
「リバウンドするお片付け」を見直し!3つの失敗パターン別傾向と対策
お片付けでよくお聞きするお悩みが、「自分なりに片付けてみたもののリバウンドしてしまって・・・」というものです。
ダイエットなどでも同じような話が多く聞かれますが、お片付けも自己流で無理に進めた結果、結局またすぐにリバウンドして元通りになり、自信をなくしてしまう・・・という方がいらっしゃると思います。
そこで今回の記事では、お片付けでリバウンドしてしまう失敗パターンと、それぞれごとの対策についてご紹介します。
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パターンその1:無理に捨てて後悔し、反動でもっと買ってしまう
まず、1つ目のリバウンドパターンは「無理に捨てて後悔して、反動でもっと買ってしまう」というものです。
お片付けでは洋服や本など、趣味嗜好品などで特によく見られる傾向かもしれません。
ダイエットに例えると、メディアでブームになった方法に乗って短期間で痩せようとした結果、そこで無理をしたストレスで逆にもっと食べたくなってしまって、反動でさらに太る・・・といったパターンと似ていますよね。
この失敗パターンの対処策としては、
・一気に進めようとせずに、「1日3個捨てる」というように少しずつ進める
・迷うものは勢いで捨てずに一旦保留ボックスで寝かせる
といったものです。
人間、「やる!」と勢いづいているときはアドレナリンが出て普段とは異なる判断をしてしまうこともあります。
それがいい方向に働くこともあるため、捨てても後悔しないタイプの方は、一気に進めた方が良いことも多いです。
ただ、「捨て後悔」でリバウンドをしてしまいがちな方に限っては、冷静に判断できる状況の中で決めた方が良いことも多いと思います。
迷うものはダンボール1箱でも「保留ボックス」を作って、3ヶ月など期間を決めて寝かせてから手放すのも良いと思います。
また、捨てる・捨てないの判断の際に「捨ててもまた似たものがすぐに手に入れられるか」といった軸を入れて考えるのもオススメです。
本当は、捨てて後悔するのは全体の中でもごく一部のはず。
その一部の後悔のために全てを手放せなくなってしまわないように、「後悔を減らす工夫」ができるとリバウンドしにくくなると思います。
パターンその2:減らしてもまたモノがどんどん増えてしまう
続いて2つ目のリバウンドパターンは、「減らしてもまたモノがどんどん増えてしまう」というものです。
ご自身だけでなく、ご家族などが買ってきたりもらってきたりして増えてしまう・・・ということも結構あるあるですよね。
これはダイエットに例えてみると一定期間頑張って痩せたものの日常の食生活がすでにカロリー超過で、その習慣が変わらないために結局また太ってしまう、という状況に似ているように思います。
この失敗パターンの対処策としては、
・アイテムごとに適正量を決めて、普段の買い物の仕方から見直す
・新たなモノが家に入ってきたら、すぐに要・不要の判断をする
というものです。
つまり、家に入ってくるモノをできるだけ最小限にして、不要なモノはこまめに見直して代謝のいい家にする、ということです。
それができたら無理ないよ、という話かもしれませんが、ダイエットも結局は普段の食生活から改善しないと変わらないように、片付けも買い物の仕方から変えないと結局元に戻ってしまいます。
ご家族が増やしてしまう場合には、使えるスペースを明確に伝えた上で「これ以上は増やさないで」ということを言い続けるしかありません。
我が家も以前は夫がよく無料のノベルティやフリーペーパーを手当たり次第にもらってきたり、ホームセンターや業務用スーパーに行くと「こんな量どこに置くの!?」という買い物をしてくることがありました。
でも、その都度「これは要らない」「買ってきても置く場所がない」ということを伝え続けたところ、今はだいぶ気を遣ってくれるようになりました。
パターンその3:決めたルールが合わなくて結局出しっぱなしになる
そして3つ目のリバウンドパターンは、「決めたルールが合わなくて結局出しっぱなしになる」というものです。
これは、メディアやSNSなどの美収納に憧れて真似してみるものの、結局難易度の高さに自分や家族がついていけず、その収納が活用されない・・・というパターンです。
これも、ダイエットに例えてみると無理に「炭水化物は食べない!」といった厳しいルールを自分に課した結果、そのルールについていけずに挫折してしまう・・・というパターンに近いように思います。
この失敗パターンの対処策としては、
・最初からハードルを上げずにラクにできる方法から始める
・家族にも相談しつつ、一番片付けが苦手な人でもできる方法に合わせる
というものです。
例えばダイエットの場合であれば炭水化物を100%断つのではなく、ご飯の量をお茶碗半分にすることから始めるといったやり方があると思います。
お片付けの場合であれば、引き出しにしまうのが面倒なら近くのペンスタンドに戻せればOK、など基準を下げても良いと思います。
特にご家族のお片付けの場合には、なかなか合わせてもらうのは難しいもの。
無理に完璧を求めずに、まずはストレスなくできる方法からトライしてみることをオススメします。
「片付けた先の理想イメージ」がリバウンド防止に繋がる
以上、お片付けでリバウンドしてしまうという方のための、失敗パターン別傾向と対策についてのご紹介でした。
全てのパターンに共通する失敗しやすい傾向としては、「最初の片付けで、効果が実感しきれなかった」ということもあるのではないかと思います。
そしてそれは言い方を変えれば、「片付けることが目的になってしまい、その先にあるゴールがモヤっとしている」ということでもあると思います。
本当に片付けが成功して、「自分の叶えたかった理想が実現した!」と心から思えれば、二度と前の状態には戻りたくないと思えるので、生活習慣も自ずと変わってくるものです。
片付けてもリバウンドしてしまうという方は、もう一度片付けた先に手に入れたい暮らしはどんなものなのか?ということを具体的にイメージすることをオススメします。
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