
子どもの頭が良くなる家づくり(1)- 間取りと子育て -
果たして間取りで頭の良い子は育つのか?時代と共に変わる「頭が良い」の変遷とあわせて考えてみましょう。
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「勉強は静かな個室で」、そのために独立した子ども部屋を用意してあげたい。
そう思うのは子を愛する親心。空間的な余裕がないなかで、頭をひねり、工夫をし、ときに自分を犠牲にして子どものための家づくりをする方は少なくありません。
しかし、最近ではそのような固定観念に縛られず、子どもの成長にあわせた「頭の良い子が育つ間取り・家づくり」が注目されています。
一昔前までは、詰め込み型の教育が主流、「暗記」する記憶能力によってテストで高得点をとることができてきました。
たしかに知識は大事ですが、今やスマホがあれば暗記は不要。知りたいことはググれば出てくるし、Q&AサイトやLine、Facebook、Twitterなどで人に聞くことも容易です。
就職試験でも、能力テストの際にインターネットを活用しても良いという会社が増えてきています。仕事する上でネット使うのは当たり前、その道具(ツール)を使って、何をするのか?ということが実社会では求められるからです。当然といえば当然の流れですよね。
もちろん、暗記や知識を軽んじるわけではありませんが、今の時代にあっては、それだけでは不十分になってしまったのです。
「頭が良い」の変化
では、今の教育で重んじられていることはなにか?
例えば、問題解決能力、コミュニケーション能力、クリエイティブな想像力といったものです。勉強して身につけることもできるでしょうが、普段の生活、家庭環境の中で育まれていく能力です。
間取りによって、頭の良い子は育つのか?
これはイエスでもあり、ノーでもあります。
仮に「頭の良い子が育つ家・間取り」が存在したとしていても、そこでの家族関係(人間関係)、コミュニケーションこそが本質。形だけ作っても意味はありません。
しかし、そこをきっちりと踏まえれば、頭の良い子が育つ間取り、共通点と呼べるものはま違いなく存在するようです。
「子は成長する」という落とし穴
1つ、押さえておかねばならないことがあります。それは、「子は成長する」ということ。幼稚園、小・中・高・大学、社会人、独立と、子どものステージによって、必要な間取りや収納、機能が変わってきます。
たとえば、小さい頃には気にならなくとも、思春期を迎えたあたりからはプライバシーを求めるようになります。じゃあ、やっぱり個室がいいじゃないかというと、それはそれで「密室化の弊害」という問題があります。
自由な空間、変更可能な間取りを
子ども部屋は年齢によって使い方が大きく変わる空間です。
ただ子ども部屋を作ってあげるのではなく、子どもの成長を見越して「頭の良い子を育てる自由な空間、変更可能な間取り」という視点で家づくりを進めるのがポイントになってきます。
次回は、そのための具体的なポイントと理由をお伝えします。
集中力と勉強の関係、子どもの成長に合わせた生活環境のつくり方、プライバシーと密室化、スマホ依存の問題など。
必要なのはお金ではありません。むしろ、理屈がわかってしまえば簡単で、予算を押さえて家づくりができるでしょう。ぜひお楽しみに。
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