家を建て始める時期です。
家を建て始める時期は、
その家の一生を左右するからです
建設初期は、母体の中と同じように大切な時期
ゴールデンウイークにハウスメーカーに行くと
早い人で、6月の梅雨の時期に基礎工事を迎えます
そして、梅雨明けが終わるころに、躯体工事(建物の柱や梁・構造用合板の取り付け)が始まります
つまり、骨組みの工事時期が、梅雨の時期にあたります
雨で、基礎のコンクリートは弱くなり、構造用合板は、完全に乾ききる前に、断熱材が入り内壁が貼られます
もちろん、ほとんどのハウスメーカーや工務店さんは
きちんと工事監理しているので
雨の時は、工事を中止したり延期していると思いますが
すべてがそうではありません
実際に、新築の住宅が、
雨に濡れた建材を乾かさないうちに工事したため
家の内壁がカビだらけになる被害が報告されています。
このように建設初期は、母体の中の赤ちゃんと似ています
母体が無理をすると赤ちゃんの一生に影響を与えるように
工事の開始時期に、構造材が雨に濡れると、家の一生に影響を与えてしまいます
建設着工の多い時期は、雨の多い6月~10月
上のグラフが、国土交通省が発表した住宅着工件数を月別にグラフ化したものです
梅雨から台風やゲリラ豪雨の多い6月~10月が、住宅の建設着工が最も多く、
逆に、雨の少ない1月~3月は、少なくなっています
その理由は、「新学期」「新年度」「年内」に新居に住みたい人が多いため
完成時期の3月・9月や12月から逆算した着工時期になっているからです
住宅購入は、時間と時期に余裕をもって、計画的に
このように建設時期は、その家にとってはとても大切な時期になります
工事の着工は、雨の少ない1月~2月に行うと、構造体の不具合は減ります
住宅購入は、時間と時期に余裕をもって行うことが大切です
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