100均グッズで収納をおしゃれに見せる!主婦による激安ビフォー&アフター

家に物が多いと、どんなに綺麗に収納してもごちゃっとした印象を与えてしまいます。少しでも部屋を整えるために、何から始めたら良いのでしょうか? 今回は、主婦直伝の簡単収納術をお教えします。100円均一で揃う格安なものばかり!部屋の収納が気になる方、必見です。

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棚やケースに物をしまうとき、何かとごちゃごちゃしてしまう……収納は、家の中をスッキリ片付ける上で永遠のテーマではないでしょうか? 家の中にある物をただ棚の中にしまうだけでは、収納ができているとはいえません。簡単なようで意外と難しい!そんな、身近でありながら奥が深いのが収納なんです。

今回は、100均で売られているグッズを使用して、家中の細かな物を収納するアイデアをご紹介します。「100均でできる」シンプルで簡単なアイデアだけを集めました。

誰でもできる簡単なものばかりですので、片づけがあまり得意でない方も要チェックです!

■目次
1. 収納はごたごたになりがち
2. 収納を綺麗に魅せるコツ・前提
3. 洗面台の下は縦の空間を有効活用
4. ボロボロの棚は、リメイクシートで補修
5. ボックスティッシュは、テーブル裏に設置して机もスッキリ!
6. 玄関先の小物はワイヤーネットでまとめよう
7. おもちゃがぴったり入るケースが100均にあるかも?
8. 見栄えが悪い時は「カフェカーテン」が便利!
まとめ

1. 収納はごたごたになりがち

片付けが苦手な人は、収納をしたつもりでもなぜがごたごたとして取り出しにくくなっていることも。ぱっと見はきれいになっているかもしれませんが、フタを開けてみれば、収納方法が適切でないこともよくあります。

片付けをしたことで、どこに何を収納したのかわからず探し物が見つからなくなってしまうこともしばしば。外に出ている散らかった小物や書類などを棚や引き出しにしまうだけだと、このように後から苦労してしまうかもしれません。

また、棚にキレイに物を並べたつもりなのに、かえって散らかって見えてしまうこともあるでしょう。収納を綺麗に見せるためにはちょっとしたコツがいるのです。

2. 収納を綺麗に魅せるコツ・前提

収納に大切なのは「統一感と程よい目隠し」です。

100均では、収納に適している商品が色々と売られていますが、カラーや雰囲気などのテイストで、かなり印象が変わってくるため何を選んで買い揃えるのかがポイントになります。

全部100円だから…と手あたり次第にお店のカゴに商品を放り込んでしまうと帰宅後にきっと後悔します。商品を購入する前のリサーチが大切なのです。素材・カラー・形が収納したいと思っている棚の雰囲気に合っているのか……実際に置いたところを想像して、イメージを膨らませましょう。

また、雰囲気が合っていても、サイズが合わないと使えません。大まかな計測をしてからお店にいくことも必要です。それでは、実際に試してみましょう!

3. 洗面台の下は縦の空間を有効活用

便利で収納しやすい棚の中こそ、作戦を立てた配置が大切です。今回、洗面台の下の棚の整理に挑戦します。

収納してあるものはこの場所に置いておきたいものばかりだったので、中身は変更せずに、見た目と使い勝手の両方とも良い状態を考えて作業しました。

収納してあったもの
・バスタオル数枚
・買い置き洗剤が数個

収納に使う用品は、全て100円均一でそろえました。

購入した品
・ワイヤーネット
・フック
・ワイヤーラック
全6品

■手順

1. 棚の中の配置を考えて、ワイヤーラックをセッティングする。
2. 棚の扉の裏側にワイヤーネットをつける。まず、ワイヤーネット上部にフックを取り付ける。ワイヤーネットを引っ掛けて固定。
3. 棚に入れたいものを入れて、整理する。

今までは何も考えずにただボンボンと物を棚にしまっていました。しかし、ワイヤーラックやワイヤーネットを使うことで、上の空きスペースを有効活用できたうえ、見た目もスッキリ!

何がどこにあるのか一目瞭然になり、物の出し入れもしやすく、無駄なものを買わずに済むようになりそうです。

整頓するときにはいったん棚のものを全部取り出して、定期的に必要なものとそうではないものを整理しやすいのも嬉しいところです。棚の中を整頓するクセがつけば、必要なものを厳選して保存するという意識が芽生えるかもしれませんね。

4. ボロボロの棚は、リメイクシートで補修

収納をするにも、その棚が傷だらけでは仕上がりの印象も良くありませんよね。そんなときに役立つのが「リメイクシート」です。これを貼るだけで、棚の補修やダンボールの装飾に使えるという優れものです。

木目調の柄やレンガ調・リネン調など、お好みに応じた柄が選べて、簡単に傷んだところの補修ができます。今回、引き出しの表面が剥げてしまっていた所を、このリメイクシートを使って補修します。白地の棚の補修なので、「リメイクシートリネン」を選びました。

■手順
材料:リメイクシート

1. リメイクシートを貼りたい場所の大きさを測る。
2. シートの裏側の方眼で大きさを見て切る。
3. 対象箇所にリメイクシートを貼る。

経年劣化により剥げかかっていた引き出しのコーティングシートが、リメイクシートのおかけですっぽりと隠れ、見栄え度がアップしました。ただ、引き出し自体の傷みが酷かったせいもあり、でこぼこになっていました……。シートを貼る前に、やすりなどで平らにするともっと良いかもしれません。

ちなみに、2段のカラーボックス、全体をリメイクしたい場合には、リメイクシートが3~4枚必要になりそうです。今回は、見えている部分だけのリメイクにしましたので1枚で足りました。

ビニールのシートを上に貼っていきますので、空気が入らないようにしましょう。空気泡ができてしまうと、シートの浮きの原因となります。また、丸まって入っているリメイクシートですので、最初に逆向きに巻くなどして丸みを取ることが上手にできるコツです。

■中身の整理
引き出しの中身も整理したいと思い、中仕切りを100円ショップで購入してきました。素材はプラスチックのもの、針金製のもの、木製の物と様々。色もホワイト・ピンク・グリーン・ブラック・ブルーなど統一すれば爽やかにまとまる商品が多かったです。

今回は、ダークブラウン系のスチールカゴを3個入れて引き出しの中身整理をしていきます。

材料:仕切りかご(整理したい引き出しの大きさに合わせたものを3個)

■手順
1. 引き出しに入れたい中身を確認する。
2. 引き出しのサイズを測り、中身により仕切りを決める。
3. 体裁良く入れてみる。


いつもごちゃごちゃ入っていた引き出しの中身が、何がどこにあるかすぐわかるようになりました。ブラウンが落ち着いた雰囲気を出し、おしゃれな印象です。

5. ボックスティッシュは、テーブル裏に設置して机もスッキリ!

テーブル周辺にあれば便利だけど、割と邪魔になるものといえば、ボックスティッシュではないでしょうか?これに指定席を作って、便利な定位置に置いてみましょう。

材料:ボックスティッシュケース・マジックテープ

■手順

1. 机の裏にボックスティッシュをつけたい部分を決める
2. 木工用ボンドを使い、ボックスティッシュケースの裏と机の裏にマジックテープをつける

机の裏側にボンドを塗ることに抵抗がなければ、ティッシュが迷子にならず、テーブルで作業するときも邪魔にならない便利なアイデアです。

作業時間5分ほどの簡単でシンプルな整理術です。マジックテープの幅をテーブル側・ティッシュケース側で合わせることがポイント。ズレたら、マジックテープとして使用できなくなってしまいます。また、ボンドが完全に乾くまで触らないように注意しましょう。

もし付いた感じが弱ければ、マジックテープを4本にするか、強力タイプの両面テープに変えるのも良いかもしれませんね。

ちなみに、マジックテープは100円均一でも販売しているので、ボンドと合わせても200円の予算で済みます。ぜひお試しを。

6. 玄関先の小物はワイヤーネットでまとめよう

玄関先の細々したものを、ワーヤーネットを使ってまとめてみましょう。

■手順
材料:ワイヤーネット・フック・S字フック

1. ワイヤーネットを装着する壁面を決め、サイズを測る。
2. ワイヤーネットの上部のあたりにフックをつける。
3. ワイヤーネットを吊る下げる。
4. 帽子や小物を吊るす。

小物がまとまって、お出かけもスムーズにできそうです。壁面の色が白なので、今回は白いワイヤーネットを選択しました。アンティーク調の小物も売られていたので、それに合わせてワイヤーネットも錆びた感じのシルバー色に塗色すると可愛いかもしれませんね。

7. おもちゃがぴったり入るケースが100均にあるかも?

毎日出し入れするおもちゃたち。散らかるからキレイにしまいたい。けれど、いったんしまってしまうと、子どもは何故か遊ばなくなってしまうし……。こんな悩みを抱えるママも多いのでは?

子どもは、丁寧に整理整頓されたおもちゃに気後れして、おもちゃに手が伸びなくなるようです。だからこそ、おもちゃは子どもが自分で簡単に片付けられることが一番大切。

カラーボックスと100円ショップの不織布ケースを利用した簡単なおもちゃ入れが便利なのでご紹介しましょう。

■手順
材料:不織布ケース
カラーボッックスに不織布ケースをセットするだけです

カラーボックスには、さらに小さめの収納ケースを入れることでおもちゃを分けることができます。これなら、子供たちも簡単におもちゃを仕舞うことができますね。

おもちゃを種類ごとに分けることができるので、パーツがどこにいったか分からない!という自体も防ぐことができます。

8. 見栄えが悪い時は「カフェカーテン」が便利!

他にも、子どもが使うもので、整理しにくいものがあります。例えば、ミニカーやカード。集めて楽しいおもちゃの代表格です。

以前は、律儀に専用のケースをおもちゃ屋さんで購入してしまっていましたが、あまりにも数が増えたため、100円ショップで何とかしたいと考えました。ミニカーケースの代替えを探しているときに見つけたのは、100円の書類ケースです。サイズも幅もちょうど良く、子供も出し入れしやすいようです。

また、ゲームに使用するカード類もどのようにしまったらよいかわからず、ただ机の引き出しの中に入れていました。100円均一ではこれらにもぴったりな製品を見つけることができます。

我が家は洋服をかける場所が足りないので、玄関先のデッドスペースに収納スペースを作っています。前までは、ホームセンターで購入した許容量3kgほどの突っ張り棒に、子どものジャンパーなどのアウターをかけていたのですが、オープンなスペースだったので見栄えがずっと気になっていました。

そんなときは突っ張り棒とカフェカーテンでの目隠し作戦が有効です。

材料:突っ張り棒・カフェカーテン・カーテンホルダー

■手順
1. 突っ張り棒にカーテンホルダーを通す。
2. 目隠ししたい場所につっぱり棒を固定する。
3. カフェカーテンを装着する。

たったこれだけの作業にもかかわらず、見られたくない場所が上手く目隠しできました。高い位置での作業になりますので、ケガに気をつけながら進めていきます。さらに、この奥に3段の衣装ケースを置き、玄関周りの小物を不職布のケースに入れて、保存しようと計画中です。

ちなみに、天井と衣装ケースの間に縦に突っ張り棒を置けば、地震発生時の棚の落下防止器具にもなります。

まとめ

以上の通り、100円ショップには、収納に欠かせないいろいろなアイテムがそろっています。100均整理グッズを自分の持っている棚や引き出しにセットする際には、寸法や用途などを綿密に計算してから作業することが、失敗しないポイントのようです。

100円ショップでは、たくさんの商品が置いてあるので、その中から自分の求めているものを探すのはとても大変なでしょう。そのため、家の中を見回し、あらかじめのイメージしておくことが大事です。

今回、今まで見て見ぬふりをしてきた場所を中心に整理をしてきました。100円ショップのアイテムを使うことにより、予算的にも余裕のある収納が実現できますので、皆さんもぜひやってみてくださいね。

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