壊れるまで酷使する?共用パソコンの買い替えタイミング【PC買い替え・前編】

情報社会である現代において、スマートフォンやPCは生活の必需品。今や子どもでもひとり1台スマートフォンを持っている時代ですが、PCについてはどうでしょうか。仕事で使うために個人のPCを所有している人も多いでしょうが、家族みんなで使うための共用PCを置いている家庭も多いはず。今回はその実態と、買い替えのタイミングを調査してみました。

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今やひとり1台スマートフォンを持つ時代ですが、大画面でネットサーフィンやいろいろな作業ができるパソコンも必需品、という家庭は多いのではないでしょうか。

家庭によっては、家族で共用のPCを使用している場合もあると思います。仕事などで使う個人用のPCは好きなときに好きなものに買い替えればいいかもしれませんが、家族共用のPCはどんなときに買い替えるのがベストなのでしょうか。

今回は、家族で共用しているPCを買い替えるときに気になるポイントについて、20〜50代の女性にアンケートを実施しました。前編では、家族共用PCの有無や、買い替えるタイミングについて探っていきます。

■目次
1. 家族共用のPCを持つ家庭は6割。そのメリットとは?
2. 買い替えのタイミングは「動かなくなったら」
まとめ

1. 家族共用のPCを持つ家庭は6割。そのメリットとは?

最初の質問は、家庭に家族共用のPCがあるかどうかです。アンケートの結果、6割の家庭に共用のPCがあることがわかりました。家族共用のPCを持つ理由・持たない理由はいったいどのようなものでしょうか。それぞれの回答をした人の意見を見てみましょう。

【共用PCは気を遣う必要もあるがメリットもある】

■「主人は仕事の書類を作ったり、私は町内会のお知らせを作成したりし、子どもはゲームをしたりしています」(40代・主婦)

■「専有で持つ必要性を感じないからです。ノートPCをリビングに置いて共用で使用しています」(30代・主婦)

■「家族で共用した方が経済的ですし、子どもが隠し事をしたりしないのでよいと思っています」(40代・主婦)

家族共用のPCがある家庭は、単純にPCを頻繁に使う人がいない場合もありますが、共用するメリットを考えて設置している家庭もあるようです。子どもがいる家庭ではPCに利用制限をかけて、子どもをインターネット被害から守るために、あえて共用PCを使わせるケースも。

共用すると使いたいときに使えないこともあり面倒なこともありますが、共用PCで家族関係の写真やデータを管理している家庭もあり、共用PCはデメリットだけでなくメリットも数多くありそうです。

【今の時代はPCもひとり1台?】

■「PCが使える人はそれぞれが自分で使うPCを所有しているので」(40代・個人事業主)

■「家族共用にすると、取り合いなどで揉めてしまうので、やはりPCはひとりにつき1台あるのが望ましいと思う」(40代・正社員)

■「昔はあったが、子どもも成長して自分専用のPCが必要になったときに買ったため、 共用しているものはない」(40代・主婦)

なかには、今の時代はPCもひとり1台持っているのが当たり前、と考えている人もいました。子どもが大きくなるとPCを使う機会が多くなるので、共用のPCが自然になくなり、個人専用のものを持つことになりそうです。

2. 買い替えのタイミングは「動かなくなったら」

次の質問では、共用のPCがある場合、どのタイミングで買い替えるかを聞いてみました。するとやはり、「壊れたら」買い替える人が最も多いという結果に。

4〜6年経ったらという人も、そのくらい使うと自然と調子が悪くなってくる、とのことでした。それでは回答者の意見を見ていきましょう。

【頻繁に買い替えるほど安いものではない!】

■「壊れたら買い替えます。使えるものは使いたいし、今の時代、新しいものがどんどん出るから毎回買い替えていたら大変」(20代・主婦)

■「高価な物なので、壊れたら買い替える感覚です」(50代・主婦)

■「壊れたり、調子が悪くなるまではスペックが落ちても同じものを使っている」(20代・パート)

現代では、デジタル機器は日を追うごとに進化しており、1年経てばすぐに新しくて高性能のものが発売されます。最新の機器が出るたびに買い替えられるほどPCは安くないため、壊れるまでは使い続けるという人がほとんどでした。

共用のPCに高性能を求めている人はあまり多くないので、多少型が古くても普段使っている用途で正常に使えるようであれば、買い替える必要はないと考えているようです。

最新のPCは高性能であることが多く、値段も高いもの。しかし、最新機種が出れば型落ちした製品が少し安くなるので、高性能なPCが必要ないのであれば、型落ちした製品をオトクな価格で購入できるかもしれません。

【デジタル機器も数年間使えば劣化する】

■「6年くらい経つとバッテリーがへたってきたり、動きがにぶくなってきたりすると思います」(30代・主婦)

■「容量不足や、ウィルス面で不安が多くなると買い替えることもあります」(40代・主婦)

■「やはり5年もすれば、OSも古くなってしまうので、買い換えなければいけなくなるのではないかと思います」(40代・正社員)

数年間使ったデジタル機器は、一見問題なく動いているように思えますが、いろいろな部品が劣化しています。バッテリーは特に劣化が早いので、数年間も使用していれば、充電しながらでないと使えないくらいに性能が下がってしまうことも。

PCを分解して劣化した部品だけを交換することもできますが、PCを分解してしまうとメーカーの保証対象外になってしまうため注意が必要です。

また、コンピュータウィルスも日々進化しており、古いOSやセキュリティソフトを使っていると最新のウィルスに感染してしまう可能性も。

ウィルスに感染すると、クレジットカードなどの個人情報を抜き取られたり、PCのカメラを通して家の中をのぞかれてしまったりすることもあります。ウィルスを防ぐために、最新のOSやセキュリティソフトを導入しておくと感染リスクを下げることができます。

まとめ

アンケートの前編では、家庭に共用のPCがあるかどうか、どのくらいの頻度でPCを買い替えるかというアンケートの結果をご紹介しました。やはりPCは高価なので、頻繁に買い替える人はほぼいないことはわかりました。

PCを自分で組み立てている人は部品毎に交換することもあるようですが、ほとんどの人たちはPCの修理はせず、壊れたら買い替えて交換するのが一般的のようですね。

後編では、新しいPCを買い替えるときにチェックするポイントなどをご紹介します。

アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50

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