コーヒーと古本の街。もしも清澄白河に住むとしたら始めたい、6つのこと。

街あるき

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今回の街あるき連載。第9回目は「清澄白河」です。

清澄白河といえば、あのブルーボトルコーヒーの日本1号店が出店した街として、2015年に大きな話題を集めました。

あれから4年。清澄白河は一過性のブームで終わることなく、おしゃれで居心地の良いカフェや、かわいい雑貨屋さん、お酒の美味しい飲食店が点在するなど、今でも土日は多くの観光客が訪れる人気の街です。

そんな清澄白河にもしも住むとしたら始めたい、6つのこと。さっそくご紹介します。

朝、早起きをしてお寺や川で散歩する

清澄白河という街を初めて知った時、なんときれいな名前の街なのだろうと思ったことを思い出します。その名の通り、清く澄み切った空気が街全体を包んでいてくれて、いつも晴れ晴れとした気持ちで過ごすことができます。

この街で暮らすならできること。それはちょっとだけ早起きをして、お寺や川の近くを散歩すること。都内にも川はたくさん流れていますが、有名な隅田川をはじめ、東西にもたくさんの運河が流れている清澄白河では、通りを歩いていると何度も大きな橋を渡ることになります。

それぞれ違う橋のデザインも散歩して見てみてください。

こうして橋の真ん中に立って、ぼーっと川の流れを見ているのでもいい。隅田川の方に行けば川沿いを歩くこともできます。犬の散歩をしている人、ランニングをする人、のんびり散歩を楽しむおじいさん。みんなこの川のそばで暮らす、ということを愉しんでいるようです。

ときには駅から5分のところにある清澄庭園を散歩してもいいですね。季節ごとに違う様相を見せてくれる園内を定期的にのぞいて、季節のうつろいを感じるって、ただ観光に来ただけではなかなか味わえない、とってもぜいたくな時間の過ごし方だと思いませんか。

ゆったりとした時間が流れる、清澄庭園。

清澄庭園

住所:東京都江東区清澄二・三丁目

とにかく休日ゆっくりするカフェには事欠かない

清澄白河には、たくさんのカフェや雑貨屋さんが点在しています。もちろんブルーボトルコーヒーもそのひとつ。日曜日も営業しているので、観光客の来るよりも少し早めの時間にお邪魔してもいいんです。焙煎したてのコーヒーの香ばしいにおいが店内に広がっていて、のんびり過ごすことができます。

ここがあの、ブルーボトルコーヒーの日本1号店。

もちろん、ブルーボトルコーヒーだけではなく、居心地の良いカフェはほかにもたくさんあります。たとえば「sunday zoo coffee & beans」は、週末のみカフェ営業をしているコーヒースタンド。自分の好みで豆をひいてくれます。自宅に持ち帰って、ドリップする時間を愉しんでもいいですね。

清澄白河駅と森下駅のちょうど間にある、高橋夜店通り、通称「のらくろーど」の中にもお気に入りのカフェ「ザ・ノースウェーブコーヒー」が。奥行きのある店内に入ると、ここも静かで心地よい雰囲気。マスターに好みの豆を聞いてもらい、おすすめのコーヒーをドリップしてもらえます。壁際にはベンチがあるので、ご近所の方などが集い、マスターとおしゃべりしたりすることも。コーヒーだけでなくマスターと会話を楽しむ喫茶店のような場所。地元が地方にあるわたしにとって、こうした場所は本当にうれしい。

のらくろーど。通りによって違う商店街も魅力的です。

sunday zoo coffee & beans

住所:東京都江東区平野2-17-4

ザ・ノースウェーブコーヒー

住所:東京都江東区高橋14-24

料理が好きなら、通いたくなる保存食材の専門店へ

外観もとってもおしゃれ。

果実酒やドレッシング、瓶詰などが売られている、「HOZON」は、お店の名前の通り「保存食」を売られています。店内で売られている梅のシロップも4種類もあるこだわりよう。気さくに話のできる店主と、夕飯をちょっと豪華にできるドレッシングはどれがいいか、なんて相談もできますよ。

HOZON

住所:東京都江東区三好2-13-3

近所にあったら絶対うれしい、センスのいい古本屋

清澄白河駅から徒歩6分ほど。深川資料館通り沿いにある古本屋「しまぶっく」は、本好きのわたしには最高の場所です。隅田川沿いに新しくできたホステル「LYURO」の中の本も選書されている、センスのいい古本屋さん。

外の木箱には私好みのライフスタイル本がたくさん詰まっていました。古本屋さんは、新刊書店では味わえない、おもわぬ本との出合いがあるから好きなんです。

しまぶっく

住所:江東区三好2-13-2

友達が遊びにきたら、気の利いた専門店に遊びに行こう

地元の友達から「こんど家に遊びに行くね!」といわれたとき、どこに連れて行けばよいのやら困った経験はありませんか。

でも清澄白河なら大丈夫。個人が経営する美味しい飲食店だけではなく、ここ「Coci la elle(コシラエル)」のような、おしゃれでかわいい専門店があるからです。本当に、住宅が密集している小道の中にあります。普通の家のような感じです。

住宅街のなかにひっそりある、Coci la elle(コシラエル)。

中に入って扉を閉めると、ここが街中だということを忘れてしまうくらい静かで心地よい。鳥の鳴き声がBGMとして流れています。まるで自然の中にいるみたい。傘に描かれているものは手書きのものから、プリントされたものまで様々。雨傘や日傘、ハンカチなどを販売されています。ひとつひとつ違った柄のデザインでどれもとってもかわいいんです。

傘と同じ柄のハンカチもありました。

ほかにも、紅茶専門店「TEA POND」や、雑貨屋「POTPURRI」もおすすめ。店内にびっしりと商品が並んでいて、どれにするかいつも悩んでしまいます。友達へのプレゼント選びにもぴったりです。

店内にはびっしりと紅茶の缶が積まれた紅茶の専門店「TEA POND」。プレゼントにもよさそう。

Coci la elle(コシラエル)

住所:東京都江東区三好2-3-2,1F

TEA POND

住所:東京都江東区白河1-1-11

POTPURRI

住所:東京都江東区白河2-1-2

花のある生活、始めよう

東京での生活にも少しずつ慣れてきて、部屋に植物があったらいいなぁと思えたのは、30歳を過ぎたあたりのころ。初めて部屋に飾ったヒヤシンスが時間をかけて花を咲かせたとき、生き物の力ってすごいなぁと疲れた体に元気をもらえたことがありました。

でもこうした生活をするためには、生活導線の中に自分好みの花屋が必要なんです。そんなわたしの願いをかなえてくれるのは、清澄白河駅のすぐ近く。駅を出て目の前の清州橋通り沿いにある花屋「バタフライデコ」です。

店内は薄暗く、ひんやりしています。何十種類もあるお花たちはどれもキレイで、スワッグは1000円からあるなど、とってもリーズナブル。「自宅で飾るように、1,000円以下で季節の花のブーケをつくってほしい」などといったオーダーにも柔軟に対応してくれます。季節のお花を飾る暮らしって、あらためていいですよね。

ドライフラワーも店内にびっしりとありました!

バタフライデコ

住所:東京都江東区白河2-9-4 深川からくり亭ビル 1階

*

清澄白河エリアは23区内であることを忘れてしまうほど、のんびりしていた穏やかな空気感が心地よい街です。小さくも個性が豊かでセンスの良いお店があちこちに点在していたり、古くからある赤ちょうちんがあるような飲み屋も多く、新しさと古さが入り混じる、穏やかで気持ちのいい街。しかもどこのお店に行っても気さくに話してくださる方が多く、とにかく人がいい、あったかい街なんです。

今住んでいる場所から一歩抜け出して、勇気を出して新しい街を探してみたい。そんな気持ちになった時、きっと清澄白河はやさしく、あなたを迎え入れてくれるはずです。

清澄白河の住み心地って?

実際に清澄白河に住んでいる人に、聞いてみました!

・都心へのアクセスを重視しながらも、都会とは少し切り離した穏やかな生活がしたい人に向いています。

・名前を体現しているところ。清く澄んだ白い河がある訳ではないですが、穏やかで自然豊かで。おしゃれなスポットも増えてはいますが、同時に赤提灯などの個人店も多数存在していて。地元の人と新しく移り住んだ人がいい具合に交わっているかなと。

・花屋、パン屋、コーヒースタンドなど個人店が多く、センスが良い。オープンマインドな人が多い。意外とおいしいお酒が飲める店が多い。空が広い。都内なのにゴミゴミしてない。

・東京、大手町、渋谷、新宿方面に一本で行けてしまう便利さがありがたいです。

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