パントリーに収納するコツ教えます。キッチンを劇的に使いやすく

物でいっぱいのキッチンを劇的に使いやすくするのが「パントリー」といわれる収納庫です。大量のストックや食器類を見やすく、取り出しやすく収納するためのポイントを紹介します。ただ並べるだけでなく「収納グッズ」を上手に使いましょう。

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パントリーの特徴

最近、「パントリー」という言葉をよく耳にしませんか?パントリーとはキッチンなどに隣接する小さな収納庫を指します。

家の新築やリフォーム時に、パントリーを設ける事例が増えており「設置してよかった!」とメリットを感じる人が多いようです。

日用品や食料品がストックできる

パントリーを設置する目的の一つが「食料や日用品のストック」です。週に何度も買い物に行けない人やネットのまとめ買いサービスを利用する人は一度に大量の物を購入するでしょう。

パントリーがない家庭では、流しの下のキャビネットや床下収納庫などに購入品を収納するのではないでしょうか?

収納スペースが限られている場合は、ストックが収納しきれず、「キッチンが物だらけ」というケースもあるようです。

パントリーがあれば、日用品や食料品がたっぷりストックでき、いざという非常事態のときも安心です。安いときにまとめ買いする習慣がつくので、無駄遣いさえしなければ家計にもプラスになりますね。

キッチンの整理整頓に便利

キッチンには、米袋、飲料水、油、乾物、お菓子などのストックのほかに、鍋やホットプレート、来客用のお皿など、ごくたまに使用する家電や食器類などがあるのではないでしょうか?

「頻繁に使う物」と「あまり使わない物」が混在していると、物を取り出すのに時間がかかり作業効率が低下します。ごちゃごちゃしていると見た目もよくありませんね。

ストックや普段使わない食器類をパントリーに移せば、キッチンには普段使う物だけが残せます。すると「キッチンの整理整頓」が容易になり、作業効率も見た目のよさも格段にアップするでしょう。

在庫管理がしやすい

ストックを大量に購入する場合は「在庫管理」が欠かせません。パントリーがあり、かつ上手な収納ができていると「何が、どこに、どのくらいあるのか」が一目瞭然です。

「同じ物を何個も買ってしまった」「いつの間にか賞味期限が切れていた」「何があるか覚えていない」という事態が未然に防げるでしょう。

次の章では、パントリーのよさを最大限に生かす収納方法のポイントを紹介します。

上手に収納するポイント

パントリーにただ物を詰め込むだけになっていませんか? 普段人の目にさらされない収納庫でもきれいに整理整頓されているのが理想ですよね。パントリー収納のポイントは三つです。

見やすさ、取り出しやすさが大切

パントリーにストックする物では「食品」や「日用品」などが大部分を占めるのではないでしょうか? これらは定期的に消費したり補充したりするため、「出し入れのしやすさ」を1番に考えましょう。

「賞味期限切れ」は、物が見やすく陳列されていないことが原因かもしれません。何がどこにあるかが一目瞭然で、かつ早めに消費するものが取り出しやすい位置にあるのがベストです。

パントリーに入れるものを全て洗い出し、「位置決め」を行いましょう。

分類は大まかでもOK

位置決めを行う前に、やっておきたいのが「分類」です。アイテムを「種類」「形状」「用途」などで分け、バラバラになりやすいものはボックスやカゴなどの収納アイテムの中に入れていきます。

たとえば、食料品を「形状」で分ければ、箱物、ビン物、缶物、袋物などに分類されますね。お菓子、粉類、麺類、乾物類といったふうに「種類」で分けることもできるでしょう。

分類は細かくしすぎずに大まかでOKです。家族みんなが分かるような「ざっくりとした分類」と「見やすいラベリング」を心がけましょう。

棚の奥行きは浅いほうがベター

パントリー収納で使う棚は「奥行きが浅いもの」を選びましょう。大体30~40cmまでが理想です。

奥行きがありすぎると中の物が見えにくく、在庫が把握しきれなくなってしまいます。賞味期限切れや重複購入につながり、結果的に無駄を生み出すことになりますね。

奥行きを活用したいのであれば、「引き出し式の棚」を使いましょう。

収納に役立つアイテム2選

パントリーの収納には物の形状に合わせた「収納アイテム」が欠かせません。見せる収納か隠す収納をするかでも役立つアイテムは変わってきます。

省スペースでも使える 乾物ストッカー

のりや昆布、パスタなどの乾物類は、気密性の高い容器に保存するのが基本です。棚の隙間が空いていたら、スリムな乾物ストッカーを置いてみましょう。

〔イノマタ化学〕の乾物ストッカーは隙間収納にぴったりのサイズです。クリアタイプで中身が識別しやすいのもポイントでしょう。棚にずらりと並べておくのもよいですね。

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目隠し収納に最適《SKUBBボックス》

パントリーをすっきり見せたいときは〔イケア〕の《SKUBBボックス》を使ってみましょう。

中身が見えないホワイトカラーのシンプルなボックスですが、取っ手が付いているので複数個並べて「引き出し」のように使えます。

使わないときはコンパクトにたためて場所をとりません。100cm幅の棚やフレームに3個並べて置ける大きさです。

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パントリーを制してキッチンを制す

パントリーがあるとキッチンが広々と使えるようになります。さらに、きちんと整理整頓できていれば「賞味期限切れ」や「重複購入」が未然に防げ、無駄な消費がなくなるでしょう。

「分類」や「収納アイテムの活用」をはじめとするパントリーの収納術をマスターし、より快適な生活空間を作っていきましょう。

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