こんなにかかるの?子どもの夏期講習「駿台、四谷大塚、日能研、SAPIX」費用【中学受験・大学受験】
中学受験や大学受験のために必要な「夏期講習」にかかる費用について「駿台、四谷大塚、日能研、SAPIX」をご紹介します。受験に向けて必要となるお金の貯め方についても、一緒に考えていきましょう。
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中学受験と大学受験の現状も紹介
受験生にとって、夏休みは合否を左右する重要なポイントだと言われています。
今回は、中学受験や大学受験のために必要な「夏期講習」にかかる費用についてご紹介します。受験に向けて必要となるお金の貯め方についても、一緒に考えていきましょう。
中学受験と大学受験の現状
まずは中学受験と大学受験の現状についてみていきましょう。
<中学受験>
日本は、少子化にも関わらず、特に都市部を中心に中学受験熱が過熱しているようです。
最近では、子どもを産む親の年齢があがり、高齢出産の割合が増えています。子どもが受験する年齢では両親の所得も上がっており、経済的に少し余裕があるため、中学受験を目指すことも可能となってきているとも理由の1つとして考えられます。
さらに少子化が進み、子ども1人にかけられるお金が増えていることも、中学受験する子どもが増えている原因として考えられます。
<大学受験>
文部科学省の資料より、ここ数年の高校の普通科卒業生の傾向を見ると大学と短大進学率は約60%となっています。
少子化や新型コロナウィルスの影響もあり、今後、大学受験者数は多少増減することも考えられます。また、少子化が進み、大学全入時代が来るとも言われていますが、実際は難関校と言われるような大学に進学するためには、予備校に通うなどしっかりとした対策が必要です。
大学を目指す人の中には、浪人をして、受験に再トライする人もいます。その場合、模試や通塾など、予備校に通う費用などは2年分かかってしまうケースもあります。
夏期講習「駿台、四谷大塚、日能研、サピックス」にかかる費用
中学受験や大学受験の合否を分ける重要なポイントでもある夏休みには、夏期講習に通う子どもも多いでしょう。実際にどのくらいお金がかかるのか、大手の受験塾の講習料を見ていきましょう。
<中学受験>
四谷大塚:20万5700円(13万9700円(夏期講習)+6万6000円(8月特訓))2022年
日能研:17万9960円(標準コース4教科目黒校)
SAPIX:21万200円
(首都圏6年生)
<大学受験>
駿台予備校:6万9000円(50分授業×12コマ×3口座の場合)
YSAPIX:3万8720円(英語240分×4回)
中学受験の夏期講習は、大体20万円前後が相場です。2教科受験よりも4教科受験の方が、講習料は高くなります。
また、中学受験の場合は、科目や授業内容ごとにコースを選択するのではなく、夏期講習として1つのパッケージ価格となっている場合が多いようです。そのため、1つの塾ごとにあまり選択肢はありません。
中学受験をする6年生の子どもたちの場合、普段通っている塾の夏期講習をそのまま受講する方が多いと考えられます。
一方、大学受験は、受講する科目数によって大きく異なります。国立や私立など大学によって受験科目が違うので、受験に必要な科目だけ選択することになります。
国立を受験する場合大学入学共通テストで、多くの科目を受験しなければなりませんが、科目数が増えれば増えるほど、夏期講習の価格も上がってしまいます。
子どもの受験とお金の準備
子どもに中学受験をさせたり、子どもの希望の大学に通わせるために、予備校に行かせてあげたいと考える親は多いでしょう。しかし、夏期講習の価格からも分かるように、子どもの受験には、ある程度まとまったお金が必要となります。さらに、受験後に私立の中学や大学に通う場合は、しっかりと学費を準備しておかなければなりません。
子どもの教育費を効率よく貯めていくためには、貯金の基本である「先取り貯蓄」を実行しましょう。
お子さんが複数人いる場合は、子どもごとに貯金用の口座を分けておくのがおすすめです。上の子の教育費にお金を使過ぎてしまい、下の子の進学時に教育費の支払いが苦しくなるということがないよう、子どもごとに貯金をしてあげると良いでしょう。
子どもの教育費は全て公立学校に通っても1000万円、私立の場合は2000万円が必要だと言われています。子どもが生まれてから、20年間くらいかけてコツコツ貯金をしていく場合、年間50~100万円を貯めていく計画となります。
子どもの受験や進学に向けて、先取り貯蓄でお金を貯めていきましょう。
まとめにかえて
今回ご紹介した子どもの夏期講習にかかるお金を見て、正直びっくりしたという方もいるかもしれません。
まだまだ中学受験が先だと思っていても、まとまった教育費を準備するには時間がかかります。できるだけ早い段階から、日々お金を積み重ねていくことが大切です。
今回ご紹介した内容を参考にしながら、子どもがうまれた段階で、計画的に先取り貯蓄を行う仕組みづくりを行いましょう。
参考資料
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