カップボードの上手な選び方とは?後悔しないためのポイントを紹介

カップボードは、キッチンの収納や作業スペースを広げてくれる便利なインテリアです。カップボードにはたくさんの種類があるため、どのカップボードがよいか迷っている人もいるのではないでしょうか? カップボードの種類や特徴をチェックしましょう。

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そもそもカップボードとは

「カップボード」という商品を聞いたことはありますか? いわゆる「食器棚」を指し、さまざまな種類や規格があります。

カップボードについて、理解を深めましょう。

いわゆる食器棚のこと

カップボードは「食器棚」です。あまり聞きなれない単語ですが、主に家を建てる時やリフォームの時によく使われる単語です。

また、カップボードは新築のシステムキッチンと組み込まれることが多いですが、後付けすることも可能です。そのため、新居にしばらく住んだ後、自分のライフスタイルに合わせてカップボードを選ぶこともできます。

カップボードを選ぶ際のポイント

カップボードには、たくさんの種類があります。規格やサイズにはじまり、各メーカーからさまざまなライフスタイルに合わせたカップボードが発売されています。

カップボードを選ぶ上で、外せないポイントは何でしょうか? 具体的なチェックポイントを紹介していきます。

メーカーの違いを知る

カップボードは「オーダータイプ」か「セミオーダータイプ」かによって、メーカーが大きく異なります。

まず、「オーダータイプ」は、家具メーカーに依頼します。サイズをミリ単位で調整できることはもちろん、カップボードの材質やレイアウトといったデザインも自分好みにできます。

続いて、「セミオーダータイプ」では、キッチンメーカーで購入します。オーダーではなく既製品であるものの、各メーカーから目的に合わせたたくさんの製品が発売されています。

また、既製品であることからオーダータイプに比べて価格も抑えられることが多いです。

カップボードは「オーダータイプ」「セミオーダータイプ」かによって、対応できるメーカーが変わることを覚えておきましょう。

自分が使いやすい形を選ぶ

カップボードには大きく3つの種類があります。

「トールプラン」「カウンタープラン」「トールカウンタープラン」の順に、紹介します。

「トールプラン」は「収納」を最重視する人におすすめです。カップボード全面が収納になっているので、家族が多い人や食器が好きで枚数を持っている人には、収納力の高いトールプランが適しているといえるでしょう。

「カウンタープラン」は「スペース」を最重視する人におすすめです。カップボードが上と下に分かれているため、空いた真ん中のスペースを自由に使えます。

「トールカウンタープラン」は「収納+スペース」がバランスよくほしい人におすすめです。カップボードは、収納とスペースを同時に設置することもできます。

収納とスペースをそれぞれ配置するため狭いかと心配する人もいるかもしれませんが、オーダータイプにすれば問題ありません。また、各メーカーからも多様なサイズ展開で発売されているのも特徴です。

設置場所の寸法に合うものを

カップボードを置く場所は、サイズの測り方にも注意が必要です。

キッチンの天井には「梁(はり)」があるものと、ないものがあります。梁とは、天上の下にある出っ張りのことを指します。

梁の有無で、配置できるカップボードの種類が変わってくるため、セミオーダータイプの場合には特に気を付けたいポイントです。

必ず寸法が必要な場所は「床から梁までの高さ」と「梁のみの長さ、奥行き」です。計測に不安がある場合は、メーカーの担当者に相談してみてもよいでしょう。

据え置きタイプと造り付けどちらがよい?

カップボードは「据え置きタイプ」か「造り付けタイプ」かによって、同じ機能を持っていたとしても見た目が大きく異なります。

据え置きタイプ、造り付けタイプそれぞれにどのような特徴があるのでしょうか。メリットとデメリットについて、具体的に紹介します。

据え置きタイプのメリットとデメリット

「据え置きタイプ」は、カップボードをホームセンターなどで購入し、そのまま設置できるタイプです。

据え置きタイプのメリットは、手間や時間をかけず設置できることです。据え置きタイプの場合、カップボードを転居時にも持ち運べるため、転勤や引っ越しの予定がある家庭にもおすすめですよ。

また、造り付けタイプに比べて安く購入することができます。ホームセンターはもちろん、インターネットでもカップボードは販売されています。

一方、据え置きタイプのデメリットは耐震補強が必要になることです。造り付けタイプのように天井と床にぴったり固定されていないことから、地震の時にカップボードが倒れる恐れがあります。

耐震対策には一般的に突っ張り棒を使用することが多いですが、見栄えが気になる人は造り付けタイプを検討してみましょう。

造り付けタイプのメリットとデメリット

「造り付けタイプ」は、壁や天井にぴったりと沿わせたカップボードになります。据え置きタイプと異なり、設置にあたっては工事が必要です。

メリットは、見た目の美しさです。天井、床、壁に固定させて設置するため、カップボードとの間に隙間が生まれません。また、地震のときに倒れるリスクも下げることができます。

一方デメリットは、据え置きタイプに比べると価格が高くなりやすいことが挙げられます。カップボード本体はもちろんのこと、設置工事費も必要となることからお金がかかりやすい傾向にあります。

また、引っ越しの際には、造り付けカップボードは取り外しができません。固定されてしまっていることから取り外すことができないため、転勤や転居予定の人は注意しましょう。

おすすめのメーカーはどこ?

カップボードは、各メーカーからたくさんのモデルが発売されています。メーカーごとにどのような特徴があるかを紹介します。

使い勝手のよさなら〔LIXIL〕

住宅大手企業の〔LIXIL〕は、さまざまなデザインのカップボードを販売しています。

カップボードに求めたい機能の多くが導入されているだけではなく、それぞれの機能が「使いやすい」ことも大きなポイントといえるでしょう。

デザインはもちろん、サイズや価格帯などの幅広いニーズに合わせたカップボードがあり、ショールームなどで簡単に試すことができます。

家電との相性なら〔Panasonic〕

〔Panasonic〕といえば、家電を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

家電だけではなく、住宅インテリアも販売されています。そのため〔Panasonic〕のカップボードは家電との相性が非常に高いといえるでしょう。

たとえば、〔Panasonic〕のカップボードには、ダストボックスや家電収納が取り付けられているものも! 家電に詳しい〔Panasonic〕がカップボードを作ることからサイズや一体感など、相性がぴったりなのです。

おしゃれさで選ぶなら〔イケア〕

DIYに強い〔イケア〕からも、カップボードが発売されています。その他メーカーと比べると、据え置きタイプと造り付けタイプともに、手頃な価格のカップボードが多く販売されています。

手頃な価格ではありますが、機能面はさることながら特筆すべきは「外観のおしゃれさ」です。

〔イケア〕らしい、外国の家庭のような雰囲気に仕上がりますよ。

価格で選ぶなら〔ニトリ〕も

〔ニトリ〕のカップボードは、良心的な価格で豊富にデザインがそろえられています。

据え置きタイプはさまざまなサイズが展開されており、もちろん造り付けタイプの展開もあります。価格帯もさまざまなので、予算感に合った物が選べるでしょう。

家具を〔ニトリ〕でそろえているなら、カップボードも〔ニトリ〕にすることで統一感が出るでしょう。

吟味したカップボードですっきりキッチンを

「食器棚」を指す「カップボード」は、新築や建て替え時に設置していなかったとしても後付けできる便利な家具です。

メーカー各社によってさまざま特徴があり、幅広いニーズに対応しています。気になるカップボードは、メーカーのショールームなどで見ることができますよ!

どれを選ぶかによって仕上がりが大きく異なります。自分にピッタリの品を探してみましょう!

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