【話題のシャオミ】“第2のApple”のスマートウォッチがハンパなかった……
モノが溢れた時代にどんどん出てくる新機能、新ジャンル。今後、売り切れてしまう前に買っておきたい“ネクストバズり商品”候補として紹介するのは、Xiaomi(シャオミ)のスマートウォッチです。「第2のApple」と言われるほど勢いがある中国企業の製品は、安いだけではなく性能も優れているのでしょうか。テストするモノ批評誌『MONOQLO』がXiaomiを含めた格安スマートウォッチ4製品を比べてみました。
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※情報は『MONOQLO』2020年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
スマホ通知にカロリー計測や ライフログ記録の活動量計機能も
スマホと同期してSNSやテキストメッセージを通知したり、音楽再生もできるスマートウォッチ。ライフログや運動中の消費カロリーなどを計測する活動量計機能や睡眠計の機能も備わるものも多く、人気が高まっています。
活動量計はランニングやサイクリングだけではなく筋トレやヨガなど、屋外・屋内を含めてあらゆるエクササイズのお供として役立ち、健康管理ツールとしての注目度もアップしていますよね。
ただ、数万円もする高価なスマートウォッチを買うほどでは…という人も多いはず。ランニングやライフログの記録のために何かデバイスが欲しい、という人がおすすめなのが3000~5000円の低価格帯の製品です。
Xiaomiはコスパが抜群に良い? 低価格帯4製品で比べました
Amazonには、ノーブランドや中華製品の格安の活動量計やスマートウォッチはすでに入れ替わりながら大量に出現中。その群雄割拠のスマートウォッチ界に突如現れたのがXiaomiの「Miスマート バンド4」です。Xiaomiは2010年に設立。勢いの凄まじさから「第2のApple」とも言われるスマホメーカーが生み出したスマートウォッチが、圧倒的にコスパがいいと話題になっています。
▼予算5000円! 格安なスマートウオッチを比較した過去のおすすめ記事はこちら。
今回は、話題のXiaomiと少し高いHUAWEI、Amazonでレビュー数の多い2製品を含めた4製品を実際に使ってみました。
検証にあたっては、「操作性」「通知」「バッテリー」の3項目をチェックし、ジャッジ! それでは、おすすめ順にランキング形式で見ていきましょう。
どこを取っても優秀! 完成度が高いXiaomi
Xiaomi
Miスマート バンド4
実勢価格:3839円
リストバンド幅:18mm 重量:22.1g 耐水性評価:5気圧 ストラップの長さ調節可能範囲:155-216mm 駆動時間:最大20日
今回4製品を比べてみてわかったことは、いかにXiaomiの完成度が高いかということです。同価格帯の製品とは比べ物にならず、約5000円の製品と比べても遜色ない機能性と使いやすさが秀逸でした。専用アプリも使いやすく、隙がありません。
▼操作性◎
タッチしてから反応までのラグがなく、軽快に操作できます。
▼通知◎
通知の内容を確認しやすいです。設定で通知の内容を選べます。
▼バッテリー◎
1日や2日では、ほとんどバッテリーを消費しない省エネタイプです。
格安なのに機能性バッチリ!
この価格帯で、バンド側からスマホの音楽を操作できるものは珍しく、優秀です。運動中も手元で操作できます。
ディスプレイの視認性が高く、暗い場所だけでなく、明るい場所でも見やすいです。明るさの調節もできます。
HUAWEIを超えるクオリティ
通知の内容が一目瞭然!
文字は大きく見やすい。
どちらの通知も見やすいのですが、Xiaomiの方が「どのアプリ(SNS)から送られてきたか」「どのような内容か」が見やすくて便利。バッテリー持ちもXiaomiの方が良いです。
機能性は超優秀! 操作性もいいHUAWEI
HUAWEI
HUAWEI Band 4
実勢価格:4508円
▼操作性◎
こちらも反応は優秀。思った通りにサクサク操作できます。
▼通知〇
文字が大きく視認性が高いのですが、内容はあまり把握できません。
▼バッテリー△
1日で30%くらいのバッテリーを消費します。やや効率が悪いです。
アマゾンレビュー数1000以上 バッテリー持ち◎のYamay
Yamay
スマート
ブレスレット
実勢価格:3699円
▼操作性△
腕を傾けたときやタッチしたときの画面点灯までの時間がやや遅いです。
▼通知△
パッと見たときに表示される情報が少ないのですが、視認性は悪くありません。
▼バッテリー◎
充電しなくても3日はバッテリーが持ったのは十分優秀です。
アマゾンレビュー数2300以上 通知内容の表示が多いSympa
Sympa
スマート
ブレスレット
実勢価格:3599円
▼操作性△
操作に対する反応が遅く、使っていると少しだけイライラします。
▼通知△
視認性は悪いのですが、内容をできるだけ多く表示してくれます。
▼バッテリー〇
2日は間違いなく充電が持ちますが、使い方によっては早く減ります。
コスパ、性能ともにダントツ! 圧倒的な完成度のXiaomi
性能的に抜きん出ていたのは、やはりXiaomiでしたが、HUAWEIもそれと同等の実力を発揮しました。Amazon人気のいわゆる格安製品とは機能性・利便性が雲泥の差でした。Xiaomiのコスパの良さは、まさに圧倒的でした。
スマートウォッチは2万円以上するものもあります。あまり予算をかけずに健康管理をスマートに行いたいなら“スマートウォッチ入門機”としてXiaomiがおすすめ! 気になっていた方はぜひ検討してみてくださいね。
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