新築マンション内覧会同行で見つかった、こんな不具合Part2

新築マンションの内覧会のご予定がある方にぜひ知っておいていただきたい、さくら事務所のホームインスペクター(住宅診断士)が「新築マンション内覧会(お披露目会)立会い・同行サービス」で見た不具合例をご紹介します。事前にどんな不具合があり得るのかを知っておくと、内覧会の際にその箇所を注意して見ることができますので、ぜひご参考になさってください。

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カマ錠受けの堀り忘れ

引き戸のカマ錠を受ける部分の掘り込みがありません。 引き戸の開閉に支障はありませんが、これでは鍵が掛かかりません。扉は動かすだけでなく調整の度合いや 鍵の掛かりもチェックする必要があります。

カーテンレールの曲がり

カーテンレールが曲がって付いています。
このままでもカーテンを吊るすことは出来ますが、正面に立って見た場合 左右の高さが違って見えてしまいます。

断熱材の施工順序が違う

この物件はパイプシャフト部分を利用してエアコンの配管配線をする仕様になっています。
エアコンスリーブのキャップを外して内部を確認したところ、給湯器のガス・給水・給湯の配管がされた後 (配管の上から)に断熱材のウレタンが吹付けられていました。残念ながらこのような工事をしている物件は多いのですが これでは断熱の効率が悪くなってしまいます。

給気口がふさがれている

大きな箱は、バルコニーにある貯湯タンクです。
この貯湯タンクと給気口のキャップの位置関係が上下の写真で異なっています。給気口は、 室内に外気を取り入れる場所ですから、そこに箱がかぶっていると、計画通りに給気をすることが出来ないためよくありません。

ダクトの配管がない

こちらの写真は、キッチンのレンジフードです。上の部分は幕板(目隠し板)になっていて、本来見えない部分ですが中を見てみると そこには配管がありません。
ここは火を使う場所ですから、温度の高い排気をするため、配管をせずこのままにしておいては、火災を起こしてしまう可能性もあります。

新築マンションの購入を検討されている方、購入してこれから引渡しを迎える方へ

新築マンションのご購入を検討されている方、これから内覧会やお披露目会を迎える方は、ぜひホームインスペクター(住宅診断士)をご活用ください。入居前に、第三者機関による建物の点検をすることで、不具合や瑕疵などを発見し、入居後のトラブルを未然に防ぐことができます。ホームインスペクション(住宅診断)実績豊富なさくら事務所へ、お気軽にお問い合わせください。

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