ヤリスやレヴォーグの生産に影響あるか。マツダが寒波で工場停止

新型コロナウイルスの蔓延が継続する中、多くの業種が影響を受けています。自動車業界もそのひとつです。さらに、北米では寒波も起こりました。今回はこれらについて内容をご説明します。

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新型コロナウイルスの蔓延が継続する中、多くの業種が影響を受けています。

自動車業界もそのひとつです。

さらに、北米では寒波も起こりました。

今回はこれらについて内容をご説明します。

マツダが北米寒波を受けて工場停止

マツダ(7261)は2022年2月4日、北米東部における寒波の影響で部の部品調達に支障が出る見込みとなったことから、国内の工場の稼働を停止すると発表しました。

対象となる工場は広島本社工場と防府工場で、停止期間は2022年2月7日、2022年2月8日の2日間です。

マツダは2022年1月27日に、米国の新工場で北米向け新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-50」の量産を開始したと発表したばかりです。

しかし、北米では寒波が発生しており、日本と北米両国の事業活動で災難が降りかかった状況です。

マツダには「マツダ3」「CX-5」といった人気車種が多くありますが、これら車種の生産や納期への影響も気になります。

マツダ車種のほか、ヤリスやレヴォーグなどほかの車種にも影響の可能性

トヨタ自動車(7203)や日産自動車(7201)、SUBARU(7270)など、自動車メーカーは全般的に、新型コロナウイルスの影響を受けて工場の稼働率を長期的に抑制せざるを得ない状況が続いてきました。

足元では、内閣官房は2022年2月13日にまん延防止等重点措置の期限を迎える13都県について、期間を延長する検討に入っています。

コロナの国内経済に対する影響が依然として継続する見通しのほか、今回北米では寒波が起こりました。

北米寒波を受けて、マツダ以外の会社からは工場稼働に関する新たなリリースは出ていません。

しかし、トヨタのヤリスやスバルのレヴォーグなど、人気車種についてはそもそもの需要が大きいうえ、供給は上記の通り抑制されており、需給バランスの崩れは継続しています。

今回の北米での寒波がマツダ以外の自動車メーカーに影響を及ぼすのか、今後注意です。

まとめにかえて

自動車業界は供給体制が万全ではない状況が続いています。

「欲しいクルマがあるけど、納期が長い」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回のニュースはさらなる災難となりますが、今後もその動向に要注目です。

参考資料

マツダ株式会社「当社の工場操業について」

マツダ株式会社 ニュースリリース

マツダ株式会社「マツダ、米国新工場で北米向け新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-50」を量産開始」

内閣官房

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