「共に育つ」論に、高橋由伸さん共感 住友生命高田社長と対談

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 プロ野球、巨人の前監督、高橋由伸さん(47歳)が、健康活動を続けると保険料が変動する「Vitality」保険を販売している住友生命の高田幸徳社長と、小さいころの思い出からチーム運営の厳しさ、若手育成の難しさまで、さまざまなテーマで対談した。中でも、リーダー論で高田社長が実践する人材の育成と同時に自身の成長も共に目指す「人財共育」の考え方には、高橋さんも共感を示した。

家族に支えられ野球続ける

 健康増進の取り組みに応じてポイントを付与して、さまざまな特典がある「Vitality」
 保険。その趣旨に沿って、同社では有名スポーツ選手やOB、OGらを講師に招き、親子で体を動かしながら、スポーツを楽しむこと、頑張ること、続けることの大切さを学ぶ「スミセイ“Vitality Action”」の活動を続けている。2017年に創立110周年事業として始まり、この夏まで全国で123回開催し、約6000組、1万3000人が参加している。

 さらに、社長自らがトップアスリートと対談。現役時代の喜びや悩みなど、さまざまな話題を取り上げ、健康活動の重要さを聞き出している。今回、高橋さんも小さいころは、両親が練習相手になりキャッチボールをしたり、お兄さんが試合に応援に来てくれたり、家族に支えられて野球を続けてきたと思い出を語った。

人財共育に立脚

 話が盛り上がったのは若手の育成について。高橋さんが、誰かひとりを1軍に抜てきするのではなく、2人、3人を同時に起用すると、普段の力を発揮する確率が高いことを学んだと話した。これに高田社長は、上司、部下の立場を超え、知らないことは若手からも部下からも学びながら、自分も共に成長を目指す「人財共育」の考え方に立脚して経営にあたっていると応じた。高田社長も2021年に、56歳と大手生保では異例の若さで社長に就任している。共育論には、高橋さんもわが意を得たりと、大きくうなずいた。片やエキスパートぞろいの数十人のプロチーム、片や老若男女、数万人の大企業だが、トップに立った人間が体験する感覚なのだろう。

 2016年からの3シーズン、高橋さんは優勝を経験できずに監督を退任。その後は、いろいろな分野の人に会い、さまざまな考えに触れた。経営学や組織論にも興味を持ち勉強を続けている。40代半ばは、一般社会では中堅。この先、多くの経験を積み、人間としても成

 熟度を増して、よりリーダーにふさわしくなって50代を迎える。それを見越してか高田社長は「監督は2回目の方が好成績を期待できるし、もしそのチームが巨人なら球界も盛り上がる」と、再登板の可能性についてストレートにぶつけた。

再登板の期待は理解

 これに対し高橋さんは「(成熟した人間に)そうなりたいと願っているし、そうなれるよう努力しているつもりだ。野球を始めたころから誰かに期待され、応えようと頑張ってきた。それが自分の行動の背骨にある」と話した。質問の背後にある期待は、十分に理解している。

 この対談の模様は住友生命ホームページで視聴できる。

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