【30～170cm】おしゃれなビーズクッションおすすめ20選｜人気メーカーの座り心地レビュー付き

ビーズクッションを選ぶときのポイント

形もサイズも種類豊富な「ビーズクッション」を選ぶときに大切なのは、「どのように使うか」「どこに置くか」を具体的に想像することです。

選び方をチェックする前に、下記の表を参考に「理想のビーズクッション」をイメージしてみましょう。

編集部メンバーMは、チェックポイントに沿って「部屋は狭いけど寝転がれる長さが欲しい」「洗濯もビーズ補充もできるやつ」という理想をイメージ。「これだ！」と思えるビーズクッション探しを行いました。

ビーズクッションの選び方と共に、編集部メンバーMが実際どのようにビーズクッションを決めたのかも紹介します。

チェックポイント1：大きさ

ビーズクッションの大きさは「どのように使いたいか」と「身長とのバランス」、「部屋の広さ」で決めましょう。

枕やスツールとしての使用目的ならば30～50cmぐらいの小さめサイズが、ソファ代わりとして使いたい場合は60cm以上の大型ビーズクッションがおすすめです。

また小さな子どもや猫・犬用なのか、大人が使うのかでは適した大きさが変わります。クッションの大きさと、身長のバランスも考慮すると理想にまた一歩近づくでしょう。

ただし狭い部屋に大きすぎるビーズクッションはどうしても邪魔になってしまうので、「実際に置けるのか」という視点も忘れないようにしてください。

チェックポイント2：形状

ビーズクッションの形状は四角や丸形、三角形にロングととても豊富。形は「どんな体勢で座りたいか」でチョイスしましょう。

四角・丸型はフロアクッション代わりに

四角や丸形タイプは、フロアクッションや椅子のように「腰掛けられる」ビーズクッションを探している方におすすめです。デザイン性が高い商品も多く、空間を彩るインテリア雑貨としても楽しめます。

ひと口で四角・丸形といっても、座布団のような薄型の商品から球体に近い形のものまで形状はさまざま。ローテーブルやこたつと合わせやすい商品と、体をぐだっと預けられそうな高さがあるタイプでは座り心地が変わります。

「どこで使うか」「どのぐらい深く腰掛けたいか」を定めて、「理想の高さ」はどのぐらいか思い描いてみましょう。

三角・しずく型はソファのように使える

背もたれのあるソファや、座椅子のように「寄りかかれる」ビーズクッションが理想の方には三角型やしずく型タイプがおすすめ。高さがあるため寄りかかりやすく、リラックスタイムにぴったりです。

また四角や丸形に比べ、コンパクトな点も魅力。細長いタイプを選べば、ごろごろしたいときは横にして使用し、使わないときは立てかけて置いておく、といった使い方もできます。

長さによってどのぐらい体を預けられるかが変わるため、一番長いところが「理想の長さ」なのか確認しましょう。腰から首ぐらいまでの長さなのか、頭まで届くのかでは座り心地が変わりますよ。

長方形はのんびりタイムにぴったり

長方形タイプは、ごろんと横になったりソファのように使ったり、「いろいろな座り方」ができるビーズクッションを探している方におすすめです。

布団のように寝転がって使えるため、家事の合間の休憩タイムや仕事終わりなど、ゆっくりしたいときにぴったり。また体全体を預けられるロングサイズは、2人用の椅子代わりとしても活躍します。

長方形タイプは特大サイズのものが多いため、「設置したい空間に置けるのか」事前のシミュレーションを怠らないようにしましょう。

チェックポイント3：カバー

ビーズクッションは大きさと形だけでなく、カバーにもこだわりましょう。カバーの作りや素材によってお手入れ方法だけでなく、座り心地も変わります。

洗えるかチェック

ビーズクッションは使うにつれ汚れが付着してしまうため、「カバーが洗えるのか」という点も大切なチェックポイントです。

カバーが取り外せるビーズクッションは、「カバーの水洗いが可能」な商品がほとんど。ペットと一緒に暮らしている方や、長く清潔に使いたい方におすすめです。洗濯機で洗えるタイプを選ぶと、よりらくにカバーの汚れを落とせるでしょう。

カバーの取り外しができない商品は、水拭き可能な商品や、中性洗剤をしみ込ませた布でお手入れできるタイプがイチオシです。汚れが付着したらささっと拭き取るだけなので、手軽にキレイをキープできますよ。

素材の伸縮性や肌触りをチェック

ビーズクッションは、カバーの素材によって座り心地や肌触りが大きく変わります。好みに合わせて「硬め」か「やわらかめ」を選びましょう。

綿100％のコットンスツールや、フェイクレザー製の商品は伸縮性があまりないため、座り心地も肌触りもしっかりめ。また生地がさほど伸びないので、へたりにくいという特徴もあります。

ポリエステルやポリウレタンで作られている生地は伸縮するため、体にほどよくフィット。やわらかさと、季節を問わず使えるサラサラとした肌触りが魅力です。

チェックポイント4：ビーズ

ビーズクッションは長期間使っているとへたってきてしまうので、あとからビーズやクッションを追加できるタイプがおすすめです。

また、ビーズのサイズによっても座り心地やへたりやすさが変わってくるため、購入前に「中身を補充できるのか」というポイントと合わせて「ビーズの大きさ」も確認しましょう。

補充方法をチェック

クッションのへたりを解消する方法は2つ。「ビーズを補充する方法」と「ビーズの入ったクッションを追加する方法」です。

●ビーズをそのまま入れるタイプ

ビーズ補充ができる商品は、本体に「ビーズの注ぎ口」が作られています。へたってきたら口をあけて、『ヨギボー』や『ハナロロ』などが販売している補充用のビーズを追加しましょう。

またビーズを自由に出し入れできるため、中身を減らして座り心地をやわらかくすることも可能です。

●ビーズの入ったクッションを追加するタイプ

ビーズ補充ができない商品でも、カバーの取り外しができるビーズクッションであれば補充用のクッションでふわふわ感を取り戻せます。

メーカーが異なる場合でも形やサイズが合えば使えるので、ビーズ補充ができない『無印良品』のビーズクッションの購入を検討している方にもおすすめの方法です。

気になっているビーズクッションに合う補充用クッションが販売されているのか、あらかじめメーカー公式の通販サイトや楽天で確認しておくとよいでしょう。

ビーズのサイズをチェック

ビーズクッションに入っているビーズのサイズは、0.5mmの極小タイプから、8mm前後の大きめタイプまでさまざま。メーカーがこだわってチョイスした大きさのビーズが使われています。

もちもちとした座り心地が理想の方には、1mm以下の極小ビーズを使った商品がおすすめ。少々お高めなのがネックですが、へたりにくく、体を包み込んでくれるようなやわらかさが魅力です。

ソファや椅子のように座って使うことが多い方には、1mm以上のビーズを使用したタイプがぴったり。極小サイズに比べ硬めで、沈み込みすぎない座り心地です。

チェックポイント5：ブランド

ビーズクッションは、メーカーやブランドで決めるというのもひとつの手。

『無印良品』や『ヨギボー』『ニトリ』など、実店舗があるメーカーは実際に座って試すことができるので、「理想の座り心地」かどうかが分かります。

また『ハナロロ』『MOGU（モグ）』『セルタン』といった、通販で長年ビーズクッションを販売しているメーカーは口コミが多いので比較がしやすく、座り心地の想像もしやすいですよ。

【サイズ別】おしゃれなビーズクッションおすすめ20選

ここからはLIMIAおすすめのビーズクッションを20点紹介します。リラックスタイムに使いたくなるだけじゃない、インテリア性抜群のおしゃれな商品を厳選しました！

コンパクトな30～50cm、ワンルームにおすすめの60～85cm、大きな95～170cmとサイズ別にお届けします。

【30～50cm】シーンを選ばない小さめサイズ

小さめのビーズクッションはフロアクッションやスツールとして活躍します。コンパクトなので、お部屋の広さを問わず取り入れられますよ。

【60～85cm】ソファとしても使えるワンルームサイズ

60cmから85cm前後のビーズクッションは、一人暮らしのお部屋や自室のソファ代わりとしておすすめです。スクエアタイプからチェア型まで、さまざまな形状の商品をピックアップしました。

【95～170cm】ゆったりくつろげる大きいサイズ

90cmを超える大きめサイズのビーズクッションは、ぐだっと体全体を預けてリラックスしたい方にぴったり。2人で使える商品を探している方にもおすすめしたいアイテムを紹介します。

おすすめビーズクッションの比較一覧表

【レビュー付き】ビーズクッションで人気のメーカー5選

ここからは、『ヨギボー』『無印良品』『ハナロロ』『ニトリ』が販売しているビーズクッションの口コミを紹介します。実際に座った感想や、愛用しているスタッフの声をまとめました。SNSで人気の『PUUF』も必見です。

人をダメにするソファとして人気の『ヨギボー』

もちもちの座り心地と、なめらかな肌触りが特徴的な『ヨギボー』のビーズクッション。どの角度から座っても体にフィットする、『ヨギボー』ならではの技術やこだわりがたっぷりつまっています。

旦那さんの希望で『Yogibo Max（ヨギボーマックス）』を購入したという、編集部メンバーMに使用感を聞きました！

【Q1：ビーズクッション選びで重視したポイントは？】
・寝心地と、横になれる大きさ
・デザイン

【Q2：『ヨギボー』のビーズクッションのいいところは？】
・座り心地＆寝心地がよくて、コスパがいい
・使わないときは立てかけておけるので、意外とコンパクト
・床暖を付けて『ヨギボー』の上で寝ると暖かさが伝わってきて気持ちいい！

【Q3：使ってみたら残念に感じたところはある？】
・結構汚れる
・ビーズがへたってくる。けど、夫曰くビーズがへたってた方が気持ちいいとのことで、購入して1年くらいですがビーズ追加していません

座り心地もサイズ感も◎『無印良品』

『無印良品』の『体にフィットするソファ』は、やみつきになる座り心地と使いやすいサイズ感が魅力。カバーも数種類からチョイスできるので、インテリアに合わせたコーディネートが叶います。

そんな『無印良品』のビーズクッションを愛用している編集部メンバーUに使用感を聞きました！

【Q1：ビーズクッション選びで重視したポイントは？】
・部屋に置くのに大きすぎないか
・座り心地
・カバーの触り心地

【Q2：「無印良品」のビーズクッションのいいところは？】
・硬すぎず柔らかすぎずでちょうどいい
・毎日座って3か月くらい経つけど、あまり潰れてない
・大きすぎず、小さすぎずなところもいい
・使われている布が2種類あるので、気分によって座る部分を変えられる

【Q3：使ってみたら残念に感じたところはある？】
・ちゃんと寝そべれない
・ずっとソファの上にいると腰やお尻が痛くなる

好みに合わせて形と色をチョイスできる『ハナロロ』

日本のクッションメーカー『ハナロロ』のビーズクッションは、丸形の『オニオン』に三角形の『ポトラ』、ロングタイプの『カタチのないソファ』と種類豊富。またサイズやカバーのバリエーションにも富んでいます。

今回は、編集部メンバーMが購入した『ポトラ 100リットル』の使用感をまとめました！

【Q1：ビーズクッション選びで重視したポイントは？】
・ごろごろもできて、置き場所にも困らないこと
・カバーが取り外し＆洗濯可能
・ビーズの補充ができるやつ

【Q2：『ハナロロ』のビーズクッションのいいところは？】
・『ヨギボー』に比べると硬めなので、沈みすぎない
・数時間、体勢を変えつつゴロゴロしてても疲れない
・寝転がれるし、座椅子としても使える

【Q3：使ってみたら残念に感じたところはある？】
・生地があまり伸びないので、なじむのに少し時間がかかった

手ごろな価格でカバーの種類も豊富『ニトリ』

手ごろな価格帯が魅力の『ニトリ』のビーズクッション。手に取りやすいお値段ながら、伸縮性の異なる2種類の布を使っていたり、カバーの取り外しができたりと使い勝手抜群です。

ビーズクッションの購入を検討中の編集部メンバーFが『ニトリ』の店頭で座り心地をお試し！　レポートをまとめました。

【Q1：ビーズクッション選びで重視したいポイントは？】
・ソファを置くスペースはないので、代わりになるもの
・大きすぎないこと
・カバーの取り外しができる

【Q2：『ニトリ』のビーズクッションのいいなと感じたところは？】
・座る面によって座り心地が変わる
・ビーズが補充できるので長く使えそう

【Q3：実際に見に行ってみて、残念に感じたところはある？】
・接触冷感カバーなど機能性はあるけど、デザインが単調なのが少し残念

写真映えもするおしゃれな『MUJI meets IDEE』

おしゃれなビーズクッションを探している方には、SNSでも人気の『MUJI meets IDEE』の『PUUF』もおすすめです。

大きさは直径42cmの『MINI PUUF（ミニ プーフ）』と、直径70cmの『PUUF（プーフ）』の2種類。コットン100％の肌触りのよいカバーと、丸みのあるフォルムがお部屋をおしゃれに彩ります。

またカバーは定番カラーの他に、『MELANGE（メランジュ）』シリーズや、限定の『mikmax（ミクマックス）』コラボのものと、色合いもテイストもさまざま。写真映えするハイセンスな空間作りに役立つでしょう。

【豆知識】へたりにくくする使い方や洗濯方法

ここからは「へたりにくくする使い方」や、「洗い方」に「捨て方」と、知っておきたいビーズクッションの豆知識を紹介します。

体勢を変えて「へたり」と「腰への負担」を軽減

ビーズクッションは使っているうちにボリュームダウンし、どうしてもへたってきてしまうもの。またお尻が膝より下になってしまう体勢になるため、腰への負担が大きいといわれています。

「へたり」と「腰への負担」はビーズクッションを使う際につきものですが、頻繁に体勢を変えることで予防可能です。

ビーズクッションがすぐにへたってしまったり、腰がだるいと感じるのは長時間同じ場所に同じ体勢で座っているから。座る面を変えたり、座り方を変えたりすることを意識しましょう。

ただし、100%回避するのは難しいです。弾力性がなくなってきたらビーズの補充を行ったり、1日の使用時間を決めるといいですよ。

▼ビーズの補充方法のコツはこちらでチェック

キレイにしたいときは「手洗い」がマスト

ビーズがたっぷりつまった「本体部分」をキレイにしたいときは、手洗いがマストです。

ビーズクッションのほとんどは、洗濯機やコインランドリーでは洗濯できません。カバーが破け、中に入っているビーズが散乱すると機械が故障するおそれがあるため、手洗い以外は避けた方がよいでしょう。

カバーが取り外せて洗えるタイプは、本体は水濡れNGの商品も多いため注意してください。「手洗いマーク」や「洗濯マーク」が付いていないものは、日陰で風を通す程度にしておきましょう。

▼ビーズクッションの洗い方はこちらでチェック

気になるビーズクッションの捨て方

ビーズクッションは、カバーや中身のビーズなど異なる素材が組み合わさってできています。それぞれをバラバラにして、各自治体のルールに沿って「燃えるゴミ」や「資源ゴミ」「プラスチックゴミ」などに分別して捨てることは可能です。

ただ、分別する作業は思いのほか大変なもの。さらにサイズが大きければ大きいほど大変なため、可能であれば「時間をお金で買う」方法がイチオシです。お金はかかってしまいますが、自治体のルールを確認し、「粗大ゴミ」として捨てる方法も検討してみましょう。

またビーズはとても細かく、お部屋に飛び散ってしまうと処理にとても手間がかかります。赤ちゃんやペットが口にしてしまうおそれもあるため、ビーズクッションを「分ける」作業は大人だけがいる空間で行いましょう。

リラックスタイムを充実させたい方は「抱き枕」も要チェック

リラックスタイムを充実させたい方には「抱き枕」もおすすめです。夜寝るときはもちろん、お昼寝タイムに抱き枕があるとリラックスして体を休められますよ。

ビーズクッションと合わせて抱き枕もゲットして、おうち時間をより快適に過ごしましょう。

▼抱き枕の人気ランキングはこちらでチェック

※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2020年7月）に基づいたものです。
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