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長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


『子供部屋という自室をもたない』場合のメリットデメリット

近頃、売り出される土地の大きさは小さくなる傾向にあります。(地域差はありますが。)
それに伴って、家の大きさも小さくなる傾向にあります。

家が小さくなると各個室も小さくなっていくのが一般的。場合によっては、『自室を持たせないor限りなく小さい自室にする』という事例も増えています。

そこで今回は、『子供部屋』に注目して、実例を紹介します。

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Q.子ども部屋ではそもそも どういうことをするんだっけ…?

①身支度(着替え)をする
②物と空間の管理(整理収納)能力を養う
③遊ぶ(兄弟?友達?一人?)
④清掃能力を養う
⑤学習する
⑥物思いにふける
⑦趣味をもってみる
⑧寝る

子どもの年齢による使用感の差はあれども、どれも当てはまることではないでしょうか??
近頃は、子どもが生まれる前から建築計画をされるご夫婦が多いので、
子どもの人数は、何人になるか想定つきにくいですが、
概ね2~3人の子どもが過ごせる空間を望まれることが多いですね。



最近、『リビング学習』が流行っているけど、どうなの?

子どもが誕生する前や、未就学児の段階で建築されるご家族が多いいま。
『リビングにワークスペースを作ってください』とリクエストされることも多いです。
ここでいう『ワークスペース』とは、自宅学習したり、PCを広げたり…
作業するためのテーブルのことを意味しています。

ここで考えたいのは、『子供たちは何歳(何年生)までリビング学習するのかしら?』ということ。
中学の定期試験を機に、個室学習に切り替わる場合もあれば、
高校受験や大学受験の頃に個室を求める子供もいますよね。

一方で、大学受験までリビング学習スタイルという子どももいると聞きます。
さらには、『ワークスペースを造作せず、既製品の学習机をリビングに設置したい』という方もいました。

リビング学習の在り方は、実にさまざまです。



実際に出会った、あるお客さん宅のスタイルとは。

『まるで学生寮のような、小さな子ども部屋にしたい!
それとは別に、小さなセカンドリビングも作りたい!』

そうリクエストいただきました。

1階にはもちろんリビング。それとは別に2階には、セカンドリビングを約7帖計画しました。
子供室というよりは、『子ども用個室』を4,5帖と3,0帖をそれぞれ計画。ちなみに寝室は4,5帖。

この家庭の子供ちゃんの場合、勉強は2階のセカンドリビングでしたり、個室にこもったりとさまざまだそうです。
個室はやっぱり手狭なので、セカンドリビングでお友達をおもてなしすることが多いそうです。

『個人のテリトリー(居場所)』は最低限+αの面積があれば、あとは子どもは自由に創意工夫して空間を利用するよということを教えていただきました。



メリット、そしてデメリットとは。

➤➤➤メリット
①子供が独立した後は、夫婦のクローゼットや趣味部屋にしやすいということ。
②また、個室が小さいということは、延べ床面積も小さくなる傾向がある。
③建築コストを落とすことにもつながりますね。
④個室にこもりにくいという特徴もありますね。

➤➤➤デメリット(課題点)
①自室がない(あるいは小さい)ということが、子ども自身のストレスにならないかどうか。
②生活音や照明などの配慮はどうするのか。カーテンやロールスクリーンでの仕切りがあるだけでも空間にテリトリー(居場所)ができるので、子どもなりにはほっとできる空間が生まれますよね。
③また、生活用品の収納スペースがどこにあるべきかが悩ましいこと。衣類の収納計画は、手狭であっても各個室で完結させてあげるほうが、年頃になった時に気を揉まないでしょうね。




親が用意した空間。快適かどうかは子どもが決める。

結局のところ、『リビング学習がいいよ』と言っても、『ワークスペースがいいよ』と言っても、
『個室で集中したほうがいいよ』と言っても、快適かどうかを決めるのは子どもちゃん自身。
なので、学習空間や遊び空間をどれだけ意図的に考えても、意図通りいかないこともあります。

大切なのは、子どもの快適感にあわせて柔軟に対応できるように、
年齢が小さいうちは意図的に空間を作りきらないことも 快適感につながるヒントなのかもしれませんね!

東沙織 instagram.com



いかがでしたでしょうか??
なにか、少しでも参考になれば幸いです。

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また次回の記事も、知恵ネタ投下しますね~!

暮らしの設計士 あず



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兵庫県で家づくりを手掛ける工務店【有限会社ひまわり工房】暮らしの設計士、東沙織(あず)です。新築・リフォーム・リノベーションのお手伝いをしています。自然素材の経…

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