生命保険の支払いはクレジットカードで!生命保険をお得に使うコツを解説

毎月かかる固定費は、できるだけ手軽に支払いもれがないようにしたいですよね。そんなときは、クレジットカードでの支払いが便利です。

特に生命保険に毎月かかる保険料は約10,000円~50,000円程度にのぼることもあるので、ポイントが貯まるクレジットカードでの支払いが断然お得! 今回は、クレジットカード払いがお得になる秘密や、活用のコツなどを解説します。

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生命保険の保険料はクレジットカード払いできるの?

保険会社によって、クレジットカード払いにできる会社とできない会社があります。一昔前まではほとんどの支払い方法が口座振替でしたが、最近はインターネットからの申込みが可能な保険商品もどんどん増えているため、支払い方法にクレジットカードを選択できる保険会社も増えています。

ただし各生命保険会社によって制限がありますので、クレジットカード払いを利用したいときは加入する前に保険会社へ問い合わせましょう。

一部ではありますが、クレジットカード払いができる保険会社をご紹介します。

〔アクサダイレクト生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX, Diners

〔アフラック〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX, Diners
要確認:クリック定期[インターネット申込専用定期保険]のみ対応している可能性有

〔SBI生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB

〔オリックス生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX, Diners

〔損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX, Diners
注意:旧日本興亜生命保険加入の契約では不可

〔チューリッヒ生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB
※この他にも楽天カード、セゾンカードなども使えます

〔東京海上日動あんしん生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB

〔ネオファースト生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX, Diners

〔マニュライフ生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX

〔三井住友海上あいおい生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JCB, AMEX, Diners

〔メットライフ生命〕
利用可能なカード:VISA, Master, JSB, AMEX, Diners

意外とたくさんの生命保険会社が対応しているのですね! 会社によっては、一部の保険商品のみが対象となっているものもあるので、確認してみましょう。

生命保険の保険料をクレジットカード払いにしたときのメリット

クレジットカードで支払う時のメリットは3つあります。

1. 支払い忘れをしない
2. ポイントがたまる
3. 保険の保障開始日が、送金や口座振替より圧倒的に早い

3について詳しく確認してみましょう。保険は、「申込み」「告知」「第一回目の保険料支払」の3つの手続きがすべて完了してから保障開始(責任開始)となります。口座振替で支払う場合、申込書を送ってから保障が開始されるまでの期間は、スムーズに進んだとしても約1カ月。

一方クレジットカード払いを利用すると、書類の不備などがなければ約1~2週間でクレジットカードの有効性の確認がとれ、その日から保障が開始されます。クレジットカード払いの方が、口座振替より早く保険の保障がスタートされるのです。

生命保険の保険料をクレジットカード払いにすると1年間で実際どれだけの得をするの?

クレジットカードの還元率は0.5%(200円で1ポイント)が一般的。しかし、還元率が1.0%以上(100円で1ポイント)のクレジットカードもなかにはあります。まとまった金額が毎月必要になる生命保険料こそ、還元率が高いクレジットカードで支払えばより得をすることができますよ!

(例1)生命保険料 月1万円(月払い)の場合
1年間で支払う保険料は、10,000円×12カ月=120,000円
還元率0.5%の場合、120,000円×0.5%=600円
還元率1.0%の場合、120,000円×1.0%=1,200円
還元率2.0%の場合、120,000円×2.0%=2,400円

(例2)生命保険料 月3万円(月払い)の場合
1年間で支払う保険料は、30,000円×12カ月=360,000円
還元率0.5%の場合、360,000円×0.5%=1,800円
還元率1.0%の場合、360,000円×1.0%=3,600円
還元率2.0%の場合、360,000円×2.0%=7,200円

(例3)生命保険料 月5万円(月払い)の場合
1年間で支払う保険料は、50,000円×12カ月=600,000円
還元率0.5%の場合、600,000円×0.5%=3,000円
還元率1.0%の場合、600,000円×1.0%=6,000円
還元率2.0%の場合、600,000円×2.0%=12,400円

各クレジットカード会社によりますが、一定期間のカード利用実績に応じてポイント還元率が上がっていくシステムが多いので、還元率2.0%も場合も計算してみました。比較してみると、還元率でかなりの差が出ますね! 実際に貯めたポイントは、「1ポイント=1円」で使えるお店で利用しましょう。

保険料以外の固定費もクレジットカード払いで! 6つの例を紹介

毎月かかる固定費は保険料だけではありません。他にもクレジットカード払いを利用できるものはあるのか確認してみましょう。

1. 家賃(クレジットカード払い:△)
不動産会社によってクレジットカード支払い可能です。クレジットカード決済は決済手数料がかかるため、利用すると大家さんに振り込まれる家賃は決済手数料分を引いた額面になることもあります。そのため、現在では口座振替を利用していることが多いようです。

2. 電気(クレジットカード払い:○)
東京電力では支払い方法にクレジットカードを指定することができますが、支払い方法は1回払いのみです。
利用可能カード:VISA, Master, JCB, Dinersなど

3. 水道(クレジットカード払い:○)
地域や自治体によりますが、ほとんどがクレジットカード払い可能です。

4. ガス(クレジットカード払い:○)
東京ガスではクレジットカード払いを選択することが可能です。
利用可能カード:VISA、Master、JCB、Dinersなど

5. インターネット(クレジットカード払い:○)
au光、SoftBank光、docomo光、ビッグローブ光、NURO光などがクレジットカード払いに対応しています。

6. 通信(クレジットカード払い:○)
au、SoftBank、docomoほか、多くのキャリアがクレジットカード払いに対応しています。

これらを元に、それぞれクレジットカードで支払ったらいくら分のポイントが貯まるのか計算してみましょう。

●30代/男性/既婚(妻、子供2人)/会社員
家賃:70,000円
光熱費:14,000円
ネット:10,000円 
通信費:13,000円
合計*107,000円

1カ月で支払う固定費を107,000円とします。

還元率0.5%の場合、107,000円×0.5%=535円
還元率1.0%の場合、107,000円×1.0%=1,070円
還元率2.0%の場合、107,000円×2.0%=2,140円

1カ月でこれだけのポイントが貯まります。また、これを1年間で計算すると、107,000円×12=1,284,000円なので、

還元率0.5%の場合、1,284,000円×0.5%=6,420円
還元率1.0%の場合、1,284,000円×1.0%=12,840円
還元率2.0%の場合、1,284,000円×2.0%=25,680円

となります。長期で考えるとかなり大きな差がでますね。

家賃はクレジットカード払いができないことが多いですが、一番高い費用がかかる固定費なので、引っ越しするときはクレジットカード払いOKな物件を探してみるのもおすすめです。

生命保険の支払いではクレジットカードを活用しよう!

毎月かかる生命保険料やその他固定費について、クレジットカード払いを活用するメリットを解説しました。1カ月単位で考えると小さな金額ですが、生命保険料や通信料などは長い間ずっと払い続けていくもの。長期でいくらお得になるのかを考えて、クレジットカード払いを上手に活用してみてくださいね!

プロフィール

根岸彩香
2級FP技能士資格を取得し、生命保険会社にて一人一人に合った保険商品をご提案していた実績があります。
また、皆さんの人生に必ず必要となる保険や税金、相続などを得意とし、この3つのジャンルを中心に執筆しております。

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