【購入したけど、どうやって育てるの?】誰でもできる、正しい多肉植物の育て方

気軽に安く手に入ることで人気の多肉植物。なかなか世話をするコツを掴みにくい植物ですが、やり方を覚えればとても育てやすいもののひとつです。今回は多肉植物の特徴から、お世話をするコツまで、多肉植物を育てる上で知っておくべきことを紹介します。

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最近は、100均や雑貨屋など、身近な場所で購入することができる多肉植物。インテリアにぴったりなことから、手に取ったことのある方も多いのではないでしょうか。

今回は、「どうやって育てたらいいの?」「多肉植物を何度か買ってみたけど、いつも枯らしてしまう」という疑問やお悩みをお持ちの方に、基本的な育て方をご紹介します。多肉植物は水や肥料をあまり必要としない、丈夫で育てやすい植物です。正しく愛情をかければ、すくすく成長しますよ。

■目次
1.多肉植物とは?
2.水やりのタイミングと方法
3.できるだけ屋外で育てる
まとめ

1.多肉植物とは?

育てる前に、まずは相手を知ることから始めましょう。多肉植物というのは、葉や茎や根に水分を蓄えている植物のことで、ぷくぷくと膨らんだ葉や茎などから “肉が多い” =多肉質な植物と呼ばれています。

もともとは、雨季と乾季が分かれているなど乾燥した地域であっても生きていけるように進化したものです。

乾燥にはめっぽう強いのですが、逆に水が多すぎると弱ってしまいます。また、日当たりが悪いと育ちが悪くなります。「水」と「日光」が丈夫に育てるためのカギといえるでしょう。

2.水やりのタイミングと方法

まず、多肉植物には成長期と休眠期があるということを知っておきましょう。水や肥料が必要なのは成長期だけです。年間を通じて水やりをする必要はないのです。

成長期は春秋型、夏型、冬型の3タイプに分けられます。分からない時は、干からびてしまうぐらいになってから水をあげても大丈夫です。成長期でも、葉にしわが寄るぐらい乾燥したときが水やりのタイミングです。あまり何度もあげすぎないように気をつけましょう。

寄せ植え(植え替え)をしたときは、2週間ぐらいたってから水やりをするようにします。

ただし、水をやるときはたっぷりと。鉢の底から水が出て受け皿にたまるぐらいの量の水を与え、その後、受け皿の水は捨てます。底に穴のない鉢を使っている場合も、鉢を傾けて余分な水を捨てるようにしましょう。

いったんたっぷりと水を与えることで、水を蓄えるという “多肉” の機能をしっかり働かせることが大切です。

3.できるだけ屋外で育てる

多肉植物の原産地は、乾燥しているだけでなく、日照時間が長い地域でもあります。よって、成長期に限らず、日当たりのよい屋外で管理するのが理想です。屋内で育てる場合は、できるだけ光が当たる場所に置き、毎日でなくてもいいので定期的にベランダや庭などに出す機会をつくりましょう。

ただし、いきなり直射日光に当てると「葉焼け」という状態になることがあります。特に屋内の売り場で購入した直後や、冬から春になったときなどは、急に外に出さずに窓辺や軒下で徐々に光に慣らしていくようにしましょう。

また、冬の寒さは苦手なので、冬場は屋内管理が基本です。日当たりのよい場所を探し、エアコンなどの温風は避けるようにします。

まとめ

過酷な環境で生き延びてきた多肉植物は、強い生命力をもっています。切った茎や落ちた葉からも新たに根が出て成長していくくらいです。そんな彼らに手をかけすぎてはいけません。

私たちがやるべきことは、日の当たる場所に置いて、乾いたときに水をたっぷりやることだけ。あとは、彼らの力を信じ、見守っていきましょう。それが多肉植物に対する正しい愛情のかけ方なのです。上手に育てて、長く楽しめるように工夫してみましょう。

多肉植物はこちらからも入手可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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