「何かがおかしい…」山の中で見つけた受話器が2つある公衆電話

提供:日本海テレビ

 

島根県と山口県の県境の町、津和野町(つわのちょう)。ここにあ�...

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提供:日本海テレビ

 

島根県と山口県の県境の町、津和野町(つわのちょう)。ここにあるのが、なぜか受話器が2つある公衆電話。
なぜここに?どうやって使うの?と、気になる不思議スポットへ行ってきました。

 

乙女峠にあるデュエットフォン

公衆電話があるのは、JR津和野駅から徒歩20分のところにある乙女峠。駐車場もあるので車を停めることもできました。

 

乙女峠を上がる道はスロープが付いた坂道になっています。緑に囲まれ、脇にはの隣には綺麗な水が流れています。なんだか幻想的な雰囲気。

 

まぁまぁ長い坂でしたが勢いをつけて、一気に駆け上ります!!

 

乙女峠マリア聖堂

開けた広場のようなスペースに出ました。ここはキリシタンの殉教者たちを追悼する為に建てられた「乙女峠マリア聖堂」。中はステンドグラスが美しい幻想的な空間でした。訪れた際はぜひ中を覗いてみてください。

 

デュエットフォン

この広場の端に、公衆電話。なんでこんな場所に?と思いつつ、恐る恐る中をのぞいてみます。

 

受話器が2つある!なんだこの公衆電話~~~!

 

説明書が貼ってありました

 

この受話器から2人と通話相手との三者通話ができる「デュエットフォン」。現在もお金を入れて使用できます!

 

なぜ受話器が2つ?なぜここに・・・?

とっても珍しい「デュエットフォン」ですが、謎だらけ!そこで津和野観光協会の方にお話を伺うと、以前、新聞社の取材をきっかけにデュエットフォンについてNTT西日本へ問い合わせなども行い調査したそうですが、詳細は分からなかったそうです。

 

諸説ありますが、デュエットフォンは1990年ごろに設置されたといわれており、NTTの電話事業100周年を記念して全国各地につくられたんだとか。
当時、全国にも数か所設置されたそうですが、現在西日本に残るデュエットフォンは山口県の周南市とココ乙女峠の2箇所のみ!なぜ設置場所に乙女峠が選ばれたのかは、謎だそうです。

 

おわりに

なぜこの場所にデュエットフォンがあるのかは謎ですが、西日本には2箇所しかないという貴重な公衆電話。これからもミステリアス雰囲気を醸しながら長く使われ続けるといいですね!津和野に訪れた際にはぜひ一度デュエットフォンを使ってみては?

 

デュエットフォン

場所

島根県津和野町後田
乙女峠マリア聖堂の近く

 

津和野の詳細・宿泊予約

※この記事は、2023年6月22日に日本海テレビ「na-na」で公開された記事を転載したものです。

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