DIYでもできる?壁紙(クロス)のはがし方

古くなった壁紙をリフォームしたい!古いクロスのはがし方. 古いクロスを剥がした!とお考えの方も多いことと思います。しかし、自分でDIYをしたいと思ってもいくつか手順を踏まなくてはなりません。そこで、ここでは古くなった壁紙のはがし方のポイントについてご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 227441
  • 124
  • 1
  • いいね
  • クリップ

部屋の大部分を占める壁。その壁の表面を飾る壁紙は、部屋の印象を大きく左右する重要なパーツです。しかし、入居時は美しかった壁紙も、居住をはじめて数年もたつと、太陽光による日焼けや、手垢によるくすみが目立ちはじめてしまいます。そんなときは、思い切って壁紙を張り替えて、部屋の印象を変えてみてはいかがでしょうか?

ここでは、古くなった壁紙のはがし方についてご説明いたします。

壁紙(クロス)をはがす前に下準備をしよう!必要な3つのステップ

思い立ったらすぐに壁紙をはがす、とはいきません。スムーズに壁紙をはがすには、以下の3つのステップが必要になります。

【ステップ1】部屋を綺麗にする

壁紙をはがす前に、まずは部屋を綺麗にしましょう。部屋の掃除をすると言うより、壁紙をはがすときに邪魔になる家具を移動する作業となります。タンスやテーブルなど重い家具を動かすときは、床に傷がつかないよう注意しましょう。

【ステップ2】床にブルーシートなどの保護シートを敷き詰める

壁紙をはがす作業は、思ったより多くのゴミが出ます。壁紙が古くなっていたり、接着剤が強力すぎたりする場合などは、注意していても壁紙がぼろぼろと床にこぼれてしまうこともあります。

床にブルーシートなどの保護シートを敷き詰めておくと、最後の後片づけが楽になります。また、はがした壁紙をそのまま床に落とせるので、作業が捗るメリットもあります。

【ステップ3】コンセントやインターフォンなどの取り外しについて

よくある質問に、「壁に付属したコンセントやインターフォンはどうするの?」と言う内容があります。答えは、「表面のカバーだけを外す」です。

カバーはネジで固定されているので、ドライバーで外します。外したカバーは最後に取りつける際に困らないよう、分かる場所に保管しておきましょう。ただし、エアコンや火災報知器など精密機械については、下手に触ると故障の原因にもなりかねないので、取り外さないのが無難です。

準備完了!壁紙(クロス)をはがそう!!

下準備が完了したら、いよいよ壁紙をはがしていきましょう。ここでは、壁紙をはがす上で押さえておきたいポイントをご説明いたします。

【ポイント1】使う道具について

壁紙はがし専用の道具もありますが、カッターナイフ1本でも作業することは可能です。カッターナイフの刃は折れやすく、また刃こぼれも激しいので予備の刃を幾つか用意しておくと良いです。

【ポイント2】基本的な壁紙のはがし方

壁紙の継ぎ目を探し、その隙間にカッターナイフの刃を入れて、少しずつ捲っていくのが一般的な方法です。継ぎ目が見つからないときは、適当な場所をカッターナイフで横切りにして切片を作ります。

ある程度壁紙が捲れたら、指でつまんではがしていきます。一度に広い面積の壁紙をはがせるよう両手を使い、かつ壁紙をちぎってしまわないよう気を付けながら、ゆっくりはがしていくとスムーズに進みます。

【ポイント3】薄紙の処理について

壁紙をはがしていくと、ぺらぺらとした薄い紙を目にすることがあります。この薄い紙をどう対処したら良いか分からない、と言う方は多く見られます。

基本的には、無理にはがす必要はありません。ただし、下地から浮いている部分だけははがしておきましょう。浮いている部分は、壁紙を張り直したときに不都合になることが多いためです。

【ポイント4】作業時間について

作業時間は一概には言えません。壁紙の状態によって、作業時間が大きく変わってくるためです。

壁紙の状態が良ければ、8帖を超える広い部屋でも、1時間足らずではがし終わります。しかし、壁紙が古かったり、壁に強く粘着していたりすると、たとえ狭い部屋であっても、1日で終わらないこともあります。

【ポイント5】後片づけについて

はがしたクロスはゴミ袋にまとめ、廃棄します。ただし、壁紙は一般ゴミではなく、産業廃棄物扱いなので注意が必要です。基本的には産業廃棄物処理業者に、有料で引き取ってもらう形になります。

はがして終わりではない?壁紙(クロス)を張り替える前の準備

下地がむき出しのままでは恰好がつきません。新しい壁紙に張り替える必要があるので、そのための準備として、下地を整備しましょう。

下地は壁紙をはがす際に傷つけやすく、また残った薄紙とはがした薄紙の間にわずかな段差を作ってしまうことが多いです。段差はパテを使って埋めていくことになります。補修に使うパテは仕上げ用と下地用の2種類がありますが、わずかな段差では目の細かい下地用のパテを使います。

パテに関しては、パテ用粉末に硬化剤と水を混ぜて練り、乾いて固まる前に素早く、そして下地が平らになるよう均等に下地に塗りこんでいきます。パテが固まったら、サンドペーパーで磨いて完成です。

おわりに

壁紙をはがすこと自体は、それほど難しくないことがお分かりいただけたことでしょう。しかし、壁を張り替えることにまで視野を広げると、さまざまな工程が加わり難度は跳ね上がり、DIYで対応するのはかなり難しいです。また、専用の道具が必要になってくるので、費用もかさんできます。

不安を感じている方は、壁紙の張り替えとともに一括見積もりを利用してみると良いでしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

関連記事

  • 227441
  • 124
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

暮らしに関するお役立ち情報お届けします。節約や子育て術、家事全般、お掃除や収納の詳しいテクニック、ペットとの快適な暮らしのヒントなど、生活に役立つ情報を見つけて…

LIMIA 暮らしのお役立ち情報部さんの他のアイデア

ハウスクリーニングのデイリーランキング

おすすめのアイデア