換気扇・レンジフードをリフォームする際の種類や選び方は?

換気扇・レンジフードのリフォームをする際に、換気ファン、換気フードどちらも種類が色々あるので、どれを選ぶか悩んでしまう方が多いと思います。そこで今回は、換気扇・レンジフードの種類による違いや特徴、リフォームする際のポイントについてご紹介します。

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「換気扇の排気量が弱い…」
「換気扇の掃除がしにくい…」
「換気扇をおしゃれにしたい…」

換気扇・レンジフード選びはデザインも大切ですが、掃除のしやすさや、排気量も大きなポイントです。

換気ファンは3種類

換気ファンには3種類あります。

1. プロペラファン
2. シロッコファン
3. ターボファン

それぞれの特徴をみていきましょう。

1. プロペラファン

排気管を通さずに、直接外に排気する「直接排気式」のファンです。換気量も多く、掃除もしやすいのですが、騒音が大きく、外に面した場所でないと設置できないというデメリットもあります。1戸建て住宅に多く使われるファンです。

2. シロッコファン

天井裏や壁などに通された排気ダクトを通して、調理中に出た煙や湯気を換気する、「ダクト排気式」のファンです。幅の狭い羽根が数十枚ついている形で、ダクトを通して排気するため、キッチンの場所を問わず設置できます。騒音もプロペラファンに比べると少なめですが、風量はやや小さめです。

キッチンの場所の移動を伴うリフォームの場合、排気ダクトの移動工事も同時に行う必要があるため、費用が高くなりやすいです。マンションや一戸建てによく用いられているタイプです。

3. ターボファン

プロペラファンとシロッコファンの中間の特徴を持つファンです。排気方法はシロッコファンと同じく、天井裏や壁などに通された排気ダクトを通して、調理中に出た煙や湯気を換気する、「ダクト排気式」のファンです。風量が多く排気効率は良いのですが、騒音は大きめです。

こちらも、キッチンの場所の移動を伴うリフォームの場合、排気ダクトの移動工事も同時に行う必要があるため、費用が高くなってしまうデメリットが発生します。マンションや一戸建てによく用いられているタイプです。

換気フードの種類

換気フードには3種類あります。

1. ブーツ型
2. フラット型
3. スリム型

それぞれの特徴をみていきましょう。

1. ブーツ型

ブーツ型の換気フードは、最も一般的に普及している換気フードです。ブーツのような形をしているため、ブーツ型と呼ばれます。キッチンの形を問わず取り付けることが可能です。

2. フラット型

浅型・平型の換気フードとも呼ばれます。換気フードを占める、縦の幅が狭いため、天井が低い場合でも設置可能です。常に上を向いて掃除をする必要があるため、掃除をしにくいのがデメリットです。主にシロッコファン・ターボファンの場合に使われます。

3. スリム型

奥行きが薄いタイプのレンジフードです。凹凸がほとんど存在しないため、油汚れが付きにくく、掃除がしやすいことがメリットです。主にシロッコファンの場合に使われます。

工事上の注意点

「キッチン全体の場所を変える場合」と「キッチンの場所は変えずに換気扇の場所を変える場合」では、工事費用が大きく変動します。キッチン全体の場所移動を伴うリフォームの場合、排気ダクトの移動工事や、壁の改修工事も同時に行う必要があるためです。特に、排気ダクトの移動工事は、天井に穴を空けて行う大がかりな工事になるため、費用も高額になりがちです。

まとめ

いかがでしたか。キッチンの換気扇のリフォームは、レンジフードの種類によって、騒音の大きさ、掃除のしやすさなどの使い心地が変わります。また、キッチンの場所移動の有無によっても工事費用が大きく変わります。一括見積りを利用して、リフォーム費用で損をしないようにしましょう。

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