ストレス太りから1年間でマイナス11kg!身も心も軽くなるまでの行程

私は現在、ヨガインストラクターと日本美腸協会の認定講師として、運動と食事の両面から心身を整えるための指導をしています。今は心身ともに快調ですが、2年ほど前までは今よりプラス11kgの体重でした。今回は、私が腸を整えることを意識してから、マイナス11kgのダイエットをどうやって進めたのかをお話ししたいと思います。

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出典:あんふぁんWeb

私は現在、ヨガインストラクターと日本美腸協会の認定講師として、運動と食事の両面から心身を整えるための指導をしています。

今は心身ともに快調ですが、2年ほど前までは今よりプラス11kgの体重でした。

今回は、私が腸を整えることを意識してから、マイナス11kgのダイエットをどうやって進めたのかをお話ししたいと思います。

基礎代謝量が低く、運動習慣のない=太りやすい体質

20~30代のころ、薬局で計った私の基礎代謝は980~998Kcal。18~29才女性の基礎代謝の平均値は1110Kcal。30~49才女性の平均値は1150Kcal。

つまり私の体は代謝が低く、運動をまったくしていなかった当時は太りやすかったようです。

介護ストレスで、食欲が加速

2010年~2017年頃までは、両親の介護のために実家に通う生活を、転勤で日本各地に移り住みながら続けていました。

最初のうちは時々でよかったのですが、だんだんと帰省の頻度が増し、精神的にも経済的にも辛さが増していきました。

2014年~2018年2月頃までは、ストレス食いが加速。食事の量も多かったのですが、食後に食べるデザートの量も半端なかったです。

たとえば、朝食後はリンゴ大玉1個。昼食後はブドウ1房。夕食後は梨1個。そして、おやつの後にも桃1個…。

甘味が果物丸1個食べ終わる頃にやっと感じられるという状態。ちなみにおやつはお取り寄せ。濃厚な風味のクッキーやバームクーヘンなどが大好きでした。

介護がメンタルをむしばんでいた自覚はあったので、現況が落ち着くまでは「食べてストレス発散すればよい」と考えていました。

介護太りが気になり始めたころ、第3子は3歳。私のあごの下をよく触ってくるようになったのがシャクでした(笑)。

父を看取ってダイエットを決意! 目標は1年でマイナス10kg

2017年夏の父の葬儀を終えて半年たった頃からヨガの仕事をスタート。人前に立つこともあり、自分に意識が向き始めました。

・2018年4月 ダイエットを開始。身長149㎝。体重54.5kg

食生活全般や運動量も見直したほうがよい、ということはわかっていましたが、まずは食後の果物を1日1個に減らしました。

急にすべて変えようとすると、逆にストレスによる反動がおこり、さらに食べてしまうことを避けるためです。

・2018年5月 健康にダイエットをするために、腸を整えることを学ぶ

「しっかりと本来の働きをできる元気な腸=美腸」ということを知り、健康的なダイエットを目指して勉強をスタートしました。

育児やヨガの仕事の合間に、上位資格の講師となるために、美腸プランナー3級→2級→美腸アドバイザーと順を追って資格取得していきました。現在の日本美腸協会の認定講師資格は2019年3月に取得。

深い知識があれば、自分はもちろん家族や友人、ヨガのお客様にも還元できると考えたためです。

【そこで学んだこと&私のダイエットにもメリットがあった知識】

・お腹まわりの筋肉には内臓を支える役割もあるということ。私にはその筋肉量が少なすぎ、内臓も下がっていました。

手足も内臓も冷えがひどかったのですが、私の内臓の冷えは10代後半から続いていた便秘=小腸大腸に老廃物が溜まっている状態によるものでした。

小腸は本来、栄養吸収したり、免疫細胞やセロトニンを作る場所。老廃物が詰まった状態では本来の機能が発揮しにくいのです。

・人の身体は心臓まわりや脳に、ほかの部位より多く血流を要します。

筋肉量が少ないと、手足などの末端まで血流が必要なだけ行き届かないために、冷えが生じます。また老廃物で小腸大腸が膨らみ下がった分だけ、周囲の血管が圧迫されます。それにより血流が悪くなり冷えるという悪循環が起きるわけです。

もちろん血流にのって運ばれるはずの栄養も、身体中にいきわたりにくい状態です。このままの状態ではダイエットをしても効果が出るわけがありません。

まずは溜まっている宿便を出しやすい体にするために、海藻類やねばねば野菜などの水溶性食物繊維の摂取を心掛けました。

・2018年4月~6月、マイナス3kg

水代わりに飲んでいた成分無調整牛乳を、徐々にカロリーの低い豆乳に置き換えました。

これは同じ白っぽい液体なのだからと脳を納得させ満足感を得るとともに、大豆たんぱく質のほうが、牛乳のたんぱく質より吸収が緩やかなため。

目覚めにお白湯を摂る習慣があったのでそれは継続。内臓が朝を感じ取り緩やかに活動をし始めるので、目覚めに突然食事を入れるより胃腸の負担が軽く済むのです。

・2018年7月、ダイエット停滞、2対1の呼吸法を始める

イライラせずダイエットに取り組むための「2対1の呼吸法」。

これは、「10秒息を吐き、5秒吸う」というように、吸う息の2倍の長さで吐くというもので、心身をリラックスさせる=自律神経を整える呼吸法です。私のダイエットの継続にとても有効でした。

ちなみに、この頃はまだ毎日の排便があったわけではありません。

出典:あんふぁんWeb

・2018年8月~10月初旬、マイナス4kg

食事はできる限り手作りのものとし、食事量の比重の1番多い時間を夜から昼にシフト。

そして腸のために、お腹と背中のセルフマッサージを行いました。

小腸や大腸のマッサージは、自律神経を整え排便力を高めます。よくお子さんがお腹が痛くなった時、「の」の字でお腹をマッサージしますが、それも小腸大腸へのマッサージです。

小腸に関しては、おへそを中心として左右、上下にそれぞれ約指2本あけて3本目の位置に優しく圧を加えること。

大腸については、右は骨盤の上、左は肋骨の下で、それぞれ手の平でつかめる場所をソフトにつかみます。

出典:あんふぁんWeb

背中のマッサージは、ヨガポールを背中に対し垂直になるようにあてて、腰から肩までポールをずらしながらまんべんなくほぐしました。

自律神経の通り道を整え、血流を良くし心身をリラックスさせる効果があります。

これはダイエットにも大切なこと。積極的に、でも無理しない範囲で行うことで自律神経を整えました。

・2018年11月~12月初旬、マイナス2kg 

発酵食品と水溶性食物繊維の摂取量を増やしました。

発酵食品は腸内を整える善玉菌そのものです。例えば納豆や鰹節、豆板醤や魚醬など。

今は塩麹や醤油麹など簡単なので手作りですが、当時はなんだか面倒に感じて手作りはしていませんでした。

ほかには、朝食を前の日の夕飯の量に照らし合わせ、調整もするようにしました。

セルフマッサージと呼吸法は継続。

毎日の排便が当たり前になってきて、残便感のない身体に日々変化してきている感覚がありました。

・2018年の年末年始は好き放題食べて、2019年1月中旬からダイエット再開

・2019年2月中旬までで、さらにマイナス1kg。この約11か月で、44.5kgなり、合計マイナス10kg

姿勢も良くなり152㎝と身長も変わりました。

ダイエット後、冷えもなくなり心も軽く

仕事がヨガなので、有酸素運動を伴いながらのダイエットでした。もちろんこれも腸を整えるポイントの1つとなりました。

お腹が温かくなり、冷えともお別れ。ついでに顔も小さくなりました。

心掛けたのは、慣らし保育のように

心掛けたのはじょじょに無理なく進めること。

ダイエットを意識した11か月では10kg痩せたので、1か月1kg弱ペースです。

一気にダイエットすると、気が緩んだときの反動でリバウンドがしっぺ返しのようにきます。

慣らし保育のように、少しずつ着実に進めました。成果が出てもでなくても取り組み続ける自分を、毎日自分で心底ほめました(笑)。楽しみながら取り組むこと。これもポイントです。

お腹の調子がよくなると心が軽くなり、日が進むごとにますます楽しく取り組めました。

なお、たまのご褒美として1、2か月に1回、食後に「ケーキを食べてOK」のルールとしました。

でも、減量が続くとそんなに食べたくなくなりました。痩せていくのが励みとなり、甘いものを以前ほどはほっしなくなったのです。

昔から言われる「快食快眠快便」と「適度な運動」。それにストレス低減効果のある呼吸法を加えたことで、苦痛なく快便を呼び込み、ダイエットに成功できたように感じています。

言葉通り、身も心も軽い毎日です。

<文・写真:ライター みち>

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