「太陽光発電」は節約になるの?光熱費節約の仕組みと節約金額を徹底調査

最近マイホームを購入した人や購入を考えている人にとって、「節約」は気になるワードではないでしょうか? 出産や育児などのライフイベントとマイホーム購入が同じ時期になるご家庭も多く、将来のためにも少しでも光熱費などの"固定費"を抑えたいところ。今回はそんな方向けに、費用を抑え、将来のための”投資財”にもなる「太陽光発電」という選択肢についてご紹介していきます。

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目的は違えど「節約」はしたい!

節約できるのであればしたい、ということは間違いないと思います。
誰にとっても大事だとは思うのですが、特に最近マイホームを購入した人・購入を考えている人にとってはさらに重要。

「新しい家具や引っ越しの費用など出費が重なるため、少しでも支出は抑えたい……」「ローンや子育てのこともあるので、長期的に節約できればそれに越したことない……」。そんなお悩みをお持ちの方も少なくはないと思います。

ここで出費に注目してみます(※1)。平成28年において二人以上の世帯での消費1ヶ月あたりは、上から順に「食料(72,934円)」「その他の消費支出(58,780円)(※2)」「教育娯楽(28,159円)」「光熱・水道(21,177円)」と並びます。

この中でも「光熱・水道」は比較的固定でかかる、つまりは”減らしにくそう”な費用。ちなみにその約50%は電気代が占めています。

これを少しでも減らすことができるのであれば……。


※1:総務省統計局 家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)より。
http://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/

※2:理美容関係や、交際費、こづかい、たばこなどへの出費が含まれています。

まちなかで「太陽光発電」を普通に見るようになってきた

2009年から住宅用の太陽光発電からの売電料金が設定されたことを契機に、太陽光発電への注目が高まりました。また近年は設置費用も下降しており、そのこともあり街を歩いていても太陽光パネルのある家も増えてきました。

自宅で利用する電気を発電することにより、電気代を安く抑えられるかもしれません。

太陽光発電で光熱費は節約可能!その理由は?

太陽光発電はその名のとおり「太陽の光」から電力を作り出すものですから、太陽光が差し込む日中が主な発電時間になります。つまり、日中にお家で使う電気は太陽の力を使って発電した電気が優先して使用されるため、電気の使用量が発電量を上回らない限り、電気代がかかりません。

一方、日が昇る前や日が沈んだ後の時間帯、雨の日などの太陽が出ていない日はどうでしょう。当然、太陽の光を取り込めないと発電することができないため、電力会社から買電しなければなりません。現在と同じように、電気代を払って電気を使うイメージです。

「それなら、結局節約できるのは日中の光熱費だけ!?」と思われるかもしれません。しかし、日中に作った電力のうち使用せずに余った電力は、電力会社に売ることができます。つまり、日中の消費電力を太陽光発電でカバーするのはもちろん、売電による収入があるので、太陽光発電を導入すると光熱費が節約できる、という仕組みです。

太陽光発電で光熱費がゼロになるって本当?

ここからは、実際の売電履歴をもとに検証していきましょう。以下は、一般家庭(4人家族)における月ごとの売電量(単位:kWh)の一例です。

10月:439
11月:389
12月:279
1月:332
2月:352
3月:428
4月:654
5月:479
6月:335
7月:499
8月:414
9月:526

こちらの事例では、1年を通して計算すると、売電量の合計は5,126kWhでした。売電収入は「売電量×売電価格」で算出されるので、2017年度の売電価格である28円/kWh(住宅用)で計算してみると、売電収入は年間143,528円となります。

つまり、1ヶ月当たりの売電収入は平均で約11,960円(=143,528円/12ヶ月)であり、毎月の光熱費を12,000円程度に抑えられるならば、光熱費は実質ゼロになるといえそうです。

ちなみに、売電量はソーラーパネルを取りつける位置や向きにも左右されます。可能な限り売電量を増やして売電収入をアップするためにも、ソーラーパネルの取りつけは専門業者にお任せするのがおすすめです。

太陽光発電でお家の電気はまかなえる?

2017年3月に、〔積水化学工業株式会社〕が「太陽光発電システム搭載邸のゼロエネルギー達成度及び蓄電池搭載邸の運転実績調査(2016)について」というプレスリリースを発表しました。これは、すでに太陽光発電を取り入れている全国2,658邸を対象に行われた調査をもとにしたもので、2016年1月~12月の消費電力量、発電電力量、電力量収支などのデータを活用しています。

この調査によると、なんと全体の70%を超える世帯が「光熱費ゼロ」を達成したとのこと。さらに、約40%の世帯では、家電の電気代も含めた光熱費がゼロだったという結果でした。また、2015年の調査と比較しても、光熱費ゼロ世帯率は高い水準で推移しています。

家電の電気代込みで光熱費がゼロであった家庭では、1年間の発電電力量は10,018kWh、消費電力量は6,777kWh。売電による収入が284,000円、買電による支出が108,000円であったため、年間の光熱費の収支は176,000円のプラスという結果でした。つまり、太陽光発電では、家電を含めたすべてのお家の電気をまかないつつ、さらに売電による利益も上げられることがわかります。

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売電による「収入」と設備や修繕などの「支出」をもとにキャッシュフローを計算し、何年で元を取れるかなどと計算を自力でやるのも難しいですし、そもそも自分の家へ設置するには費用がどれくらいかかるのか、どれくらい発電できるのかなんて、すぐにわかるわけがありません。

ここで太陽光発電という選択肢を諦める道もありますが、節約につながるかもしれない太陽光発電。そこで「不安」や「面倒」を感じている方向けに、それを解消する素敵なサービスをご紹介させてください。

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いまだけでなく未来のためにもなる「太陽光発電」

太陽光発電は、長期的な面でも節約につながります。もちろん世帯の電気使用量や日照時間によって、発電量や”お得度”は変わりますが、市町村によっては補助金制度がある地域もあり、初期投資も低く抑えられます。

節約へのために、まずは《グリーンエネルギーナビ》で相談してみませんか?

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