【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


家を建てる。 白アリ対策

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 782
  • 2
  • 0
  • いいね
  • クリップ

湿気の多い日本の住宅では
シロアリ対策は必須です。 

建物本体の性能として
地面から湿気が上がって来ない対策が必要で

新築ならベタ基礎が防湿機能をはたしてくれますが
古い中古住宅なら
6㎝以上のコンクリートで防湿層を作る必要があります。

そして
床下に空気の流れをつくり
湿気が溜まらないようにしなければなりません。

その上で
長年、土台や柱1mの高さまで
白アリ防除剤を塗布することになっているのですが
クロルピリホスなどの有機リン系の化学物質による
健康被害が問題視されるようになりました。

またその効果が5年ということも
ずっと問題でした。

新築工事の時は構造部に
薬剤を塗布する事は簡単なのですが
5年後以降は、充分に再塗布することができません。


リノベーションの計画が増えたこともあり
最近、使い始めたのが、ホウ酸系の防除剤です。

処理した木材を白アリは食べることができず
摂取した場合は、餓死するとの事。

雨で流れない箇所では
半永久的に効果が持続するとのことです。

ホウ酸塩を主成分にしており
揮発・蒸発しないので
シックハウスの心配がありません。

エコボロン※リンク参照

ただ、ネット上では
ホウ酸系についても、いろんな見解があるので
お客さん、設計者、それぞれの視点で
検討し判断する必要もあります。


古い家で庭などが広い場合は
現状、家に被害がなくとも
過去の被害の痕があるなどすると
白アリが、家の周りにいることもあります。

浸入を防ぎ駆除するために
ステーションというシロアリを呼び込んで
駆除するケースを設置し
定期的に管理していく
セントリコンというシステムも採用しています。

セントリコン※リンク参照

この場合は
業者さんによる定期的な管理契約を結ぶことになるので
年間を通して費用が発生します。


外断熱というのは
柱の外側に2㎝程の断熱材のボードを
張っていく工法なのですが


白アリがその断熱材を食べながら
家の上部へ浸入していっている
という話も聞きました。


白アリは
家にとっては害虫ですが
樹を朽ちらせ土に戻すという循環の中では
必要な昆虫です。

どうやら
これからも長い付き合いが
必要なようですね。

Photo by 平桂弥
  • 782
  • 2
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

YouTube https://www.youtube.com/user/naduna6660123 アメブロhttp://ameblo.jp/shim-a…

和泉屋勘兵衛建築デザイン室さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア