
稲城のぷれいるーむ
稲城で生まれ育ったIさんは、現在、奥さまと生まれたばかりのお子さまとの3人暮らし。築45年にもなるこちらの戸建てに住み始めたのは14年も昔のことだそうですが、当時はお父さまと、時にはお母さまにも手伝ってもらいながら、自分たちで改装したのだそう・・・
そんなお父さまは2年前に亡くなってしまい・・・そして、生まれた新しい命。外装、庭、1階は自分たちでつくりあげたものの、2階は途中で終わっていて。「お子さまのために整理してほしい」と、改修のバトンタッチを受け継ぐことになりました。
父から子へ、またその子へと。世代をつなぐ家づくりとなりました。
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イメージは、建築家 中村好文さんのLEMM HUT。自然素材を使った内装で仕上げました。
今回の改装は、2階にある続き間の2部屋を「ぷれいるーむ」とすること。
天井材や間仕切り壁も撤去して、梁も見せて、高さのある広い空間へと変わりました。
お子さまの「ぷれいるーむ」として使うので、内装材は出来るだけ自然素材を使いたいとIさん。イメージにあった建築家 中村好文さんのLEMM HUTを参考に、素材をチョイスして・・・。
壁には珪藻土(四国化成|けいそうモダンコート)を、天井や建具にはシナ合板を、
木部の塗料は、健康や環境に配慮した水系の保護塗料(和信化学|ガードラック)を使用しました。
床には表情が豊かなオークの無垢フローリング(toolbox|継ぎ無垢フローリング)を。
これで床をハイハイするお子さまも安心ですね。

ベランダのデッキ材も張り替えることで、ベランダも気持ちのいい場所へ
古くて、ぼろぼろになってしまった塩ビ製のベランダデッキ材。
せっかくなので、新たにイペ材を張りました。
日当りもいいので、こうやって腰を掛けるのもいいですね。
風の通りもよく、ここでの日向ぼっこは最高だと思います。
天井裏のスペースをロフトにして、収納スペースに
天井材を解体することであらわになった、天井裏のスペース。
せっかくなのでロフトをつくり、収納スペースとしました。ここは、ご主人の工具や資材置き場へと。
そして、ロフト下スペースは書斎スペースに。
天井は少し低めですが、こもった感じがして、逆に書斎にはぴったり。後ろの壁には、本棚も造り付けました。
お子さまの様子にも目が届く 少しこもった書斎スペースが出来上がりましたね。そんなシーンを思い描いていると、「となりのトトロ|サツキとメイの家」に出てくるお父さんの書斎を思い出しました。
1帖ほどの使いにくい「物入」を「洗濯スペース」に
タテに細長い物入スペースは、洗濯スペースに改造しました。「ぷれいるーむ」として使うので手洗い場も設けて・・・。雨の日には、洗濯物も干せるようランドリーロープ(KAWAJUN製)も取り付けました。
飾らない、無骨な照明器具
書斎と洗濯スペースに取り付けた、無骨な照明器具(toolbox|工業系照明 ソケット01)。
質実剛健な印象ですが、シンプルな空間にも似合うのではないでしょうか?
内装の雰囲気を損なわず、だけど少し存在感もあって。この大きさが丁度いいんでしょうね。
電球は「影美人」というクリアLED電球を選びました。
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