【難読漢字】「翅鳥」の読み方は?「はねどり」ではありません!
「翅鳥」の読み方をご存じですか? 「鳥」は鳥類をあらわす漢字としてよく見かけますが「翅」は見ない漢字です。「羽」という字に似ていますが「はねどり」とは読みません。 それでは、いったい何と読むのでしょうか? 「翅鳥」の読み
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「翅鳥」の読み方をご存じですか?
「鳥」は鳥類をあらわす漢字としてよく見かけますが「翅」は見ない漢字です。「羽」という字に似ていますが「はねどり」とは読みません。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「翅鳥」の読み方のヒントはこちら
ひらがなで書くと「○ちょう」の4文字
音読みです
意味のうちの1つは「四丁」と書くことがあります。
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「翅鳥」の読み方、正解は・・・
正解は
「しちょう」
です!
「翅」という漢字は「つばさ」「鳥や虫のはね」「魚のひれ」などの意味を持つ漢字で、訓読みは「つばさ」「はね」になります。
「鳥」はそのまま「鳥類」をあらわす漢字です。
「翅鳥」は「大空を飛ぶ鳥」という意味のある言葉になります。
「翅鳥」もう一つの意味
「翅鳥」にはヒントに書いた通り、もう一つの意味があります。囲碁用語「シチョウ」です。
囲碁の基本的な手筋のひとつで、逃げようとする相手の石を斜めに追って逃げられなくすることを言います。中国では「征」、日本では白黒の石が4つの線に連なっていくところを見立てて「四丁」と表記することが多いです。「翅鳥」や「止鳥」と表記されることもあるようです。逃げる石を追いかけるイメージを鳥に見立てたのか、ただ発音が同じだったからなのかはわかりませんが、囲碁の格言「シチョウ知らずに碁を打つな」を「翅鳥」にするとちょっと格好いいですね。
囲碁の対戦を見かけたら、「翅鳥」の読み方を是非思い出してくださいね。
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