
リノベーションの見積もりのコツは? 労力や費用を抑えるコツを徹底解説!
今回は、リノベーションの見積もりのコツについてご紹介していきましょう。リノベーションを行うにあたって、特に重視するべきポイントが「労力・費用」です。リノベーションは比較的大規模な工事となるので、多くの方は「どれぐらいの費用がかかるだろう…」「いつ工事が完了するのだろう…」と不安を感じていることでしょう。リノベーションの労力や費用は工事内容によって変わりますが、見積もりの際に少し工夫をすることによって、労力や費用を抑えられる可能性があります。
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【見積もりのコツ】準備をしっかりと整える
事前知識がない状態で見積もりを迎えると、労力や費用を抑えることは難しくなってしまいます。そのため、リノベーションでは事前に準備を整えることが大切なポイントになりますが、具体的にどのような準備が必要になるのでしょうか?以下では、見積もりを上手に進める3つの準備についてご紹介していきます。
■【準備その1】大体の相場を把握しておく
リノベーションは工事内容や範囲などによって、ある程度費用の相場が決まっています。そのような相場を把握しておけば、依頼するリフォーム会社を選ぶ際にその知識が役立ちますし、余計なオプションなどを利用して費用が高くなってしまうことも防げるでしょう。
広さにもよりますが、例えばキッチンであれば30万円~50万円前後が相場とされており、バスルームでは50万円前後のリノベーションが多い傾向にあります。リビングを部分的にリノベーションする場合は20万円前後で済む場合もありますが、間取り変更を伴う大幅なリノベーションであれば、100万円以上かかるケースも珍しくありません。
このように、リノベーションでは工事内容によって、相場に大きな違いが見られます。まずはリノベーションの工事内容や広さ、対象範囲などを明確にし、大体の相場を把握するところから始めてみましょう。
■【準備その2】一括見積もりを利用する
一括見積もりとは、インターネット上のウェブサイトを使って、リノベーションにおける概算費用を見積もれるサービスのことです。一度に複数のリフォーム会社の見積もり結果を見ることができるので、費用を抑える方法として効果的な手段と言えるでしょう。
また、一括見積もりの魅力は「時間を短縮できる」点にもあります。リフォーム会社などに直接見積もりを依頼し、各リフォーム会社に確認をしてもらった上ですべての見積もり結果を比較するとなると、莫大な時間がかかってしまうでしょう。
その点、一括見積もりでは情報を一度入力するだけで結果が表示されるので、手間を大きく省くことができます。
■【準備その3】概算見積もりと詳細見積もりの違いを理解する
リノベーションの見積もり方法には、「概算見積もり・詳細見積もり」の2種類があります。この2つでは、見積書に記載されている内容、費用額が大きく異なるので、どちらに該当するのかを事前に確認しておくことが必要です。
■概算見積もり
「概算見積もり」とは、リノベーション内容の条件をある程度仮定して、費用を算出したものになります。例えば、概算見積もりでは顧客からリノベーション内容をヒアリングし、その内容から大体の費用を算出します。上記でご紹介した一括見積もりは、この概算見積もりに該当するでしょう。
■詳細見積もり
一方で「詳細見積もり」とは、スタッフが実際に現場を訪問し、細かいチェックを重ねた上で見積もりを出します。住宅の状態によっては追加工事が必要になるケースもあるので、概算見積もりの時点より費用が高くなるケースも珍しくありません。リノベーションにおいて実際に支払う費用は、基本的に詳細見積もり時点での金額となります。
仮に、概算見積もりと詳細見積もりの内容が大きく異なる場合は、どの部分が変わったのかを細かく確認しておくことが大切なポイントです。詳細見積もりによって、不必要な工事費用が追加される可能性もゼロではないので、必ず確認するようにしましょう。
【見積もりのコツ】注意点を押さえておこう
では、実際の見積もりの際には、どのようなポイントに注意をするべきなのでしょうか?以下では、見積もり時に注意するべき3つのポイントについてご紹介していきます。
■【注意点その1】あまり多くのリフォーム会社などに依頼しない
多くのリフォーム会社に詳細見積もりを取ってもらうと、時間も労力もかかります。依頼するリフォーム会社を吟味することは大切なポイントですが、あまりにも多くの時間をかけ過ぎると、労力に見合わないリノベーションになってしまう恐れがあります。
そのため、詳細見積もりを依頼するリフォーム会社は、2~3社に抑えておいた方が良いでしょう。一括見積もりを利用し、その中から興味のあるリフォーム会社に詳細見積もりを依頼するといった流れが望ましいです。
■【注意点その2】見積もり書をほかの会社に見せない
基本的に、あるリフォーム会社に出してもらった見積もり書を、別の会社に見せて安くしてもらう方法はマナー違反とされています。ひとつの見積もり書には、その会社独自の選定方法やノウハウが詰まっているためです。
したがって、ほかの会社の見積もり書をあるリフォーム会社に見せると、その会社に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。自身で比較検討するだけなら問題ありませんが、ほかの会社には見せないように心がけておきましょう。
■【注意点その3】見積もり書に記載されていない費用もある?
リノベーションの工事にかかる費用には、「材料費(素材や機器の値段)」と「工事費(作業費や取付費)」の2つがあります。これを合わせて「材工費」と呼びますが、材料費と工事費を分けて記載するかしないかは、実は各リフォーム会社の判断に任されています。つまり、一緒に記載されている場合には、どちらにいくらかかっているのかを見積もり書から判断することはできません。
さらに、リノベーションを進める中で現れる、「追加費用」も隠れた費用と言えるでしょう。これは、工事前は修繕不要と思われていた場所でも、リノベーションを開始すると、実は修繕が必要と分かるケースなどで発生する費用です。
これらの費用が原因となり、トラブルに発展するケースも少なくはありません。そのため、材工費については内訳まで細かく確認するようにしましょう。
おわりに
リノベーションの見積もり時には、チェックしておくべきポイントが多くあります。労力や費用を抑えたいのであれば、見積もりの内容を細かく確認することは必須となるでしょう。
今回ご紹介したポイントや注意点を参考にしながら、慎重に見積もりを進めるようにしましょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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