ボロ家は自分で修繕できる?セルフリノベーションで古い家を快適な空間に
築年数が経過した古い家でも、自分で修繕すれば快適な空間に生まれ変わらせることができます。そこで、今回はボロ家のセルフリノベーション(セルフリフォーム)についてまとめました。思い出あふれる大切な家を自分でリノベーションしたいと考えている方は必見ですよ♪
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 65174
- 48
- 0
-
いいね
-
クリップ
■ここまでなら自分でできそう!古い家を自分でリフォームするポイント
「古い家のリフォームだからこそ、できる所は自分の手で」と考える人は多いもの。しかし、改修したい箇所が多くなってくると、どこまで自分で手を入れてよいかわからないこともあるでしょう。以下に、古い家をセルフリフォームする時の要点をまとめてみました。
■1.玄関の床をリフォーム
古い家は玄関のたたきがコンクリート打ちっぱなしになっているなど、殺風景に感じられる場合も多いもの。玄関のたたきがコンクリートの場合は、特にセルフリフォームでの張り替えに向いています。クッションフロアを上張りするなど手軽な方法で雰囲気を変えられ、あたたかみを感じる演出も同時にできます。
■2.木製のドアや引き戸の補修
木製の古いドアや引き戸は、セルフリフォームでの補修や再塗装だけではなく、建てつけの良くない部分の修正も比較的しやすくなります。ドアの一部分がドア枠に当たっている場合などは削って修正できますし、蝶番部分の鳴りが気になるようなら注油するか、思い切って蝶番部分を交換するなどの方法もとりやすいでしょう。引き戸であれば、戸車を現代の規格の製品に交換するだけで開閉がかなり楽になるかもしれません。
■3.壁の塗り替え・張り替え
作業が難しそうな壁の塗り替えも、場所によっては自分で行える場合があります。難易度の高い左官作業が必要な部分は難しくても、下地などの傷みがなければベニヤを上張りしてクロスで仕上げるなど、根気次第でセルフでもリフォームが可能です。砂壁でも、化粧板の上から砂壁風に仕上げられているものなどは、その上から塗れる漆喰や珪藻土などを利用できます。
■重大な劣化が見つかったらプロにおまかせ!
古い家だけに、構造部分や見えない箇所の傷みや劣化には気を配りたいもの。より長持ちさせたければ、以下の点が気になったら目をつぶらずプロのアドバイスを受け、場合によっては作業をお任せしましょう。
■1.雨漏りなど、屋根や天井の傷みがある
屋根や天井など、高い所へ上っての作業は腕前以前に危険を伴います。専門知識を持ったプロに依頼して、しっかり補修を行ってもらうのが得策でしょう。
■2.断熱・防音リフォーム
断熱材や防音シートを追加する作業は、作業範囲が広く大がかりです。工事そのものは単純でも、作業する箇所が多すぎれば自分では最後までやり遂げられない不安も出てきます。
■3.床の下地が傷んでいる場合
床の下地の傷みをそのままにしておくと、暮らしているうちに危険が出てくることがありますし、傷みが進めば住宅そのものの寿命にも関わります。そのまま床材を張れば隠れてしまう部分であっても、プロの手でしっかり補修してもらうことをおすすめします。
■古い家のセルフリノベーション事例
次に、古い家をセルフリノベーションした事例をご紹介します。
■事例 懐かしい実家をマイホームに!頼れる家族の協力で完璧なセルフリフォーム
祖父母や両親が暮らしてきた古い実家。祖母が亡くなってからは空き家となっていましたが、結婚を機にリフォームして暮らそうと自分たちでこつこつ改修して仕上げた例です。「結婚したらおばあちゃんの家で暮らしたい」と漠然と思っていた奥様が、思い切ってリフォーム会社に勤めるご主人に相談。どうせなら工事も自分たちでできる所まではやろう、とトントン拍子で話がまとまりました。
設計や内装工事、電気工事まで会社で任されていたご主人は大活躍。仕事での人脈をフル活用して、お休みの日に大工さんや左官屋さんに手伝ってもらいながら自分たちで解体・内装工事・仕上げまで行いました。時間はたっぷりかかりましたが、費用を抑えるとともに設計や施工をすべて自分たちで行い、本当の意味でのセルフリノベーションを実現しています。
1部屋を減築してウッドデッキにするなどで、風通しの良い快適な室内を実現。祖母が生前使っていた家財を再利用して使うなど、古い家ならではの雰囲気や実家に対する思い入れも大切にし続けられるリフォームをかなえました。
■おわりに
もし古い家がご実家などなら、愛着を大切にしたリフォームができれば何よりでしょう。既存の資材を再利用するなどの自由度も高くなるセルフリフォームを一部に取り入れつつ、まだまだ長く暮らせる住まいを手に入れましょう。今は、DIYを組み合わせたリフォームを提案しているリフォーム会社も数多くあります。一括見積サイトなどを上手に利用し、長く付き合えるリフォーム会社さんとの出会いにつなげましょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
- 65174
- 48
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
軽量鉄骨住宅のリノベーションをしよう!住みやすい環境のためにLIMIA 住まい部
-
掃き出し窓へのリフォーム!腰高窓を拡張して広々快適な空間にしようLIMIA 住まい部
-
築80年住宅のリフォームにかかる費用・相場はどれくらい?事例もご紹介LIMIA 住まい部
-
外階段をリフォームしよう!二世帯住宅にもオススメのリフォームの方法とはLIMIA 住まい部
-
築90年の住宅をリフォームしたい!その際のポイント・注意点・費用についてLIMIA 住まい部
-
予算1,500万円で、家はどこまでリフォームできるかLIMIA 住まい部
-
リフォームで天井を抜きたい!どんな工事をするの?LIMIA 住まい部
-
平屋の全面リフォームにかかる費用はいくら?数百万〜1,000万円代の事例を紹介LIMIA 住まい部
-
リフォームで天井を張り替えたい!どんな工事をするの?作業は何日位かかる?LIMIA 住まい部
-
鉄骨造のリノベーション。優先事項や注意点を知っておこうLIMIA 住まい部
-
ガレージを部屋にリフォームしたい!施工のメリットや注意点は?LIMIA 住まい部
-
400万円の予算ではどんなリフォームができる?LIMIA 住まい部
-
マンションの天井をリフォームしたい!改修の方法や工事の種類をチェックLIMIA 住まい部