
【築70年物件の大変身】5.5帖の狭い空間にどんどん人が集まる理由とは?
築年数は約70年!〔カドヤ建設〕のすぐ隣にある木造建築は、リノベーション工事を経て装い新たに《kubomi(くぼみ)》として生まれ変わりました。以前はペットショップだった古い建物が“人が集まる空間”に大変身。5.5帖のこの空間で、いろいろなイベントが開催され、大森山王の商店街を率先して盛り上げているんですよ。
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たった5.5帖。されど5.5帖。何も無い空間だからこそ感じる無限の可能性!
半屋外スペースの《kubomi》には、普段は椅子とテーブルが置かれているだけ。お年寄りが腰を下ろしたり、子どもたちが集まってきたり、主婦のみなさんがおしゃべりをしたり。時にはお弁当を食べに来る方もいて、とても自由な空間です。
一方で、イベントが開催されることもある多目的なスペースとしても使われています。若手クリエーターの個展が開かれたり、物販が行われたりしています。〔カドヤ建設〕が関わる催しものも多く、そのひとつが『アキナイ山王亭』とのコラボレーションイベント。山王商店街を代表する築70年の高級履物店『アキナイ山王亭』は、商店街の休み処かつイベントスペースです。そことのコラボイベントの一環として、若手ミュージシャンが《kubomi》で演奏をしたこともありました。
のんびりとした時間が流れる日もあれば、活気あふれるイベントが行われる日もある《kubomi》。たった5.5帖ですが「されど5.5帖」。無限の可能性が広がる場所なのです。
真っ白な壁に絵が描けちゃう!マグネットもくっつく不思議なR壁とは?
《kubomi》最大の特徴と言っても過言ではない1階のR壁。奥に向かって半円を描くように広がるその壁は、マグネットペイント+ホワイトボードペイントという特殊な塗料によって仕上げられました。そのおかげで、磁石をくっつけたり、ホワイトボード用のペンで絵や文字を書くことができます。
毎年10月に行われる商店街のイベント・ハロウィンでは、子どもたちが商店街をまわる他、R壁に自由に絵を描いて楽しんでいるんですよ。
《kubomi》2つの施工ポイントとは?
《kubomi》最大の施工ポイントは、道路沿いの”R壁”。半円状に広がるR壁には鉄が含まれているマグネットペイントと、なめらかなホワイトボードペイントを施しています。そんな《kubomi》のもうひとつ注目したい施工ポイントは“吹き抜け”です。
大胆にも2階の1室の床を撤去して開放的な空間に仕上げました。そうすることで梁(はり)などの木造軸組みがあらわになり、木のぬくもりを存分に感じられるようになったのです。さらに、2階の引き違い窓(開け閉めができる窓)をFIXの窓(開閉ができない窓)に変更。外観にアクセントが加わり、1階内側から外の街路樹の緑が存分に見えるようになりました。窓を隔てて見る樹はまるで絵画のよう。2階から外を眺めると樹木と舗道見えて、また違った景色を楽しめますよ。
《kubomi》の施工において塗装工事には予算をかけましたが、その他の部分にはそれほど予算をかけていません。床はもともとあったものを丁寧にはがし、土間コンクリートを活かしました。吹き抜けの壁に設置した照明器具は、備え付けられていたものを再利用しています。2階の和室はほとんどそのままの状態で、R壁の斬新な空間との微妙なアンバランスが個性を引き立てています。
リノベーションをお考えなら、ぜひ〔カドヤ建設〕にご相談を!
〔カドヤ建設〕では、10人中7~8人の方が「なんとなくコレかな」と選ぶ物件ではなく、2~3人の方が「どうしても借りたい!」と思える物件を手がけたいと考えています。分かりやすいのがこの《kubomi》のような施工事例。採算性の観点から予算を組み、立地条件や借り手のターゲットを考慮して企画・提案が進められます。これによって限られた予算の中で優先順位を決め、最大限に効果のある個性あふれた物件が仕上がっていきます。
《kubomi》に代表されるアイディアは、社内で積極的に企画・立案がなされています。同時に、デザインやアイデアが偏りすぎないよう、提携しているモクチン企画等の設計事務所と協力して仕事を進めています。リノベーションをお考えならぜひ一度、〔カドヤ建設〕にご相談くださいませ。
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